南部アフリカ四国記３　ネルスプリットでビザを取る

2005/08/22 - 2005/08/24

ヨハネスブルク見物を無事に終えた翌日、東へ250キロほどのところにあるネルスプリットに向かいました。

ネルスプリットはモザンビークとスワジランドの国境に近い、中規模の街です。また、クルーガー国立公園にも近く、動物を見に行く人にとっては、玄関口になってる街だそうです。

私がこの街に来たのは、モザンビークのビザを取得するためと、南アフリカの「普通の街」が見てみたかったからです。

なので滞在中は、ひたすら街を歩き回っていました。

エリア ネルスプリット(南アフリカ共和国)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス

ヨハネスブルクを朝に出発し、ネルスプリットに着いたのは夕方でした。

だんだん薄暗くなってきてましたが、とりあえず散歩してみます。

街の規模は思っていたより小さく、人通りも規模相応でした。

のどかな街という印象です。

泊まったバックパッカーズは住宅街にあり、近くにはこんな公園もあります。

昼間、何もすることがないので、ここで陽にあたりながら本を読んでました。

そばの道は通学路になっていて、学生がにぎやかに通学していました。すごくほのぼのした、平和な感じです。

宿のそばのネットカフェです。高かったですが、お世話になりました。

あとはひたすら街を散歩して、人々の様子を見て過ごしました。

宿のスタッフや同宿のフランス人からは「ネルスプリットまで来てクルーガーに行かないなんて！」と言われてしまいましたが、当時学生の私には、観光地化されたクルーガーは贅沢すぎる場所でした。

南アでやたら見かけたファーストフード店です。

店内にいた地元の黒人から国籍を訊かれたので日本人だと答えると、ニコニコしながら空手っぽいポーズをしてきました。

フレンドリーな街です。

バスステーションの行先案内板。

バスステーション。

大きなスーパーマーケット。

ネルスプリットは、この後に訪れた街やヨハネスブルクと比べても清潔で、物乞いも少なく、町全体がある程度豊かな感じでした。

街を歩いていると、道端でテーブルに電話機を置いて一日中座っている人がたくさんいました。

お金を払うと電話を使わせてくれるようですが、既に携帯電話もけっこう普及していました。

この商売は、今後も残っていくのでしょうか。

モザンビークのビザを申請しました。ポルトガル語が新鮮です。

ネットカフェで見たニュースでは、この日、東京には台風が近づいていたそうです。

住宅街を歩いていると、小学生くらいの少女からすれ違いざまに、遠慮がちに「ハロー」と言われました。

宿のお手伝いさんから教わったズールー語の挨拶で返すと、喜んでくれました。


全体的に、良い印象の街でした。


次はスワジランドに向かいます。


（つづく）