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バスはワディ・ラムへ向って走る。途中、砂漠にあるキャンプで昼食。砂の上を歩くのは歩きにくい。外で焼いているシシカバブが美味しかった。ここで初めて各自、自己紹介をする。申し込みが一番だったらしく、ツアー初参加の私達が最初だ。Papasanがしゃべったので私は挨拶だけ。夫婦の参加者が6組。この旅行社のツアー経験が多いようだ。<br /><br />ワディ・ラムまでの道の両側に現れる岩山のおもしろいこと。Papasanとあれはなんだ、これは何に見えるなんて、やたらと連想して楽しんでいる。<br /><br />バスはワディ・ラム ビジターセンターの前でストップ。ここからも岩山が見えるので、写真を撮りに小走りにいく。「7賢人の柱」(イシュリー山 1753m)という岩山を撮るためにである。この岩山の最高峰が、ヨルダンで3番目に高いのだそうだ。<br /><br />ここから4輪駆動に乗り換えていくのだが、荷台のあおりをよじ登ってまたぐのはちょっと大変。「ワディ」とは「涸れ川」と言う意味。ワディとついた地名はあちこちにある。ラムは元はエラム、「エラム」は「高い山」という意味で、高い山に囲まれた谷と言ったところ。古い時代はナバテア人の隊商の休憩地であったという。<br /><br />ジープは砂漠の中を疾走する。砂煙がもうもうと上がる。「ロレンスの泉」と名づけられている場所に行く。ロレンスが司令部を置いたのはこの地点よりずっと高いところに泉があり、そこに司令部を置いていた。映画「アラビアのロレンス」の舞台になっている。この映画を見たのは学生時代だ。アラビアのロレンスこと、T.E.ロレンス(1888〜1935)はイギリスの探検家、軍人、考古学者。第一次世界大戦でオスマントルコに対するアラブ民族の反乱を指導した。映画はアカバ攻略、砂漠での奇襲作戦を描いている。私の印象では、映画の主人公は雄大な砂漠だ。オスマントルコは破ったものの、結果はイギリスとフランスの領土拡大に利用され、ロレンスが願っていたアラブ民族の自由と独立の夢は破れ、ロレンスは失意のうちに死んでいく。<br /><br />広い広い砂漠、と言っても赤茶けた土。そして重なり合う岩山。砂岩が自然現象によって刻まれた造詣の妙。まるでアルハンブラのアラビア文字の造詣を思い出させる。いや優美な曲線はガウディをも連想させる。またまた連想ゲームをして楽しんでいる。<br /><br />ハズアリ渓谷の岩に残るのは先住民の書いたナバテア文字。ナバテア文字ってアラビア文字の原型だと聞いたことがある。とにかくこの岩山は圧巻。ベドウィンのテントでお茶をご馳走になった。そこで女性が顔をかくす布を買った。<br /><br />一路ペトラの町へ。ペトラについたのは午後7時半。荷物を置き食事にいく。<br />ここはワインがボトル30ドル。レバノン・ワインだ。突然、灯りが消えた。何事?と思ったら、ハッピー バースデイ、大きなケーキを抱えた人が出てきた。なんとA班のOさんの誕生日だった。おめでとう!<br /><br />食事は今晩もブッフェスタイル。いささか飽きてきた。外に出ると植え込みにネコがいた。仔猫もいる。そこで肉を持ってきてやった。<br />正面にオリオンが見える。こっちが東だ。<br /><br />ここでようやくバスタブに湯をはり、ゆっくりと入る。髪も洗った。出てから絵はがきを買ってなかったことに気がついて売店へ買いに行く。10枚で2ドル。<br /><br /><br />蛇足:<br />家に帰って、「アラビアのロレンス」のDVDを借りてきて見た。この迫力ある岩山が出てこない。映画の前に解説が入っていた。これを見ると、砂漠のシーンオ撮影はスペインで行ったとあった。<br />アカバのシーンはセットだそうだ。な〜んだ、そうだったのか。私は砂漠のシーンを目を凝らして、見覚えのある岩山を探していたんだけどね。

ヨルダン・シリア7

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2007/04/08 - 2007/04/08

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12

buchijoyce

buchijoyceさん

バスはワディ・ラムへ向って走る。途中、砂漠にあるキャンプで昼食。砂の上を歩くのは歩きにくい。外で焼いているシシカバブが美味しかった。ここで初めて各自、自己紹介をする。申し込みが一番だったらしく、ツアー初参加の私達が最初だ。Papasanがしゃべったので私は挨拶だけ。夫婦の参加者が6組。この旅行社のツアー経験が多いようだ。

