リベンジ水上マーケット/カントー

2007/05/01 - 2007/05/06

２年前に行った、ベトナムメコンデルタの街カントー。
思ったような写真が撮れなかったので、再び訪れることにした。

しかし・・・。

エリア カントー(ベトナム)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: JAL

べトナムでは５月１日までが連休。その混雑を避けるために５月１日の夕方、ベトナムに向けて出発した。

路線バスは終わっているため、交渉も及ばず、ぼられながらもタクシーで市内まで移動(７ドル)。０時近いため、宿を捜し歩くのも面倒と、１５ドルの宿を１０ドルまで値切り床につくことにした。

撮影が目的の旅。それ故たとえ寝るのが遅くても太陽が昇れば撮影に出かけなければならない。
いつも、早朝から通勤・通学時間頃まで街中の撮影をした後朝食となる。

すぐに宿をチェックアウト。路線バスで郊外の長距離バスターミナルまで行き、そこでカントー行きのバスに乗り換える。

聞きながら切符を買い、乗ったバスは１時間経っても出発しようとしない。席が埋まった時点でやっと出発。時間がもったいない(44000ドン)。帰りはミニバンにしようと思った。

２時間ほど走りドライブインで休憩。外観はきれいだがエアコンが無い。窓から入る風は、生暖かい風と埃だが、蒸し風呂状態の車内よりはまし。

メコン川をフェリーで渡り、約４時間でカントーに到着。バイタクに連れて行ってもらった安宿は、エアコン・ホットシャワー付きで８ドル。

夕暮れのカントー川。

かすかな夕日の中を、幼い兄弟が対岸の村から川を
渡ってきた。

ポジフィルムで撮影

翌日、ボートを一隻チャーター（35＄）し、早朝から今回の目的である水上マーケットに向かった。

カイランの水上マーケットに到着すると、船頭さんが朝食にと麺をおごってくれた。汁無しの麺でちょっと辛く旨かった。

早朝の水上マーケット

売り物の品が分かるように、竹竿に商品が括り付けてある。

ポジフィルムで撮影

大きな船の間を巧みな漕ぎ方で進んでいく手漕ぎボート。

ほとんどの船頭は女性であった。

ポジフィルムで撮影

フォンディエンの水上マーケット

カイランに比べると規模は小さいが田舎の市場のようで雰囲気がいい。
パイナップル売りの大きな船に乗せてもらい、上から眺めてみた。

ポジフィルムで撮影

カントー川の支流をクルージング中。

小さな橋の上から父親が子どもに話しかけながら、こちらを見ていた。「ほ〜らお船だよ！」

それにしても青空が綺麗だ。

ポジフィルムで撮影

夜は暇なのでネットでもやろうと行ってみると、地元の子ども達で一杯。ネットの対戦ゲームに夢中。しばし待つ。

気になっていた川の対岸の村に渡し船で行ってみた。

カントーで朝食を食べてから夕方ホーチミンに着くまで食事が取れず、宿に入ってからやっとありつけた。しかしこれが妙に油っぽく、このあと腹をこわすことになる。

結局この日は一日ホテルで休んでいた。夜になってようやく腹の調子も落ちついてきた。こんなときアジアの簡易ウォッシュレットはありがたい。

日本に帰る便。この日はゴールデンウィーク最終日なのだが、ご覧のように席はガラガラ。３席占領でぐっすり休むことが出来た。・・・その後この便は運休となってしまった。