2007/03/31 - 2007/07/01
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captainさん
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アスワンのコリアンカフェの店長「ムンティくん」に見送られ、僕はルクソール行きの列車に乗り込んだ。列車が動き出し、ホームの彼に手を降る。彼は僕を自分の店に呼び、飲み物と水タバコを出して、食事も作ってくれたが、1ポンドも請求しなかったし、僕の支払いを断固として拒否した。1ポンドでも手に入れようとする多くの商売人に慣れていた僕は、エジプト人が解らなくなっていた。また僕はまとめようとしていた。「エジプト人はこうだ。」とまとめようとする自分に気付き、それを止めた。
色々な場所に色々な人々がいる。それで十分だ。
ルクソールの駅から、自分のホテルに連れて行こうとする客引きと口ゲンカ。
まくしたて、怒鳴りつける。重い荷物を背負い、余計な距離を歩かされた末にこの口論。でも気分は悪くない。確かにこの客引きには腹が立つ。確かに彼と怒鳴り合っている。でもどこかでそれを楽しむ余裕を感じていた。
ルクソールは、古代エジプト王朝の首都「テーベ」の現在の姿で、王家の谷や、数々の神殿に圧倒される日々だった。
だがここは観光に特化された街なのに、観光客と地元の人々の関係は最悪に思えた。文字通り「物見遊山」の来訪者が乗った馬車が、道幅の狭い生活道路を隊列を成して蹂躙する。迷惑そうな顔をした人々が睨みつける。物売りに圧倒される気の弱そうな観光客。自称「旅慣れた旅人」といった雰囲気の観光客は、そんな物売りを小バカにして楽しんでいる。日用品一つ買うにしても相当のカロリーを消費する。
「定価」は存在せず、ほぼ全ての値段が変動相場制だ。その変動率はカイロ、アスワンの比では無かった。でもなぜか居心地は悪くない。そんな街だ。
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