広島　平和のたび

2006/05/22 - 2006/05/22

会社の出張で広島に行ったおり、原爆に関わるたくさんの資料を見ることができました。

広島には原爆ドームを始め、たくさんの原爆・戦争遺跡があります。

この遺跡を、大型開発で破壊する動きが進んでいるらしいです。
時代の変化により、少しずつ都市の姿が変わることを否定はしません。

それでも、この場合、多くの市民が保存を望んでいるのに、一部の企業や、政治家の利権のために、原爆遺跡の破壊が進んでいるのだそうです。広島市民は、過去の事実を忘れ去りたいという重いと同時に、過ちを繰り返さないために、しっかり原爆被害の実装などに直視し、後世に伝えていこうと考えている人が圧倒的に多いそうです。それにもかかわらず。

原爆遺跡を沢山見ていると、戦争を二度と繰り返さないこと、美しい平和の国を守るためにも過去の権力者の愚行に直視し、平和の国と諸国の平和を守っていきたい、という熱い思いを心に感じました。

原爆ばかりでなく、食べ物もおいしくて魅力的です。
ぜひ広島旅行をお勧めします！！

エリア 広島市(広島)

• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: タクシー 新幹線 徒歩

原爆投下当時運行されていた被爆電車。

爆心地から離れていたところを走っていたために直爆を免れたらしいです。現在も運行され、団体などで希望すれば乗ることが可能です。

被爆電車の車内。木製です。

実際に被爆した木。千羽鶴がつるされています

被爆電車の製造は昭和１７年

広島市内には全国各地で運行されていた路面電車が走っています。

よく見ると、京都、神戸、大阪で使われていた市電が走っていたのですが、復興支援で全国から寄せられたものも沢山あるそうです。

原爆ドーム。原爆投下の象徴

当時は広島を代表する建物で、かつては広島県産業奨励館といったそうです。ちょうど原爆ドームの頭上に近いところで原爆が炸裂しました。

当時最新鋭の構造であり風の吹き抜けがよい構造にもなっていたこともあり、建物がばらばらに消え去るということはありませんでした。

「安らかに眠ってください　過ちは繰り返しませぬから」は、非常に有名な言葉です。

広島市民の多くが、現在も、核兵器を廃絶するためにがんばっています。

折鶴の少女の像

韓国人犠牲者の慰霊碑

当時、たくさんの韓国人、朝鮮人も、また他国に人たちも犠牲となっています。

平和記念公園の原爆投下以前の地図

広島の目抜き通りや繁華街、住宅があるところでした。

広島市は、どこかで核実験が行われると、必ずその際にはその国の政府に抗議文を送ってきました。

わずか９２日前に、核実験が行われたようです

爆心地の碑。

原爆ドームより近い、島外科上空約５８０メートルの地点で爆発したといわれています。島外科は今も新しくなって続いています。

当時、医師は回診で遠くに行っていたため、被爆をまぬがれたそうです。

原爆の投下目標は、原爆ドームのすぐ近くにあるＴ字橋の相生橋でした。

当時は、Ｔ字というよりＨ橋だったそうです。
その欄干です。

おまけ。

帰りはお好み焼きを食べて帰りました。
とても親切なおじさんのお店に入ったのですが、とても不思議だったのは広島にして中日ファンを強調しているお店だったこと。