2007/05/20 - 2007/05/20
91位(同エリア204件中)
アリヤンさん
大理古城の中は、観光用に改装されたテーマ・パークのようだ。
難しい話だが、本物の古い街並みが見たい。
本物のペー族の暮らしが見たい。
今日は晴天。
あらかじめチェックしておいた、西城楼近くのローカル・バス停から喜州鎮に向かった。
現地ネット環境劣悪のため緊急避難ページあり。
http://www.geocities.jp/ariyan9907/2007-1yunnan_012.html
(フリーサイズ写真で見やすくなっています)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
大理古城の西城楼から少し北寄りに、ローカルバス停がある。
喜州鎮に行くには、ここの「胡蝶泉」行きバスに乗って30分、一人4元。 -
駐車場で同じように客待ちしていた、胡蝶泉行きバスが先に出発した。
ワレワレのバスは、客が一杯にならないと出発しない。
ワレワレは、先に出たバスより早く乗っていたのに、、、
アッチが先に客が一杯になったので、先に出発したのだ。
他の乗客も、同じクヤシイ気持ちで、中国人のオバちゃんが運転手に「な~んやッ!私らの方が早う来たのに、あっちが早う出た!運転手の兄ちゃん、何しとるんヤ!」
運転手、怒った。
怒りまくって、無茶苦茶飛ばした。
ガンガン飛ばした。
ウチのパートナーはビビッて、悲鳴を上げていた。
狭い並木道の一本道、穴ボコだらけでバウンド激しい、クラクション鳴らしぱなし、ドンドン他を追い抜き、とうとう先に出発したバスまで追い抜いた。
運ちゃん、それでも手を抜かず、一気に喜州鎮までぶっ飛んだ。
イヤーッ!恐ろしかった。
でも、文句を言ったオバちゃんも、その子供も全く平気。
周りとペチャクチャおしゃべりをしていたし、子供はお菓子なんぞをかじって笑っていた。
恐るべし、中国人。 -
外は田植えがすんだばかりの水田が地平線いっぱいに広がっている。
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バスの窓から撮った田園風景だけど、怒りの運ちゃんの飛ばすバスは、バウンドが激しく、写真も踊っている。
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広大な野菜畑もある。
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恐怖の30分で、喜州鎮に到着。
喜州(Xijou)はドコ?
とお百姓さんに聞けばあっち、と言われた。
かなり遠そうだ。
喜州の村まで、結局田園の真ん中の1本道をゆっくり歩いて約30分。
途中、馬車がやって来た。
すずの音が懐かしい。
♪シャンシャンシャンシャン♪
ついつい美空ひばりの「りんご追分」が口をついて出てきた。 -
イチオシ
近くに来たのでカメラを向けると、乗っていた娘さんが恥ずかしいのか?うつむいた。
それもまた良い!
これは観光用ではないのだ。
乗ってみたかったなあ! -
田んぼの中の1本道。
なんともノンビリした田園風景が、辺り一面に広がり、絵になりそう。
カメラを何台も持った、日本人らしきお兄ちゃんを発見。
ファインダーを覗いて、世紀の1枚を撮っているのだろう。
当方には全く気づかなかった。 -
気持ちのいい田園の中の一本道をブラブラと歩いて行った。
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村の入り口にあった自動車。
エンジンむき出しで、耕運機のエンジンを自動車に転用した?
このような「発動機型エンジンむき出し車」は、中国の田舎では良く見かける。
速く走れないトコがイイ。 -
イチオシ
村の中に入って行くと、古民家群が見えてきた。
その一角に入る手前に、市が立っていた。
ワレワレは市場大好き人間で、食べ物市場は特に好きです。
(かと言って、別に終戦直後に、食いっぱぐれた世代でもありません。念のタメ) -
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茶色いのは黒糖。
白いのは岩塩。 -
砲弾型黒糖。
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イチオシ
ペー族古民家群の始まり。
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オッ!
