2007/04/20 - 2007/04/23
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しゅんめいさん
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二日目は、ダイビングですごし、
いよいよ三日目、フェリーで本部港より伊江島に渡りました。
レンタサイクルで島内をめぐります。
予想に反して、太陽が顔をだしっぱなし、真っ黒に日焼け。
城山・タッチューの頂上からは、うりずんの大気にかすむ伊江島が360度の眺望。
ユリをはじめとした花々が咲き誇る、
花の島紀行です。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- ANAグループ
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-
三日目の朝、本部のペンション、オンザビーチルーから、車で五分ほどの本部港へ。
無料駐車場に車を止め、9:00のフェリーに乗り込んだ。
往復で1110円。 -
日曜日とユリ祭りが重なり、キャビンはほぼ満席。
出港前のデッキです。
海に架かるのは、左手に見える瀬底島へ渡る橋。
揺れることも無く、30分で伊江島に到着です。 -
港近くの店で、自転車を借りて(一時間400円・レンタバイクもあり)、伊江島のシンボル城山(タッチュー)に向けて出発。
坂道が続きます、バイクにすればよかったかなあとも思ったが、沿道に咲く南の花々を見ながら自転車を押してゆく。 -
すぐに、タバコの畑が広がります。
伊江島は葉タバコの生産が盛んなようです。
何箇所か、タバコの集荷・乾燥工場を見受けました。 -
タバコの花です。
一面に咲いているタバコ畑もあります。
中には、花の部分だけ切りとる作業をしていた畑もありました。 -
きつい上り坂と、
花の路はまだ続きます。 -
坂を上りきった高台、学校の向かいの小公園に、
芳魂の碑が建立されている。
後ろに城山(タッチュー)を望んで。 -
さて、いよいよ城山・タッチューへ登りましょう。
ここは、一番下の南登山口の階段です。
別の道からは、中腹のレストハウスまで車で行けて、そこからの登山になるのですが、
あえて、ここに自転車を置いて、下からの挑戦です。
けっこう階段が長い・・・。 -
やっと、中腹の上り口に到着です。
-
城山登山口です。
上り口のすぐ右手に御嶽があり、若い男女が祈願をしていました。
信仰の山でもあります。 -
途中水の神をまつっている場所もあります。
このあたりから、階段の勾配がきつくなります。 -
下山してくる少年。
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階段はきついが、あと少しだ!
がんばれ。 -
空中を登る感覚も少し味わえる。
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頂上が見えてきました!
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頂上です。
子供たちも大勢登ってきます。 -
頂上の岩場にある伝説。
力持ち、タンナバーが敵を蹴散らすときに踏ん張った足の跡があります。
中央に見える茶色いくぼみが足跡で、そのへこみに御賽銭があがっています。 -
外国人の方々も、次々に登っていきます。
このお2人もレンタサイクルで島内を巡っていました。
途中の農道でもすれ違い、タッチュー登りの仲間ゆえ、あいさつなど交わしました。 -
さあ、下山です。
海に飛んでいくような感じで降りていきます。 -
眼下には、中腹上り口にある、レストハウスが・・・。
-
そのレストハウスで、かき氷を。
今、登ってきたばかりのタッチューに、イチゴシロップのかき氷で乾杯! -
伊江島の、のどかな道。
ユリ祭りに行くつもりが、どうやら路をまちがえているらしい。
堆肥の匂い、たばこの畑、空気の透明度、など、どうも、わがふるさと岩手の農道を梅雨明けにあるいているような感じが。(向こうに見えるタッチューが、岩手山だったら、雫石あたりに近い。) -
でも、やっぱり沖縄。
-
迷いながらも、ユリ祭りとは反対側の、ニヤティヤ洞の入り口に到着。
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ニヤティヤ洞の入り口前の説明石碑。
ずばり、「聖域」です。
戦時中は防空壕にも使われ「千人洞(がま)」とも呼ばれます。 -
神秘的です。
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あちらこちらに、割れ目や穴が開き、光と、海の色が、洞窟内に射し込みます。
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洞内にある「力石」です。
子宝石で、持ち上げて軽いと感じたら男の子が、
軽いと感じたら女の子が授かるそうです。 -
洞窟の向こうは、ヒスイ色の海。
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聖域の奥で海を見ながら愛をささやいているんだろうな。
と、思ったら、勘違い。
伊江島名物の、島ラッキョウを海水で洗っているところでした。
なんだ・・・でも、なぜ、こんな場所で? -
涼しくて気持ちがなかなかによいのです。
-
聖域の御嶽で、正式に祈りをあげているところです。
静かに通り過ぎましょう。 -
畑の向こうは、
海・・・珊瑚の海。 -
ゆり祭りに向かって出発!
