2004/08/21 - 2004/08/29
658位(同エリア346件中)
k o b aさん
- k o b aさんTOP
- 旅行記15冊
- クチコミ0件
- Q&A回答1件
- 7,775アクセス
- フォロワー0人
8月24日 ツェルマット5:55→7:16ブリーグ8:19→9:19マルティニ9:40→10:58シャモニ 泊
朝から雨、天気予報は正しかった。
電車を乗り継ぎシャモニに着く。この日は食料と水の買出しとストック、スパッツ、手袋等を買った。僕の敗退要因は道具の悪さと古さもあるので、(多少お金をかけてもまたここまでくる旅費に比べたら安いものだ)と思い準備万端とする。イタリア製のモンブランの詳しい地図も買った。フランス製のものより見やすいが、「モンブラン」が「モンテビヤンコ」になっていた。
裏通りの清潔な感じのホテルに泊まる。
8月25日 シャモニ(バス)→レズシュー駅(ロープウェイ)→ベルビュー駅(登山電車)→ニデーグル駅→テートルース小屋→グーテ小屋 泊
シャモニからバスでレズシューロープウェイ駅まで行く。天気はいまいちで、これから戦いに行く兵士というか、ドナドナに歌われた子牛のような、なんともいえない気持ちである。未だロープウェイがやっていなかったので、向の店でエスプレッソを飲む。品のいいおばあさんが入れてくれたコーヒーはなかなか美味い。ロープウェイでベルビューへ。霧がかかっていてますますこの先が思いやられる。結構長い間待ち、やっと登山電車に乗り込む。
ここまでくるともう逃げることは出来ないと覚悟を決める。
車窓からはアルプスの山々が見え、まるでハイジの世界。ハイジはきっとあの辺りに住んでいたのだろう。信じられない様な所を電車は走り、信じられない様な中途半端なところに終点のニデーグル駅があった。
駅からすぐに登りが始まる。単調な沢沿いの登りの行き当たりがテートルース小屋。そこからルートは大きく右に折れ、氷河が始まる。氷河の左側にある尾根というか岩稜を登る。急なところはロープが張ってあり、それ程困難では無い。
その後、核心であるルンゼのトラバースに移る所で事故が起こった。前を歩いていた4人組のパーティーがそのルンゼのトラバースでもたもたしているなあと思っていると、そのうちの一人が滑り始めた、初めはゆっくりスーッと音も立てずに滑っていったが、そのままどんどん加速し我々の下を通り過ぎ、見えなくなってしまった。おそらくクレバスに落ちてしまったのだろう。動けなくなっているその仲間達を安全な場所まで降ろし、待機させた。その間に別のパーティーが携帯電話で救助を呼んだ。「あなたは何人ですか?あなたの恩は忘れません。あれは彼のお兄さんなんだ。」と泣きながら手を握られ、僕ももらい泣きしてしまった。「問題ない。気を付けて。」しばらくしてからヘリコプターがきて救助隊が降りたが、遭難者は発見出来なかった様であった。気をとり直してルンゼのトラバースを抜ける。
部分的に3級位の岩があるが、基本的に危険な箇所は鎖やボルトがついていて難なく登れる。銀色の建物がひょっこり現れる。グーテ小屋に着いた。
夕食はやはりコース。乾燥した小さなパンみたいな物や、チーズを削ってスープに入れてたものが美味い。陽気なイタリア人、一人のアメリカ人アレックスと話しながら食べる。
小屋のおじさんに「明日の天気は?」とたずねると「バッド ウエザー」だそうな。
8月26日 グーテ小屋 停滞
今日は天気予報どおりの吹雪。朝一応起きてみるが、小屋の中は真っ暗で、誰も起きていない。皆停滞を決め込んでいるようだった。隣に寝ていたアメリカ人のアレックスと一日おしゃべりをして過ごす。彼は英語の先生で、今は北欧に住んでいる。来年日本に行くんだと言っていた。ちなみに彼女は2人いるらしい。好感の持てる顔に似合わずおしゃべりなアメリカ人だった。
8月27日 グーテ小屋→モンブラン頂上→グーテ小屋→(往路と同じ)→シャモニ 泊
8月28日 シャモニ(バス)→ジュネーブ観光→アリタリア航空AZ593→ミラノ→アリタリア航空AZ7786
8月29日 →成田空港16:05
編集中
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
0