初夏の能登半島

2007/05/22 - 2007/05/24

今年地震の被災を受けたばかりの能登半島。そこへ旅行と
いうのも如何なものかとも思ったのですが、TVの報道で
「来てくれることが最大の激励」という言葉を知って、行く
ことに決めました。
地元の人の温かい歓迎を受けて、上の言葉が本当だったと
安心しました。皆さん、本当に喜んでおられました。

北陸のイメージはやはり冬の荒々しい日本海。でもこの
季節の日本海は穏やかで、あくまで穏やかな海でありました。
寧ろこのギャップに驚くとともに自然の持つ包容力に感動
しました。

二泊三日の短い旅でしたが、また季節を変えて行きたい
場所のひとつになりました。

エリア 七尾(石川)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 観光バス ANAグループ

千枚田

羽田空港から能登空港へ。途中の窓外から
見た北アルプスの山々。
こんなに綺麗に雲間から見えたのは初めて。

和倉温泉から見た七尾西湾。天気は凄い
快晴でしたが、何故か景色はご覧の通り
どんより。
中国からの黄砂の影響だそうです。

九十九湾の海。静かな、本当に静かな
海でありました。新緑の写り込みが
とても綺麗。

通称「軍艦島」

本当に船の舳先がこちらに向かって来るように
見えますね。

和倉温泉で鑑賞した能登の郷土芸能。
「御陣乗太鼓」です。

おどろおどろしいお面をかぶった打ち手が
奔放なリズムで太鼓を刻みます。
和太鼓のあの独特の腹に響く図太い音が
微妙なシンコペーションを伴って。

これはまさしくジャズですね。

和倉温泉の若手による「よさこい」。
若いエネルギーをたっぷり発散してもらい
私も若返ったような。

「おわら踊り」
起源は元禄時代の盆踊りとありました。
手先の動きが妙に悩ましい踊りであり
ました。
この編笠姿の女性と言うのもいいですね。

「切籠（きりこ）」

お御輿祭りの御輿の前後をこれで照らしながら
練り歩くそうです。能登の名物、漆を塗った
立派な工芸品。これが練り歩く姿を見たいです
ね。