2005/10 - 2005/10
88位(同エリア106件中)
漣さん
町の中心に不思議な格好で佇む一人の男、名をシェフチェンコ(写真右)。まるでこの町を自慢しているよう。
西洋に向けて動き出したかつてのCIA国家ウクライナ。彼が呼び起こした民族意識は独立への気概を高めた。
この国の本質を伝える「最もウクライナらしい都市」リヴィフ。社会主義色の強いキエフと明確な対照を成す自由への礎。
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シンフェローポリの夜行列車に乗ること十数時間、目が覚めると未だ列車の中であった。ひたすら広がる平原。一時間、二時間、三時間・・・七時間、余りの暇に耐え切れなくなった頃車窓に広がり始めた久々の都市の風景。
町の中心の安宿に決め、早速観光に繰り出すと・・・。 -
いきなり大聖堂が現れた。内部は写真撮影禁止だが実に壮麗。
ポーランド王国時代の創建。リヴィフは発展に関わった数々の国家の置き土産で満たされている。 -
オーストリア=ハンガリー二重帝国の時代に最盛期を迎えたリヴィフには西洋の文化への憧れが芽生え始めた。
旧市街西部、スヴァボーディ大通りにあるオペラ・バレエ劇場。ネオ・ルネサンスとバロックの折衷様式で建てられたこの建築の資金は大半が市民の寄付によるもの。
この前に悠然と控えていたレーニン像は現在、撤去されている。 -
旧市街の核心、リノック広場に到着。
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色とりどりの珠玉の建築に囲まれたこの広場に足を踏み入れると、中世そのままの気分を味わえる。
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「リノック」の意味するところは「市場」。ドイツ圏のマルクト広場と意味は一緒。だが市場と言う言葉とは少し違った印象を受ける。
現在でも民芸品市場はここから幾つかはなれた通りにて開かれていたが・・・。 -
広場の中心には市庁舎が悠然と建つ。
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広場の中心に建つ市庁舎入り口に埋め込まれた世界遺産の碑。その立地から歴史に翻弄された多くの民族の遺産を今に伝える都市リヴィフは以下の基準で世界遺産に登録されている。
()その都市構造・建築においてリヴィフは東欧とイタリア・ドイツの建築的・芸術的伝統の融合の顕著な例である。
()リヴィフはその政治的・商業的役割から引き寄せられた多くの文化・宗教の異なる民族が分立し、それぞれの共同体を作り上げていた事が現在の町の景観に見て取れる。
※ユネスコのHPに記載されているものの私訳です。 -
市庁舎の脇から鐘楼に登ることが出来る。たまたま別のグループが入っていくのを見かけたお陰で見学可能であることを知り、最高の風景を写真に収めることができた。
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リヴィフが民族の坩堝として存在した背景には宗教への寛容が起因している。カトリック、正教の他、ユダヤ教等々既存の宗教以外に他国から排斥されてきた民族にさえ門戸を開き発展の道を歩んできた。
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しかし、ソ連時代に入ると宗教は否定されリヴィフに停滞の時代が訪れる。
ドミニカ聖堂、ソ連時代は無神論と宗教の博物館とされていた。 -
聖堂の脇を抜け路面電車の路線に沿って歩いていくと突然目に飛び込んでくる城壁跡。
何故ここにだけ残っているのか不思議。都市計画上撤去する費用を節約したのか歴史の遺産として残したのか、どちらにしろ現在は訪問客の目を惹く観光の目玉となっている。 -
旧市街に訪れる夕暮れ。
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町外れにある城塞跡を目指して進むこと十数分で頂上に到着。黄昏時のリヴィフの空は夕闇に包まれくすんで見えた。
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