ワディ・ラムまでの道の両側に現れる岩山のおもしろいこと。Papasanとあれはなんだ、これは何に見えるなんて、やたらと連想して楽しんでいる。

バスはワディ・ラム ビジターセンターの前でストップ。ここからも岩山が見えるので、写真を撮りに小走りにいく。「7賢人の柱」(イシュリー山 1753m)という岩山を撮るためにである。この岩山の最高峰が、ヨルダンで3番目に高いのだそうだ。

ここから4輪駆動に乗り換えていくのだが、荷台のあおりをよじ登ってまたぐのはちょっと大変。「ワディ」とは「涸れ川」と言う意味。ワディとついた地名はあちこちにある。ラムは元はエラム、「エラム」は「高い山」という意味で、高い山に囲まれた谷と言ったところ。古い時代はナバテア人の隊商の休憩地であったという。

ジープは砂漠の中を疾走する。砂煙がもうもうと上がる。「ロレンスの泉」と名づけられている場所に行く。ロレンスが司令部を置いたのはこの地点よりずっと高いところに泉があり、そこに司令部を置いていた。映画「アラビアのロレンス」の舞台になっている。この映画を見たのは学生時代だ。アラビアのロレンスこと、T.E.ロレンス(1888〜1935)はイギリスの探検家、軍人、考古学者。第一次世界大戦でオスマントルコに対するアラブ民族の反乱を指導した。映画はアカバ攻略、砂漠での奇襲作戦を描いている。私の印象では、映画の主人公は雄大な砂漠だ。オスマントルコは破ったものの、結果はイギリスとフランスの領土拡大に利用され、ロレンスが願っていたアラブ民族の自由と独立の夢は破れ、ロレンスは失意のうちに死んでいく。

広い広い砂漠、と言っても赤茶けた土。そして重なり合う岩山。砂岩が自然現象によって刻まれた造詣の妙。まるでアルハンブラのアラビア文字の造詣を思い出させる。いや優美な曲線はガウディをも連想させる。またまた連想ゲームをして楽しんでいる。

ハズアリ渓谷の岩に残るのは先住民の書いたナバテア文字。ナバテア文字ってアラビア文字の原型だと聞いたことがある。とにかくこの岩山は圧巻。ベドウィンのテントでお茶をご馳走になった。そこで女性が顔をかくす布を買った。

一路ペトラの町へ。ペトラについたのは午後7時半。荷物を置き食事にいく。
ここはワインがボトル30ドル。レバノン・ワインだ。突然、灯りが消えた。何事?と思ったら、ハッピー バースデイ、大きなケーキを抱えた人が出てきた。なんとA班のOさんの誕生日だった。おめでとう!

食事は今晩もブッフェスタイル。いささか飽きてきた。外に出ると植え込みにネコがいた。仔猫もいる。そこで肉を持ってきてやった。
正面にオリオンが見える。こっちが東だ。

ここでようやくバスタブに湯をはり、ゆっくりと入る。髪も洗った。出てから絵はがきを買ってなかったことに気がついて売店へ買いに行く。10枚で2ドル。


蛇足:
家に帰って、「アラビアのロレンス」のDVDを借りてきて見た。この迫力ある岩山が出てこない。映画の前に解説が入っていた。これを見ると、砂漠のシーンオ撮影はスペインで行ったとあった。
アカバのシーンはセットだそうだ。な〜んだ、そうだったのか。私は砂漠のシーンを目を凝らして、見覚えのある岩山を探していたんだけどね。

  • 砂漠

    砂漠

  • 岩山って想像をかきたてる。<br />おもしろい。

    岩山って想像をかきたてる。
    おもしろい。

  • な〜んか横向いてる顔みたいだ。

    な〜んか横向いてる顔みたいだ。

  • 大きな手だね。

    大きな手だね。

  • 粘土板のアラビア文字みたい。

    粘土板のアラビア文字みたい。

  • 知恵の七本柱、or七賢人の柱

    知恵の七本柱、or七賢人の柱

  • 岩の目から見ると、横なんだろうけど、これを縦にしてみたら、あっかべ〜をしている見たいでおもしろかった。これはいたずら。

    岩の目から見ると、横なんだろうけど、これを縦にしてみたら、あっかべ〜をしている見たいでおもしろかった。これはいたずら。

  • すごいよ、鬼みたいだね

    すごいよ、鬼みたいだね

  • うふふ、甘ったれてるよ

    うふふ、甘ったれてるよ

  • 横にしたら、もっと甘ったれている。<br />岩山って生きているよ、表情が豊かだ。

    横にしたら、もっと甘ったれている。
    岩山って生きているよ、表情が豊かだ。

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