豊後・岡城～滝廉太郎の愛した町～

2004/12/05 - 2004/12/05

2004.12.5に大分県竹田市の岡城と原尻の滝へ行きました。
滝廉太郎が幼少期に遊んだ岡城をモデルに「荒城の月」を作曲したことでも有名なお城です。日本の名城100選にも選ばれた現存する石垣を持つお城で別名臥牛城。自然の地形を利用した広大な城址には堅固であったことを想像させ、それを裏付けるかのように島津義弘率いる薩摩軍の攻撃でも落ちなかった堅城です。緒方惟栄が築城し、277年間中川氏の居城として岡藩の中心となりました。とても素晴らしい景観ですので、ぜひ拡大してご覧ください。また、春は桜、秋は紅葉がとても映えるお城です。
その後は城下町を散策し、旧緒方町の「原尻の滝」も見に行きました。自称「東洋のナイアガラ」です。日本の滝は縦長いものが多いような気がするので、横長のこの滝はめずらしいのでは！？

エリア 竹田(大分)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: その他

駐車場から歩いて向かうと、
上方に石垣が見えてきます。

大手門跡。

西の丸御殿跡。
大手門跡の方向から

古大手門跡

スケールの大きい石垣群に圧倒されます。

三の丸の石垣。
連なりが美しい。

三の丸付近から見た西の丸の石垣群。

太鼓櫓跡（右）。
奥は三の丸跡です。

二の丸跡には滝廉太郎像がありました。

本丸の方を見つめていました。
見えているのは本丸跡の説明板です。

二の丸から本丸へと続く石段。

本丸跡。
思いのほか目立った遺構はありませんでした。

本丸の石垣

本丸の石垣。
奥の出っ張りが三重櫓跡、手前のが御金倉跡。

ここから奥へ進むと御廟跡もありました。

西の丸御殿跡の石段。

右に見える礎石は家老屋敷跡（民部）。

冬の枯れ木がまさに荒城という感じ。

西の丸御殿の石垣。
人が歩けるスペースがあり、２段構えになっていました。

家老屋敷跡（覚左衛門）から見た本丸、二の丸、三の丸の石垣群。

近戸門跡。

近戸門跡から西の丸御殿跡方向を見る

七曲りを見下ろす

七曲り

七曲り全景

駐車場付近から見た岡城石垣。

駐車場から見える物見櫓

物見櫓から見る岡城

岡城の模型。
竹田市歴史資料館にあります。
以前は天守閣もあり、壮大なお城だったことが
わかります。

模型の天守閣のアップ

岡城の登城記念のパンフレット。
私が持っているお城のパンフレットの中で、
巻物になっているのは、岡城だけです。
めずらしいと思います。
城跡も良いし、巻物パンフまでついて入場料が３００円は安い！！

豊後大野市（旧緒方町）にある原尻の滝。
下に降りて見るとさらにすごいです。
道の駅の所にあります。

原尻の滝のアップ。
上を渡れるようになっています。

観音寺の十六羅漢像。
観音寺の山門へ通じる石段の横の岩上にありました。

願成院本堂　愛染堂（国重文）
本尊は愛染明王です。

円通閣。
門の形が漢字の「円」のようになっていました。

碧雲禅寺の岡藩中川家墓所

岡藩初代藩主中川秀成のお墓

この旅行記へのコメント （1）

• Elliott-7さん 2015/09/18 11:39:26

  初めまして・・

  みとさんへ
  
  岡城の旅行記を拝見しました・・
  
  ずーっと昔、友人と一緒に行ったことがあるので懐かしくなりましてね、
  
  豊後竹田城ともいうそうですね、但馬国の竹田城は一躍有名になりましたが、私は豊後竹田城の方が好きです！
  
  何といっても、あの滝廉太郎の名曲「荒城の月」の舞台が、岡城ですからね。
  
  夕刻、豊後竹田駅から列車の到着に合わせて、「荒城の月」のメロディーが流れてきて、郷愁を感じたのがつい最近のようです・・・
  
  つくづく「旅」の心境を味わった一日でした。
  
  お邪魔しました・・・・
  
  
  　　　　　　　Elliott-7　　　より