165天王寺動物園

2007/04/12 - 2007/04/12

　半年振りで動物園に来た。暑いくらいの気候でたくさんの人出でにぎやかだった。今年の4月から大阪市外の65歳以上の割引がなくなると掲載されていた。当然といえば当然か。大阪市はバスの無料パスなど手厚い。
　はじめにチンパンジーからシロクマ・メガネグマ・ツキノワグマ・マレーグマ・ゾウ・トラ・ライオン・カバ・キリン・シマウマ・バーバリーシープ・ダチョウ・ラクダ・フラミンゴと見て回った。チンパンジーの仕種は秀逸だ。メガネグマも愛嬌がある。なんか人間くささを感じさせる視線だ。ゴーゴ君は往復運動だけだった。ラクダは相変わらず視線に色気を感じる。それは僕だけなのだろうか？

エリア ミナミ（難波・天王寺）(大阪)

名残の桜と通天閣。
これだけでもう演歌の世界。
いいえここは新世界〜。

チンパンジーは面白い。
なぜ面白いのか？
人間とそっくりだから。

『オレがきっちり見張っているから安心』

『う〜ん、マンダム〜』

『今日の客は退屈な客が多い〜』

園内のチューリップ
こちらも今が盛り

マレークマ
デビルなんとかに似た風貌で恐ろしくもあり
『それでとても損しているの』

『ウッフン〜』
て言っている訳ないか。

桜にすずめ
『似合わないって！？』

白いすずめ
よく育ったものだ
『私こそが幸せの白い鳥』

ラクダの赤ちゃん
『よろちく〜』

『僕たち、なんか離れられないんだよね〜』
背中にカラスが止まって虫取り？

『私のイメージがおばさんだって！』
プン、プン！

『そんなことを言うからストレス溜まるの〜』
と、キリンのウンチをついばむダチョウであった。

ハッキリ・クッキリ
『どうせシマのことでしょう』

あっ、人食いザメだ！
『似てるわけないんだけどな〜』

水面にこれだけ乗り出すのを見たのは初めて。
待った甲斐がありました。
『ヨイショっと。動けない〜』

あ

『あ〜っ』と

『おはよう』

『もう氷が欲しいな』

『良い子の皆さんは横断歩道渡るときにこうしようね』

『ギャー』

『ボクね、子供はひとりなの。みんな大人ばかりで遊んでくれないの』

『淋しいな〜』

『いいや、ひとりで遊ぼう』
と遊んでいた時に、大人のチンパンジーがちょっかいを出したものだから
『キキッキー！』と大騒ぎ。

見張りのボスがとんできた。
そして、あわてて下へ一匹逃げた者がいた。

『ば〜か！』
『今度手を出したら承知しないよ』
と、見下ろす小猿と大人の猿だった。

お〜、恐わ〜

またごきげんで遊ぶ小猿

『時代劇が好きなの』

園内風景

園内風景

おしまい