2007/05/02 - 2007/05/02
192位(同エリア589件中)
ダイサクさん
「5日目 ネパール青春チャリタイム!」
朝、7時前に起床。スナーロ家の人々は家の外で洗濯をしている。家のすぐ横にあるこえだめ式のトイレで用を足す。
しばらくすると、チャイはいるかと聞いてくる。チャイをもらう。おいしい!そしてパンを頂く。この日は朝食を食べたらすぐにポカラに行く予定だった。ご飯を食べていると、ラビンがやってきて「Present for you」と言って小包をくれる。
中には紫のピアス、ピンクのピアスが入っていた。ラビンはピアスを作って収入を得ていて、1階にはピアスを作る器械や材料が置いてあったのだが、記念に作ってくれたみたいだ。
「一つはダイに、もう一つはダイの母さんに」
ヤマゲンもピアスをもらう。
ピアスを早速つける。ピアスをつけたのは何年ぶりだろう。3年ぶりくらいか。
ご飯を頂き、泊めてもらった上に、ピアスまでもらい、、どこまで優しいのだろう。
その後、額にお花をつぶしたもので印をつけてくれ、そのお花もくれる。
「僕達のことを忘れないでくださいね。」
「絶対に忘れないです。」
「次はいつ来る?」
「いつかはわからないけど、またネパールに来る際には必ず行きます。」
そんな会話をしていると、ラビンの母さんがやってきて、
「ダイは本当に息子のようだ」と言ってくる。
隣のヤマゲンは完全にスルー。日本人だとヤマゲンにも同様に言って気遣ってくれるものだが。笑
「えっおれは?」と少し落ち込むヤマちゃん。
その後、家の前で写真を撮ったりしてから別れる!
再び、チャリ旅スタート!
カトマンズの排気ガスが溢れる道沿いを通ってきたからか、喉がものすごく痛い。そしてお尻も痛い。マウンテンバイクなので座席が固く細くなっているからだろうか。
朝の時間帯に2人でチャリをこぐ。めちゃくちゃ気持ちいい!!
だんだんと晴れてきて、暑くなってくる。バスが、車が追い抜いていく。これまでは追い抜いていく側だったか。
カトマンズからポカラまでの道のりは、午後までは坂が多く、とても気持ちが良かったが、午後を過ぎたあたりからアップダウンが多くなってきた。2人宿泊用のテントや寝袋を持っているためか、めちゃくちゃ疲れる。午後過ぎには足がつる。坂は押して歩くようになった。
午後過ぎ、山頂の野外レストランで団体客用のビュッフェの残りを安い料金で食べさせてもらう。この頃からお腹は下痢気味に。スナーロ家で飲んだ生水が原因か。トイレは手でふく。どうってことない。
その後もアップダウンの多い道を進んでいく。
お気に入りの音楽を聴きながら、ヤマゲンと叫びながら、息を切らしながら、途中で冷たい川で体を冷やしながら。 目に入る景色は異国の景色で、とても新鮮。道沿いでは果物等を食べさせてくれ、途中あった小学生の子どもには家に来ないかと招待される。
朝からずっとこぎ始め、約70kmほどこいだところで(坂道が多いので、実際は100kmを優にこいだことだろう。)雨が降ってくる。ちょうどそこにあったレストランで休む。とても疲れていて、チャイとコーラを飲みながら、テーブルに倒れて休む。
「もうバスで行こうか?」
「だね~」
ここでも意思の疎通はバッチグー!ちょうどそこのレストランにはバスが留まるということもあって、そこからポカラまではバスで行くことにした。
と、ヤマちゃんが「ない、ない」と騒ぎ始める。どうやら黒のお気に入りのカーデイガンをスナーロ家に忘れてきたみたいだ。
「取りに行くわ~」とヤマちゃん。
「まじで?」
どうやら、友達に記念にもらったものらしい。
その心意気に嬉しくなる。
そしてその展望レストランで別れる。
先にバスが来た僕はポカラまで、その後にきたバスでヤマちゃんはカトマンズ方面へ。
ポカラのSAKURA Guest Houseで待ってるね~と言いながら別れた。
そしてバスの屋上でポカラまで揺られていく。アップダウンの激しい道なりを進んでいく。途中途中で事故にあい前頭部がぺしゃんこになったバスを何台か見る。屋上は気持ちいい。屋上の上から道なりの人々を呼び込む客引きの仕事をしているネパーリと音楽を聴いたり、しゃべったりしながら、ポカラへ。
あたりも暗くなった頃、ポカラの町へ到着。レイクサイドのSAKURA Guest Houseを目指していく。ガイドブックはバスの屋上から下に落ちて無くしてしまったのだ。
ようやくゲストハウスを見つけると、オーナーがしゃべりかけてくる。
「あなたがカトマンズから自転車できた人か、友達はどうした?カトマンズからポーターが到着していてあなた達を探していたぞ。」
日本語が得意なオーナーさんに経緯を話す。夜の21時過ぎに近くのお店でご飯を食べて、ゲストハウスへの道を戻る。すると「ハローハロー!」と客引きが後ろから声をかけてくる。
聞こえない振りをして歩いていってもその声は止まない。振り返ると、カトマンズでチャリを借りたお店のポーターだった。
「お~無事再会できたね!!」
ヤマゲンが遅れてくることを話して、明日の朝うちらの部屋に来て欲しいと言っておく。ポーターは近くにあるホテルに泊まっているようだ。
その後チャリ旅の疲れからベッドに横にはるとすぐに眠ってしまった。
「ドンドン」「ドンドン」
真夜中に音がする。
起きてドアのロックをあける。
ヤマゲンがいた。
時刻は深夜2時を過ぎていただろうか。
「お疲れ~!!」
無事、再会した僕らはその後の互いの経緯をしゃべりあった後眠っていった。
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シンプルな朝食だけど本当においしかった!
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ラビン手製のピアス
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お花を額につけてもらう
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息子のようだと言われた私と
何も言われなかったヤマちゃん -
素敵な笑顔
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子どもは世界の宝物。
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温かみのある家族に出会えたことに
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感謝
