2007/02/27 - 2007/02/27
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kodeyanさん
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西にアルジェリア、東はリビアに囲まれたアフリカ最北端の国チュニジア。
チュニジア国鉄=SNCFT=の代表駅であるチュニスから南部、内陸部の交通要所ガベスまでの412kmを約6時間、表定速度68km/hで南に向かって走行した。
乾いた大地と広大なオリーブ畑の車窓はダイナッミック!
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5:20 駅前のホテルを出るとアザーンがメディナから流れてきた。
前日の雨で路面も濡れている。
駅前にはタクシーが2台佇み、タクシー客引き兄ちゃんがひとり早朝から声をかけている。
ウールのロングコートにスカーフ姿の若い女性が二人立ち話をしていた。
駅はクリーム色コンクリートに白文字フランス語でGAREDE TUNIS、屋上にブルーのアラビア語でチュニス駅と表示があり屋上中央にチュニジアの赤い国旗がなびいている。
駅にツーリストインフォメーションがあり、BONPRIXという小さなスーパーも駅なかにあるが早朝は開いていない。
BONPRIXでは飲み物、お菓子、サンドイッチ、パンなどが買える。
駅前ではテント屋根の売店でお菓子、花、新聞雑誌を売っている。
DVD、CD、本を売る露店もある。
が、こちらも早朝は開いていない。 -
チュニス?ガベス間運賃は2Class D15.10=1400円= (D=チュニジアンディンナール)
長距離列車のキップ売り場はゲート入り口向かって右側、窓口は七つあるが、すべてが開いているわけではない。
キップ売り場は英語が通じる。 -
駅の放送、案内板はフランス語とアラビア語。
チュニス駅は線路が行き止まりになっている頭端駅だ。
上野駅で北斗星を待っているような感じだ。
ホームにはガラス張りの待合室がある。アフリカとはいえ冬は寒いのだろう。 -
ホームのカフェショップは早朝からにぎわっている。
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クロワッサンに美味しそうなケーキを見てここはフランスの植民地だったんだなと改めて感じる。
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チュニジア国鉄は1965年ディーゼル化完了 チュニス以西は1435m/m標準軌(延長468km)、それ以外は軌間1000m/m(延長1674km)で建設されている。新幹線を除く日本の軌間は1067m/mであり、あまり違いは感じられない。
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車両は前からディーゼル機関車=電源車=2等=2等=2等=1等の編成。2等車両には数字の2が表示されている。
チュニジアには寝台車はないようだ。 -
座席は1列から10列が進行方向と逆方向、11列から20列の最後尾までは進行方向で列中央の座席が対面している。
5割くらいの乗車率で一人1列を使っている人が多い。
2等座席は藍色エンボス加工ビニールレザー、硬さも普通である。
網棚はスチール製。
車内にゴミはなく床を空き缶がゴロゴロするようなこともない。 -
1等座席はモスグリーンのベッチンでヘッドレストに白の布カバーがある。
高齢の母親と娘という親子をはじめ女性客が多い。 -
外は暗く雨、雷も鳴るなか定刻6時出発、窓の下にあるヒーターが暖かい。始発のエアポート成田がめちゃ寒だったのに比べチュニジアの列車のほうが快適である。徐々に夜が明けてくるのを実感するのも列車の旅の楽しみだ。
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6:55
車窓にオリーブが見えてくる。「BIR BOUREGBA」に近づくと車掌さんがこの列車は支線のHAMMAMETには行かないので乗り換えだと各車両をまわっていた。駅名表示はフランス語とアラビア語である -
食堂車はないがワゴンサービスがある。
フランスパン1/2本に野菜を挟んだサンドイッチも販売していて美味しそうだった。
他にコーラ、瓶のオレンジジュースやお菓子も売っている。 -
カフェオレD0.7=60円=はコーヒーとミルクを目の前でブレンドしプラスチックカップに入れてくれる。
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8:00
観光都市スース着(車掌さんはスーサといっていた)スースでスイッチバック、後ろ向きで走っていたが今度は進行方向側になった。なるほどこれで中央列対面の意味がわかった。
10分の停車中デッキでたばこを吸う人が数人いる。
車内は禁煙のようで、タバコの煙で具合の悪くなるわたしのような人間にとってはありがたい。 -
デッキでドーナツを食べていた男の子からドーナツをもらう。
なかなかうまい。
今回の旅では気さくで親切なチュニジア人に沢山出会うことができた。 -
デッキに貼ってあったプレートもフランス語とアラビア語。
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車両は整備されているが、デッキの窓ガラスにヒビが入っていたり客車窓のパッキンがなくなり埃がたまっていたりする。
これは部品の調達が難しいのだろうか? -
9:05
EL JEM着
駅の近くにある円形競技場が車窓から見える。 -
9:15
水道管?が現れる。どこまで続くのか見ていたが途中で土のなかに埋まってしまった。
9:45 踏み切りをはじめて見る。この路線はトンネルもなくひたすら乾いた大地を走り続ける。
チュニジアで降っていた雨の余韻は感じない。 -
9:45
チュニジア第二の都市SFAX着
駅舎はベージュピンクのボーダーがアクセントの白い3階建てビルだ。 -
SFAX駅はブルーの街路灯が印象的。
SFAXは大きい町のようで中層ビルが多い。
駅近く赤茶の大地でこどもたちがサッカー遊びに興じていた。 -
SFAX駅にて貨車を見かける。日本ではあまりお目にかかれない光景か。
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さてこれからの車窓がこの路線の見ものである。
スファックス〜ガベス間は列車の両側にオリーブ畑が一直線に広がる。オリーブ畑の地平線は圧巻だ。 -
オリーブ畑がひたすら続く。
前の席の女の子は美術学校の学生さんなのだろう。友人とさっきからウフィッツイ美術館でみたボッティチェルリが描いたビーナスの誕生を見ながらおしゃべりが止まらないようだ。 -
どこまで続くのか広大なオリーブ畑だ。
通路を挟んだ隣りの座席で女性の携帯電話が鳴る。着音はくるみ割り人形、乾いた大地とくるみ割り人形、なんか優雅な列車のたびはつづく。 -
ローカル駅に近づくと車窓で見えるのは、パラボラアンテナ、白いモスク、屋上に鉄筋が衝きだしたレンガ積みの家。花柄のローカルバスも走っていた。
ローカル駅の表示はアラビア語だった。 -
11時を過ぎると羊の群れと羊を追う女性が見えてくる。のどかな光景だ。
運転手は線路上の羊にクラクションを鳴らしていた。 -
ガベスが近づいてきた。
日差しはきついものの風は冷たい。
女性はみな冬物コートを着ている。 -
定刻より3分早い12時ガベス着。
この写真ではわかりづらいが、ステップの踏面が10センチほどしかない。
荷物を持って降りるときは要注意。 -
外に出ると日差しがきつい。チュニスとは違う国に来たような感じだ。
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急いでディーゼル機関車を見にいったが、あっというまに外されていた。残念!
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最後に台車の写真を撮って、ホームを後にした。
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いよいよガベスからチュニジア南部、内陸部の旅が始まる。 〜ガベス編につづく
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この旅行記へのコメント (2)
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- Gruss Gott さん 2009/12/28 19:35:07
- ありがとうございまーす。
- kodeyanさん、はじめまして。
今からガベスに列車で向かうので「どんなんかなー」と調べていました。
列車の様子がよくわかりました。ありがとうございます。
- kodeyanさん からの返信 2009/12/29 13:40:05
- RE: ありがとうございまーす。
- Hi!
Are you in Tunisia now?
Fantastic!
Iam glad to see your message.
Have a nice trip!
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