なのだが、上り坂がきつい、おまけに太陽が出てきて熱くなってきた。
今日の天気は、曇り時々雨のはずじゃないか、
日焼け止めも、帽子も持っていていないのだ。
くたばれ天気予報!
というわけで、ガジュマルの木陰で休憩。 -
足元に、
たくさん咲いていました。 -
伊江島の滑走路越しに、タッチューを望む。
-
伊江島の空港ですが、定期運行はしていませんので、
シャッターは下りていました。
ここを過ぎれば、まもなく「湧出(ワジー)」展望台です。 -
「湧出」(ワジー)の説明石碑です。
海辺の崖の下に湧く泉です。
昔は、下から崖を登って汲み上げていたんでしょう。 -
展望台からです。
-
海中の複雑な地形が透けて見えます。
-
ワジーから、まもなくのところに、昨日からユリ祭りがはじまった「リーリーフィールド公園」があります。
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てっぽうユリです。
20万株なそうです。
三部咲きといったところか。
(ゴールデンウイークに満開予定らしい。) -
ここも背景は、海。
テントで、昼飯に沖縄そばをいただいた。 -
大連休には、沖縄系の音楽ライブもおこなうそうだが、
今日は、スピーカーから、沖縄ポップスが会場に流れ、海に消えていく。 -
リリーフィールド公園方面から、伊江島カントリーを過ぎて、風力発電が二機回るあたりを過ぎてまもなく「青少年旅行村」の看板があります。(伊江ビーチという小さな標識もあります。)
この入り口で、100円の入場料を払って中に入ります。 -
伊江ビーチです。
風が強く、波が高くて遊泳できるような状態ではありませんでしたが、ビーチはきれいです。 -
サンゴのかけらや、貝殻が打ち寄せられていますので、じっくり見つければ、お土産になります。
-
「青少年旅行村」の出口のところに、
ディゴの木が、紅い花を咲かせていました。
沖縄方面には度々足を運んでいますが、
ようやく見ることができました。
うりずんの今が見ごろのようです。 -
大木が、何本か花をつけています。
-
芝生に、真紅の花びらが散り敷いています。
-
ここから眺めるタッチューは、背中にこぶがあるように見えます。
左手前の、小さな標識に「伊江ビーチ」と書いてあるのです。 -
ブーゲンビリヤも、家々の垣根で咲いています。
まもなく港に到着です。 -
港の売店で売っていた巻貝です。
シラダ貝なそうです。
どうやって食うのだろう? -
ゆでたイカげそ、そそられるけれど、一人で食うにはでかすぎるよね。
コブシメのげそ? -
生ものはあきらめて、
伊江コーラを。 -
小瓶で210円と値は張るけれど。
あのワジーの水で作ったといわれりゃ文句はいえません、二種類ともいただきました。
ブラックコーラは、キャラメル風味が利いた、まあコーラ風。
ホワイトソーダは、カルピスソーダのおだやかな感じ。
うむ〜、体内が浄化された?と思えば安い。 -
15:00のフェリーで戻ります。
桟橋には、手を振るおばー。 -
乗客も、つられて手を振ります、いつまでも。
さよなら伊江島、
さよならタッチュー! -
本部港に到着。
まだ日が高いので、近くでシュノーケルができるビーチはないかと戻りながら探す。
崎本部のゴリラチョップは、波がたかくてNG。
あきらめて戻る途中に、なんと奇跡的に波の穏やかなビーチが!
