プロヴァンスの旅　　　アビニョン、エクス・アン・プロヴァンス,カシス

2001/08/04 - 2001/08/12

妻の同僚がアビニョンに子連れ留学中でした、これは是非行ってみようと言うことになりました、先に出発した妻とはアビニョンで待ち合わせしてアビニョンに2泊、エクス・アン・プロヴァンスに4泊しました。

アビニョンはちょうど夏の演劇祭が開催中で観光客も多くそれに伴い治安も悪く街を歩くのも注意が必要でしたし、泊まった２☆ホテル・ダニエリにはエアコンが無かったため寝付けませんでした。

プロヴァンスの夏はエアコンの付いたホテルで無いと大変なことになります。

エクスでは２☆ホテル・サンクリストフに泊まりましたが、隣がツーリストインフォメーションという好立地、エアコンもあり、快適でしたので最終日のマルセイユ空港泊まりをやめてここに4泊しました。


エクスはセザンヌ所縁のお洒落な街、田園調布的な感じがしました、住んでいる人達やここに来る観光客の口が肥えているからでしょうか？何を食べても美味しかったし人々がとても親切でした。

またカフェでお茶を飲んでいた20分くらいの間に2回も清掃車が来たのには驚きました、街がとにかく綺麗なんです。

エリア フランス

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 自転車 タクシー

8月4日
ついにソウル金浦空港がインチョン空港に新しく変身、ラウンジも快適。

成田もうかうかしてられないと思う。

なかなか洗練されています。
今回は大韓航空のビジネスを片道だけ購入しました、帰りは昨年オランダの旅行会社から買ったKLMのビジネスで名古屋経由帰国します。

4日夕方　ドゴール空港に着きました、空港近くのノボテルにチェックイン、目覚まし時計を忘れたので空港のショッピングモールに買いに行く。

腹は空かないのでバーで一杯飲んで寝ます。
日本時間はもう午前1時は過ぎている。

ホテル自室から空港を見ています。

ドゴール空港からアビニョンへTGVで。

いつも向かい合わせの席ばかりしか取れない。
TGVは新幹線より静か、揺れも少ないが、車両が新幹線よりはるかに重く線路の磨耗等メンテに問題があるらしい。

荷物置場が狭いのも良くない。

出発も到着もかなりの遅れ、やはりこれがフランス流か！

アビニョンTGV駅は野原の中、昔出来たばかりの岐阜羽島駅を思い出してしまいました。
回送中のタクシーを捕まえてホテルに向かう。

表通りは喧騒、1本裏道に入るとこのように静かで緑豊かな石畳の道でした。

ホテル・ダニエリで奥さんと合流、早速街を散歩。

アビニョンのメインストリートは観光客で混雑しています。

ここでランチを食べることに。

奥さんは魚、私は肉とワイン。

奥さんの友人と別れてママチャリで散策。

ローヌ川にかかるサン・べネゼ橋、このローヌ川　　スイスアルプスが源流です。

街中を観光客を乗せて走るプティ・トラン、1時間500円くらいでした。

自転車を借りて散策。

夜はローヌ川のディナークルーズに申し込みました。
20:45〜22:30　＠140Frs（3000円弱）
ここでも前菜は美味しいメロンでした。

法王庁

翌日早起きしてローヌ川を散歩です。

ノートルダム教会

アビニョンとタラスコン、20Kmはあるようです、でもフランスのトラックの運転手は優しかった、国道を走るママチャリを追い越したり、クラクションを鳴らすようなことはありませんでした。

対向車はクラクションを鳴らして親指を立てて応援してくれたり良い経験をしました。

今日は無謀にもママチャリで一駅離れたタラスコンに行ってみました、結構大変でした。

タイムスリップしたようなタラスコンの街並み

ローヌ川を見ながら休憩

駅前のレストランでサラダとワインのランチ。

ママチャリを電車に乗せてアビニョンに帰ります。
自転車を乗せるのに費用はかかりませんでした。

MTBならいいですが、ママチャリの車内持込は恥ずかしかったです。

7日エクスアン・プロヴァンスに向かいます、車窓に地中海が見えてきました。

マルセイユで電車を乗り継ぎエクスに行きましたが、マルセイユは大混雑、結局切符は買えず、検札も来なかったので無賃乗車をしてしまいました。

ホテルサン・クリストフにチェックインして街を歩きちょっと一休み。

プロヴァンスの夏は暑い！皆さん木陰で涼んでいます。

パヴィヨン・ド・ヴァンドーム、美しいフランス式庭園。

8日
MTBをレンタルしてセザンヌの道を辿る。

セザンヌが良く題材にしたサント・ヴィクトワール山を眺める高台へ。

MTBでも結構な斜度があり途中から転がしました。

街に戻ってランチ、豚肉の串焼き、メロン（極旨！）、サラダ、ローヌのロゼワインで大満足

21:00からカテドラルでデュッセルドルフ室内合奏団のコンサートを聴きに行きました、

一人約2000円、アンコールはG線上のアリア、23:05に終了、ホテル近くのイタリアレストランで遅い夕食。

何を食べても美味しいです。
サラダ、パスタ・カルボナーラ、ピザ、ワイン２本でしめて6900円。

気のいいウェイター、チップ弾んじゃいました。

いい気持ちになってホテルに帰還です。

9日
ホテルで朝食を食べ、11:40のバスで港町カシス（Cassis)に行くことにしました。

奥さんが海水浴をしていた人達を見に行きました、トップレスが沢山いたとか。

なかなか感じの良い港町です。

キャナイユというレストランで新鮮な魚介類を生で食べました、美味しいのでワインがすすみ白とロゼ2本飲んでしまいました。　　約1万円！

暑さでグテーとした犬と遊ぶ。

我が家はラコステのファン、この町にラコステの店がありました、店のオーナーです。

市場が開かれていて美術学生（？）からお皿と壁掛けを買いました。

公園でペタンクをやっていました。

10日
カシスが気に入って今日もまた来てしまいました。

なんでこんなに甘いのか？

日本だと皮が硬いのは熟れていないと思っていましたが、ここのメロンは全く違います、皮が硬くても甘くとても美味しいのです。

今日は有名なブイヤベースを食べました。
やはり本場の味は違います。

今回の旅行、エクスとこのカシスが特に心に残りました。是非また来たい！

帰りマルセイユ郊外の山火事の煙。

プロヴァンスの夏は山火事が多いそうです、帰りの高速は消火作業の車で大渋滞でした。

最後の夜に日本料理　　『Yamato』へ。

本格的な日本料理、女将さんの話ですと、エクスの人は難しい人が多いそうで、溶け込むまで時間がかかったと言ってました。

私なんかパリより人々がとても優しいと感じたのですが。

11日帰国です。


早朝ホテルからタクシーでマルセイユ・プロヴァンス空港へ。

マルセイユ〜アムステルダム〜名古屋とKLMで飛び12日に名古屋から新幹線で帰京しました。

アムステルダムで乗り継ぎ時間が少なく案の定、私の荷物だけロストバゲージ、

翌日宅急便で自宅に届きました。