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スナーロ家外観
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隣の家に住んでるおじさん
なんだなんだ〜? -
僕が旅に求めているのはこうした人との出会い
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社会人になって少し太ったな〜
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お花を自転車につけてくれて
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スナーロ家の向かいにある家から少女が出てきて
ヤマちゃんにお花をプレゼントする -
いつの間にか社会人になって、
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気付くと
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あっという間に時間が過ぎていて、
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いつの間にか世界が狭くなっている
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そんな自分を解放させる
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忘れかけていた大事な感覚を
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取り戻しにいく
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落ち着くにはまだ早すぎる
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ネパールの渓谷をいく
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DEAR MY FRIEND
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快晴のなか
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走る
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走る!
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クッタクタになった僕ら
「もうチャリ旅満喫したよ〜 バス乗ろうぜ〜」 -
ビュッフェの残りを頂く
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足がつりはじめ
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上り坂は押して歩く
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そんな疲労も不思議と心地よい
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ご機嫌いかがですか?
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渓谷沿いに流れる川
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我先にと
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チャリをほっぽりだし
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川へ!
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火照った体を
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冷やす!
気持ちいーーー!!!! -
最高に気持ちよかった!
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載せられない写真は割愛しました^^
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山道で出会った少年
家に来ないかと誘われたがポカラ行きを優先する -
カトマンズから72km
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疲労はピーク。
チャイとコーラを流し込みうつぶせになる僕。 -
ヤマちゃんは上着を取りにスナーロ家へ、
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僕はポカラへ
久々の一人道中に、テンションがあがる! -
バスの屋上は最高!
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一緒に音楽を聴いたバスの呼び込みさんと
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屋上からの風景はとても良いですよ〜!
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贅沢な時間を満喫!
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Nice Time!
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あちゃ〜・・・
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笑顔が素敵な親切な客引きさん
いろいろありがとう! -
やっぱり食事は2人で食べるのがいい
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この頃ヤマちゃんはバスの中。
そして数時間後に再会!
明日はポカラ、そしてスノウリへ。
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