全国凧あげ祭り

2007/01/07 - 2007/01/07

２００７年１月７日（日）に姫路競馬場で行われた「第３３回全国凧あげ祭り」を見に行きました。この凧あげ祭りは毎年新春に行われており、日本各地から様々な凧が持ち寄られ、実際に大空高く揚げて日本の伝統凧を紹介するイベントです。

この日は朝起きると吹雪いており、一面の銀世界。しかし、やがて雨になり、すぐに融けてしまいました。昼近くになると日が差してきたので出かけましたが、晴れているのに雨が止みません。風が非常に強いため、流されてきていたのでしょう。

会場に着いたころにはすでに半分ほど終わっていたようですが、各地の伝統凧や地元のチームによる大凧、また創作凧などが大空に揚がり、楽しいひと時を過ごしました。また、台風並みに発達した低気圧がもたらした強風のおかげで、例年なら揚がらないような凧が揚がるという、ある意味ラッキーもありました。でも、寒かったですけどね。

エリア 姫路(兵庫)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 徒歩

会場の県営姫路公園競馬場。日曜日のため、ＪＲＡの場外馬券も発売されています。

早速連凧を撮影。朝の雪が嘘のような快晴です。

同じく連凧。

スーパーマンの凧。

手ブレで残念です。風が強いためか、凧の動きが激しくうまくフレームに入れるのが難しいのです（言い訳）。

５０畳！の大凧の準備が始まりました。さあ、うまく揚がるでしょうか。

津軽凧。絵柄はねぷた祭の絵です。この凧は強風でないとなかなか揚がらないということです。凧の裏のぶんぶによってうなりを上げて揚がっていました。

全長３０ｍのムカデ凧。

ムカデ凧。右下の凧は静岡県浜松の合戦凧です。合戦凧は私が来た時から最後までずっと揚がっており、すべての凧の中で最も高く上がっていました。

ポケモン凧かな？創作凧だと思いますが、こどもたちは喜んでいました。

これはよくわかりません。

馬に乗った侍の絵柄の連凧。左上や右下に見える小さな凧は、会場で販売されていた凧で、遊びに来ていた人たちが揚げているものです。

連凧。

連凧。

さあ、いよいよ５０畳の大凧が揚がります。

揚がりました。すごい迫力です。でか過ぎてはみ出しています。

が、揚がったのは一瞬でした。見事に墜落。非常に危険でした。大凧は風が強いと壊れてしまうようです。

哀れ５０畳の大凧はバラバラに…

長崎・五島列島のバラモン凧。

馬に乗った侍の絵柄の連凧が揚がるところです。

合戦凧と名古屋（だったと思う）のセミの凧。いずれもかなり高く上がっており、このように小さくしか写りません。

この凧は不明。

これは白鳥ではなく、白鳥の形の凧です。

この凧も不明。絵で勝負？

これで飲酒運転がなくなればいいのですが。

「あぼし未来倶楽部」による２０畳の大凧です。

うまく揚がりましたが、すぐ落下しました。後ろは競馬場のメーンスタンド。

浜松の合戦凧。もうひとつはフランス国旗のように見えます。

バラモン凧の競演。ひとつはバラモン凧の形を変形して作成した「日の出鶴」で、デザインは日の出の太陽を背に鶴が飛ぶというものだそうです。

これもバラモン凧だと思います。

ムカデ凧。かわいらしい顔をしています。

今年の干支であるいのししの絵柄の大凧。

バラモン凧の攻撃を受けました。

山口県・見島の鬼ようず。全長１２ｍあるそうです。いのししの大凧と同時に揚がっている姿は迫力満点です。この日のクライマックスですね。

鬼ようず。

「あぼし未来倶楽部」による２０畳の大凧の再チャレンジです。

が、あえなく撃沈。

セミの形の凧。ブンブンと大きな音がします。

創作凧でしょうね。

こいつは動きが激しく捕まえるのに苦労しました。

創作凧だと思います。

外国の方がこの凧あげ祭りで興味を持ったのか、連凧を買い求めて揚げていました。

凧あげ祭りが終わっても、こどもたちは（場合によってはお父さんたちも）凧揚げに興じていました。