♪12-1月の南インドは音楽シーズン３♪

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南インドが最も過ごしやすいと言う１２月、１月に
文化都市チェンナイを中心に音楽祭がたくさん催されるということで
やってきました三度目のチェンナイ。
元々、観光にはあまり興味がなく
音楽とダンスに触れていられればそれが一番幸せ。
それをまた一番感じさせてくれるのがインドでの生活だ。
恐らく、毎日のゴージャスな音楽とダンスの鑑賞がなければ
ストレスまみれでしょう。（笑）
ここインドを理解することは不可能。
別の世界、別の次元にある世界なのだ。

さて、１２／６の夜９：３０ころだったかな、チェンナイ空港着。
１０：２０にはエグモア駅近くのホテルにチェックイン。
翌日朝から本格的に新聞、インターネットでコンサートをチェック。
これまで５つのコンサートを観たが、
大失態を一つ犯したことに昨日気がついた。
去る木曜日の夜、タージ・コネマラ・ホテルの庭に｢レイン・ツリー｣という
普段は毎夜、古典舞踊（バラタナティヤム）を観させてくれるレストランがあるのだが
そこで、何と、『Remember Shakti』をやったと、昨日の『THE HINDU』に載っているではないか。
そう言えば、１２／７の他の新聞に『Remember Shakti』の目玉とも言える
ここ南インド出身でマンドリンを南インド音楽の世界でメジャーな楽器にした
早熟の天才、Ｕ・シュリニヴァースの記者会見の記事が載っていたが
よく読んでいなかった。
シュリニヴァースのソロのコンサートはチェックしていて
当然行く予定にしていたのだが
まさか『Remember Shakti』をインドでやるとは…。
(『Remember Shakti』は２年前にバルセロナで観ているが…）
ビジネスとして成り立たないと思っていた、ここインドで、高いバンドは。
グループの中心のザキール・フセインはコンサート・プロモーションの会社、『Zakir Hussain Promotion』を
持っていて、彼の力で何とかしたのだろう。
しかし、それにしても、その夜の『Rain Tree』のコンサート・チャージはいくらだのだろう？
丁度、その情報を知ったのが、『タージ・コネマラ』でお茶しているときだったので
フロントで聞いてみたのだが、やったことすら知らないというのが
とてもインドらしい。
彼らは、『THE HINDU』の２面に載った自分たちのホテルの名前入りの看板が写った写真を不思議そうに眺めていた。