春のスウェーデンの旅２

2007/03/28 - 2007/03/28

ストックホルムに空路到着し、1日市内観光して、シリアラインで海路ヘルシンキに向け出発するまでを記録する。
写真はノーベル賞の授賞祝賀晩餐会が行われる市庁舎の庭園の少年少女像。

エリア ストックホルム(スウェーデン)

• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

スウェーデン中部のエステルスンド空港の機窓から見た針葉樹の森。朝日に照らせれ黄金に輝いていた。湿地は白く凍っている。

朝９時にストックホルム空港に到着する。現地ガイドの日本人ガイドが専用バスに乗り込み、そのまま市内観光へ。まず市庁舎の観光である。
写真はメーラレン湖畔から見た市庁舎の外観。

市庁舎内部の広間
毎年ノーベル賞の授賞祝賀晩餐会が行なわれる青の間。
テーブル、椅子などが撤去されているので、中々その雰囲気を感ずる事は出来ない。

市庁舎２階にある市議会場。

２階の黄金の間。
ノーベル祝賀晩餐会の際、舞踏会が華やかに行なわれる。内装には、金メッキ・モザイクガラスが１９００万個も使用されている。

ノーベル賞晩餐会に使われる食器類だけがガラスケース内に飾ってあった。

ノーベル祝賀晩餐会の壁面に飾られていたノーベルのレリーフ。

市庁舎のメーラレン湖畔に拡がる庭園にある少年、少女の裸体像。少年が少女を手招きしているように見受けられなまめかしい。
ギリシャ神話を描いたものだろうか。
ご存知の方の書き込みを待っています。

市庁舎の庭園には、春の草花が咲いていた。節分草とアズマイチゲ

車窓から見たノーベル賞の授与式が行われるコンサート・ホール。市の中心街にあり、前に花のマーケットが開いていた。

中心街から橋を渡って、旧市街ガムラ・スタンに入る。
フィエルガタンの展望台からの眺望。

フィエルガタンの展望台からの眺望。
手前の建物は元税関の建物。

フィエルガタンの展望台付近の民家。窓に鏡が取付けてある。
女性が窓を開けて、道路の状況を見るのがはしたないとされ、鏡を取付けて状況を見ていた由。

写真はナポレオン帽を被っている騎士の銅像。多分カール14世の銅像だろう。
スウェーデン王室は1818年にフランスから来たナポレオンの部下の将軍だったカール14世から始まる。先王に跡継ぎがなかったため、ヘッドハンティングしたと言う。そのカール14世は一生スウェーデン語を話さなかったことで名高い。現王妃シルビアはミュンヘン・オリンピックで26歳の国王に見初められた3歳年上である。大変人気が高い。現国王は末っ子だが、唯1人の王子だったので王位継承したが、現在は継承のルールを替え、現国王には2人の王女と1人の王子が居るが、年上のビクトリア王女が王位継承者である由。

王宮内の衛兵の交代式。毎日12時に行われる。
12時近くになると、門の中へ大勢の観光客が集まる。停止線から中に入れないが、至って物分りの良い守衛で野暮な事は言わない。外から軍楽隊勇ましい楽音が聞こえてくるが、軍楽隊は中々姿を現さない。心憎い演出だ。じれていると軍楽隊とともに、突然、20人余りの衛兵が姿を現す。衛兵自体は他国のように選抜された兵でなく、徴兵された若者である由。この国は徴兵制度がある数少ない国の一つだ。

出迎える交代する衛兵。服装の色が異なる。

旧市街の中心の大広場。この脇に元の証券取引場、今のノーベル賞博物館がある。

ノーベル賞博物館前の若者たち。
中は閑散としていた。この博物館は音と映像を歴代のノーベル賞受賞者の業績を紹介していた。
ノーベルさんの記念物を陳列した部屋は興味深かった。
なんと言っても、ここの目玉は館内の売店しか売っていないノーベル賞のメダルを模した金色のチョコレートである。貴重な自由時間に、わざわざ、20分もかけて歩き、高い入館料を払って、このチョコレートを買った物好きは私1人だった。因みにメダル一個が10クローネ
（200円）だった。

旧市街の狭い小路に土産物屋が軒を連ねていた。

ノーベル博物館にあったノーベルのデス・マスク。

王宮側面

王宮の湖面を挟んで反対側にあるストックホルムで1番由緒あるゲランド・ホテル。1874年創業で、ノーベル賞受賞者の宿として名高い。

その隣にある国立美術館正面。

王宮公園の昼休み。もう、ノースリーブ、ショートパンツの女性がいるのに驚く。

王宮公園の昼休み。多くの若者が座り込む。中には地べたにそのまま寝そべる若者も。日本のコンビニ前で座り込む若者より上手（ウワテ）である。