ビクトリア州（西部）・グレートオーシャンロード・温帯雨林でウォーキング

2009/05/21 - 2009/05/21

グレートオーシャンロード沿いにあるオタウェイ国立公園(Otway National Park)。年間降雨量が、メルボルンの市内と比べて約2倍以上、1,500mm-2,500mmに達する。そのため、温帯雨林(Cool Temparate Rain Forest)という森を形成しています。オーストラリアで、原生林と呼ばれる種類の森もこの温帯雨林が多いです。この温帯雨林を約30分で周るウォーキングコース、Maits Rain Forestです。


車−メルボルン市内から西に伸びているPrinces Freeway(M1)をGeelongに向かって走る。Geelongの町を過ぎたら、Round AboutでAnglesea Roadを左に曲がり、約15-20分ほど走る。Great Ocean Rd(B100)に突き当たるので、そこを右に曲がり、Lornの町を通り過ぎ、Apollo Bayに到着。 Apollo Bayの町をそのまま抜け、グレートオーシャンロードを西に約10分ほど走ると、Maits Rain Forestと書かれたサインが出てくるので、そこを左に曲がります。

メルボルン市内から約180ｋｍ、所要時間約3時間　
Googleマップによる地図：http://maps.google.com/maps?f=q&hl=ja&q=australia&layer=&ie=UTF8&om=1&z=15&ll=-38.747724,143.565173&spn=0.024098,0.039911

エリア グレートオーシャンロード周辺(オーストラリア)

駐車場の真中より、ウォーキングコースに入っていきます。入り口の右手には、Blanket Leafという木が生えています。葉の裏を触ってみましょう。とてもふさふさして柔らかいです。これは、原住民達のトイレットペーパーでした。

駐車場の真中より、ウォーキングコースに入っていきます。入り口の右手には、Blanket Leafという木が生えています。葉の裏を触ってみましょう。とてもふさふさして柔らかいです。これは、原住民達のトイレットペーパーでした。

入り口入ってすぐ、正面にウォーキングコースの簡単なマップが書かれたサインが出てきます。一周コースですが、ここは左に曲がって歩いていきましょう（時計周り）。オーストラリアのウォーキングは、一周コースの場合、時計回りに周るのが一般的です（すれ違いによる混雑さけるため）。

白樺のような、細い幹の木々が見えます。

巨大なモクセイシダに囲まれた道を下って行きます。

樹齢が200年を超えるFern Tree(モクセイシダ）です。

大きな3本の木が、根っこで重なり合っている場所まで来れば、コースの中間地点です。これは、樹齢300年近い南極ブナが、根っこで重なり合っています。

大きな3本の木が、根っこで重なり合っている場所まで来れば、コースの中間地点です。これは、樹齢300年近い南極ブナが、根っこで重なり合っています。

同じく、南極ブナの巨木の根元部分が空洞になっています。人間が3-4人楽に入れる大きさです。

Fire Alertと書かれたボードがあります。これは、温帯雨林の減少理由として、山火事があり、その山火事対策として、ユーカリの枝を切っていることを説明しています。

南極ブナに寄生するBeach Orangeと呼ばれる寄生植物です。木の枝に付いているこぶの様なものです。

南極ブナに寄生するBeach Orangeと呼ばれる寄生植物です。木の枝に付いているこぶの様なものです。

これは、モクセイシダの幹途中からくっついている寄生植物です。