2006/07/20 - 2006/07/20
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night-train298さん
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今朝もマティウスと先に出発。
途中で四人組、ロベルト&ルルデスが追いついてきた。
みんなで一緒に歩いてビルバオが見渡せる丘に出た。
私は一人で興奮した。グッゲンハイムが見える。ほんの少し前に来たばかりなのに懐かしい。
ビルバオに着き、揃って朝食を食べたあと、それぞれに別れた。
マティウスは、今日はここまでとし、ゆっくりビルバオを観光したいのだと言う。
もう、しばらく会えないかもしれないけれど、後で必ず追いついてくるだろう。
私はSantiagoという名のカテドラルを訪ねた。
川沿いを歩き、グッゲンハイムへ。
一か月ほど前に来た時と同じ展示内容だったので、今回は中を少し見て通りすぎることにする。
ここではスタンプをもらい、ご満悦。
前回来た時は、雨模様だったので、まったく印象が違う。
ビルバオは早いとこ通過しようと、さらに川沿いを歩く。
今日の目的地であるポルトガレテまでは、この川沿いに行けば近道だと昨日教えてもらっていた。
ビルバオの街を過ぎると、川幅が広くなり、中州があって、工場地帯のようになっていた。
気をつけなければいけないのは、川の右側を歩くこと。そうしないと、とんでもない方向に行ってしまったり、遠回りになるからだ。
車がたくさん走る空気が悪い道をひたすら歩かなければならない。
暑さと、退屈な道のり。地下鉄を勧めてくれたのは、このためだったけど、こんな道でも歩きたい。歩かなければ。
何度かbarで休憩したり、昼食も取りながら、少しづつ進んでいく。
昨日の話では、ポルトガレテに到着した時の目印は、橋があるということ。
橋があれば、それを渡ればポルトガレテだというのだ。
その橋には、何か謎があるようで、絵をわざわざ書いてくれたのだが、ゴンドラのようなものがぶら下がっていて、いったい何を意味しているのかわからなかった。
とにかく橋の出現を待った。
ようやく遠くに小さく橋らしきものが霞んで見えてきた。
少しづつ大きくなってくるまで、時間がかかる。
おや?あれって橋なの?
高い柱しかないみたい。人や車が渡る道は、どこを探してもない。
目を凝らして見ると、川の両岸を繋ぐのは、それは道ではなく、太いパイプのようなものだった。ガス管なのかもしれない。
いったいどうなっているのだろうか!?
だんだん近付いても謎は深まるばかり。
すると、その橋に沿うような形で、大きな箱が動いているではないか。
いよいよ橋のたもとに到着すると、チケット売り場がある。
きっと橋を渡るには、お金を払わなければならないのだろう。
待っていると、向こうから、ゴンドラのような箱が近付いてきて、ドアが開いた。
そこから人が降りてきて、こんどは待っていた私たちが乗り込む。
真ん中の大きな通路は車用だった。
ドアがしまると、ゴンドラは動き出した。
確かに絵に描いてもらったものと、同じではないか!
アルベルゲでは最後の一つのベッドをもらうことができた。
すぐ後から来た、フランス人親子三人組は、床にマットレスを敷いて寝ることになってしまった。
まだそんなに遅い時間ではないのに、混んでいるなんて不思議だ。
部屋もけっこう広いのである。
部屋を見回すと、あれ?なんか見覚えのある荷物じゃないの?
シャワーを浴びて外に出る。
近くにアウトドア用品の店があったので、ショートパンツを購入。サンダルも試してみたが、サイズが合わなくて断念。
今日はスーパーで買いものをしよう。
スーパーに行くと買うのは決まって、ヨーグルトと、大量のフルーツだ。
アルベルゲの部屋に戻ると、ルルデスが居るではないか。
見覚えのある荷物は、ロベルトや四人組のものだった。
ビルバオを見学すると言っていた彼らの方が、先に着いているなんて不思議だったが、彼らは素直に地下鉄に乗ってきたという。
ロベルトは疲れて寝ていた。
大きな廊下にテーブルが置いてあって、そこで食事をしている人がいたので、話をはじめた。
彼は、パブロと言い、サンティアゴの近くの出身で、これから歩いて実家に帰るのだが、時間がないので、どこかでバスに乗るつもりだという。
普段はドイツのハンブルグの大学で、スペイン語とドイツ語の先生をしているという。
頭が良さそうだけど、気が弱そうな、ぬいぐるみみたいな人だった。
そこへここのアルベルゲのボランティアの世話人である、アンヘルというおじさんがやってきて、あれやこれやと世話をしてくれる。
今後の巡礼路についても、具体的にアドバイスをしてくれて、とても親切にしてもっらった。
夜もふけると、四人組も帰ってきたが、人数が二人増えていた。
ペドロとロザリオの夫婦が加わったのだ。二人は四人組とは旧知の仲だった。
ちなみに、「四人組」と言ったのは、マティウスだった。彼らを総称する時、「グルポ デ クワトロ」と呼ぶのだった。
この二人の出現は、近くに迫った四人組の帰郷を意味していた。
あと三日ほどで、ベロニカとカルロスが帰ってしまうのだ。
ペドロとロザリオの二人は少しだけつき合って歩いて、ペドロの車でマドリッドまで帰るのだった。
残るマティルダとドリーもあと一週間ほどで帰郷するのであった。
ルルデスも同じだった。
消灯の時間が過ぎ、一人で廊下のテーブルで日記を書いていると、ルルデスがやってきた。
ルルデスは、チャーミングで、ひとなつっこい女性だった。
「私の名前は漢字でどう書くの?」
ええと〜、いい文字はあるかなぁ?
考える時間を稼ぐために、
「『ルルです』って日本では有名な風邪薬だよ。『I am るる』ってこと。」
我ながら、変な説明でお茶を濁しながら考える。
紙に『流留出寿』と書いてみるが、いまいちだなぁ。
そこへロベルトもやってきた。
ロベルトにも考えてあげる。
『路辺流人』
これはなかなかいいんじゃない?!
三人で盛り上がる。
ルルデスとロベルトは、とても仲が良い。
たくさんかかってくるロベルトへの電話が急に減ったのは、電話の相手が彼女だったからなのだろう。
素敵な彼女だったので、少しロベルトの株があがってきた。
ルルデスは、仕事の関係で、一週間弱だけ一緒に歩くことになっている。
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