塩川ビーチでした。さっそくウエットに着替えてシュノーケル。 -
塩川ビーチの海中です。
ソフトコラールが点在しています。 -
サンゴも少々あります。
ウニが大変多いので、とげを踏まないように注意です。 -
オニヒトデがいました。
触ると刺されます! -
塩川ビーチの一本サンゴ?
小魚だけで、魚はほとんどいません。
それでも小一時間ほど遊びました。
右側のビーチのほうが、ウニなどもいなくて、白い砂が広がっています。
遊泳するのであれば、左側には行かないほうが無難かな。 -
ペンションに戻りました。
日曜日ということで、浜辺の日は静かに暮れて生きます。 -
四日目の今日は、帰る日です。
チェックアウト前に、部屋の写真を。 -
バストイレがアパートサイズで狭いということを気にしなければ、波を枕に居心地のよい部屋でした。
夏場のシーズンだと海側の部屋をとるためには、早い予約が無難だと思います。 -
レストランのテラスです。
開放的でバンザイデス。
予約で、BBQも準備してくれます。 -
テラスで朝食や夕食をとることもできます。
-
三泊お世話になった、本部のペンション、
オンザビーチ・ルーを後にして、
58号線を那覇に向けて戻ります。 -
那覇に戻りながら、一度訪れたかった、
読谷の、「やちむんの里」に寄ってみました。
宙吹きガラス工房の、ガラスのシーサー。 -
壷屋焼窯元の建物。
-
器を乾燥している棚。
-
それぞれの窯元には、展示スペースと、即売のコーナーがあります。
見た限りでは、那覇市内のお土産やさんよりは、お得。 -
やちむんの里のシンボルともいうべき、
読谷山焼きの登り窯。 -
金城次郎窯の当主。
ここで、赤色浮き出た魚模様のダチビンを購入しました。 -
那覇に着き、「首里そば」を食おうとしたが、
月曜日だというのに順番待ちで、間に合わず断念し、空港へ直行。
まずまず天候には恵まれた、うりずんの空気を初体験!
離島の旅とは又違い、人との触れ合いがやや希薄な旅でしたが、本島の旅としては、定番とも違い、自然と触れ合えたひとつ抜けた、中北部の旅。おススメです。
透き通るようなやさしい黄色味の、ハイビスカス。
伊江島と本部町の開放的で豊かな雰囲気を体現しているような。
旅は、ひとまず終わった。
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この旅行記へのコメント (3)
-
- ヤッシーさん 2007/12/06 09:13:44
- はじめまして
- しゅんめいさん こんにちは
来週8泊9日で沖縄へ行きます。
後半の宮古島・伊良部島・下地島がメインになりますが、
前半の沖縄本島では伊江島へ行ってみたいと思っています。
美ら海水族館からの伊江島がいつも気になっていました。
旅行行程に伊江島を今日入れましたので、
旅行記を参考にさせていただきます。
また何か伊江島でこれはというものがあれば教えてください。
ヤッシー
- しゅんめいさん からの返信 2007/12/06 21:32:30
- 伊江島
- なんといっても、伊江島のシンボル、タッチューに登ることが必須です。
、登らないと、伊江島を本島から眺めるたんびに、後悔するかもかもしれません。
できれば、自転車で島を一周されることをお勧めします。
宮古島を自転車で、というのは、かなりきついとおもいますので、
天候がよければ、是非、伊江島で、サイクリングをお試しのほど。
やや、道に高低差はありますが、ちょうど良い距離と運動量かと。
港のすぐそばに、何件かレンタサイクルがあります。
今の季節に、沖縄方面ですね、うらやましいいなあ。
良い旅を!
- ヤッシーさん からの返信 2007/12/06 22:34:08
- 伊江島は日帰りですが
- しゅんめいさん こんばんは
伊江島を本島からみていてあの山なんだろうと思ってました。
タッチューということは最近知りました。
必ず昇ります。
伊江島は朝一便で行き、最終便で戻ってくる予定です。
とりあえず自転車は借りる予定です。
天気がよければいいのですが。
ヤッシー
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