年よりは、普通の時でも、あの民族衣装を着て、過ごしているのだ。 -
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喜州鎮では、本物の古民家が残されており、人々が今も生活している。
大理古城は、最近大改造されて、古民家が新しいので、どこかテーマパークのような雰囲気があった。
ここはどうも、本物のようだ。 -
コレ、この地方で代表的な小型犬。
どこに行っても、このような犬がいる。
昔からこの型の犬か?
それとも最近流行っているのか?
良く分からない。 -
四方街。
ここにペー族の豪族の古民家、厳家大院があるが、トイレがしたかったので通り過ぎた。 -
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コレなんぞは、正に数百年前にも使われていた井戸だろう。
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公衆トイレ、有料5角。
トイレのことは「チーソ」(厠所)と覚えとけば便利。
(チーソは広東語だけど、ワタクシはこれで全中国を切り抜けている) -
壁の標語を見るたびに、「大学紛争、全共闘」はなやかかりし70年代を思い出す。
毛沢東の文化大革命時代で、日本中の大学構内で、このような簡体字のタテ看板がハバを利かせていた。
あの頃暴れていた連中は今、どうしているのかねえ? -
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四方街広場で屋台ランチ。
鍋焼きうどんと、ワンタンと、焼き飯を食した。
味は大理古城と同じく美味しい。
しめて7元(約24円)。
物価は大理古城より安い。
やはり田舎にくれば、一段と物価は下がるようだ。 -
イチオシ
ペー族のペーは白。
ペー族古民家の特徴は、白壁と、屋根の両端の鉾がピュンと反ってピョコンとカエっている。
この屋根の形は、後で気がついたが、麗江の納西族の古民家でも同じだった。 -
古民家に囲まれた空間。
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古民家。
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「厳家大院」に入ってみた。
入場料5元。
歩き方に10元と出ていたが、ガイドブックより安かったのは初めて。 -
前庭。
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壁に描かれた絵。
これらは最近描かれたもので、観光用と思われる。 -
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中庭。
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イチオシ
欄干付きの2階。
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今と違い、漢字は繁体字だ。
日本人と、台湾人と、シンガポール人と、香港人(広東人)が読める。
じっと見詰めていると、何となしにおぼろげながら意味が分かる。
漢字文化圏に生きている事に感謝。 -
中庭。
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漢詩。
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昔の日本の民家も、このような2階が付いていたなあ。
つい数十年前のことだ。 -
地面にはめ込まれた大理石タイル。
ところどころにこのようなレリーフが見られる。 -
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時を知らせる太鼓?
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大理石がふんだんに使われている。
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イチオシ
何故か知らないが、このような路地の風景が好きだ。
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中国国家重要文化財指定版。
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ペー族特有の染め物模様。
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三道茶、というものが飲める、という期待で、三道茶が実演されている、と言うヤカタにやって来た。
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イチオシ
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ここには中国人の団体客と、大型バスがドッサリ。
実演はなく、ただのお茶販売所と化していた。
京都の野だて、のようなイメージをしていたので、ちょっとがっかりした。 -
山積みとなっている「三道茶」。
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「青壮年の文盲を無くそう!」という標語だろう。
文化大革命の、負の遺産がカオを覗かせる。
(古い街なみの美観を損ねる、壁の標語!) -
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帰りのバス。
夫婦で走らせている。
回教徒だ。
むずかる子供をなだめる、車掌のお母さん。 -
帰りのバスは、かなり湖よりの広い国道を走り、大理古城からは大分離れた所で、降ろされた。
古城巡回バスに乗れば、早く帰れたのだが、初めての所だったので、歩いて帰った。 -
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くたくたになって、やっと帰宅。
宿のある、文華園公園内にあるガーデン・レストランで、「風花雪月」という風流な名前の大理ビールで、乾杯。
あっさりした、のど越しの良いビールだ。 -
このビールには、どうもコメも入っている。
道理で、日本人の口にも合う。 -
今日もこの文華園ではヒマな地元民が好き好きにくつろいでいた。
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