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アラスカ旅行記

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1995/08/15 - 1995/08/20

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ぷろこふさん

06530/06630 GBC01446 菅谷 守宏    アラスカ第1日(1995・8・16(水)
(10) 95/12/19 00:17 コメント数:1


 わずか6日間の旅行ではあるが、防寒のための服をたくさん持って行くために
(結局防寒着を使うことは無かった)大きなトランクとディパックとカメラ2台
の入った重たいカメラバックをかついで、11:00前に出発。ごろごろとトラ
ンクを商店街の中を転がして行き、阪急の三国駅へ。昼時で人が多く大きなトラ
ンクを転がしてガーガー音をたてているので、いやが上でも目だつ。羨望の混じ
った刺すような視線を浴びて恥ずかしく、一刻も早く駅に行きたいがむちゃくち
ゃ暑いのでゆっくりと進んだので、30分近くかかったが、それでも汗びっしょ
りだ。冷房の効いた電車に乗って生き返る。集合時間は13:40である。関空
は伊丹と比べると本当に遠い。伊丹だったら、この三国駅からどんなに遅くとも
30分以内に行けるのに、関空はまず梅田に出て、そこからJRかバスでまた1
時間以上かけて行かなければならない。南海は今日のような大きな荷物がある場
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合は乗換が多く、したがって階段も多く対象外だ。はるかも高すぎて対象外であ
る。

 今日は結局、新阪急ホテルの1階から出ているリムジンバスで行くことにした。
トランクは床下に入れてくれるし、何より阪急梅田駅に隣接しているので一番楽
だ。関空快速だと大阪駅まで阪急から遠いし、階段がたくさんある。大きなトラ
ンクで階段で困っていても誰一人助けてくれないのは今までで経験済みである。

 それに私の場合バスだと身割で半額となるので750円となり、これはどの交
通機関より安い。

バスは定刻に走り、快適だった。いつも鉄道で関空に撮影に行っているので連
絡橋の一番上の支柱にじゃまされない眺めは新鮮だった。

関空に着いたのは、13:10で、まだ集合時間まで30分もある。4階の国
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際線出発ロビーは7月に台湾に行った時と比べて閑散としていた。あの収拾が着
かないほどの混雑だった、団体専用カウンターの前も人がいない。お盆のピーク
をわずか数日ずらせただけで、こうも人出が違うのか。最も今の時間帯は出発便
は少ないが。

JTBの団体カウンターへやっと時間になったので行くと、既に大勢の人が
手続きをしている。しまった、もっと早くくればよかったな。そして、ここにい
る大勢の人はほぼ全て同じ便でアラスカに行く人のようだ。やっと私の番が来た。
前の1人旅の女性も同じ「地球倶楽部」の同じツアーだったので一緒に説明を
受ける。この女性に、手続きが終わったあと「どうぞよろしく」と声をかけたが
平然とこちらを無視しやがった。印象の悪い女だ。結局、この女性と次に話せた
のは、最終日だった。

スーツケースを預けるのに右往左往したあと(X線を通さねばならなかったの
だが、客が少ないので開いているところが少ない)7月に引き続いて2600円
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の空港使用料を払い、出国手続きをする。出国手続きもものすごくすいていたが、
係員は絵に書いたような仏頂面だった。最近は日本のこういう出入国カウンター
も愛想が良くなってはきているのだが。。

 今回は北ウイングからの出発である。台湾の時は南ウイングだった。

 北ウイングの出発ロビーは閑散としているが、アラスカに行くのでは無さそう
なタンクトップの女性や、半パンの男性とか、知恵遅れの子どもを連れたお父さ
んもいる。

 KAL(大韓航空)に乗るのは初めてであり、その機種であるA300に乗る
のも初めてだ。

出発ロビーは総ガラス張りなので発着する飛行機がよく見える。おりしも、
中国国際航空のハーキュリーズが出発していったので写真を撮る。
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やがて,搭乗時間となり、A300に乗り込む。機内は2+4+2の配列で、
私は中央列の左っかわの通路側だ。

A300は、ジャンボと比べると小さくてat homeな良い雰囲気だ。
斜め前のスチュワーデスが離着陸の時に乗客と向かい合わせに座る席に座った
スチュワーデスは前の日本の乗客と身を乗り出して話しており、時々大きく笑う。

関空より離陸して、わずか1時間強で、韓国の金浦空港に着陸した。

(つづく)
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06531/06630 GBC01446 菅谷 守宏    アラスカ第1日(1995・8・16(水)
(10) 95/12/19 00:21 06530へのコメント コメント数:1


 さて、ソウルでは3時間ほどの待ち合わせ時間がある。金浦空港は初めてで
ある。金浦空港は撮影禁止というのが、今までの常識であった。機内放送でも、
しつこいほど放送され、ソウル上空から空港内は全て撮影禁止ということだった。
しかし、今回は機内アナウンスも無く、空港内にもいわゆる「撮影禁止」「NO
FHOTO」という看板は見あたらない。これはひょっとして、と思い係員のい
る前で、カメラを出してみたが、何もいわないので、ガラス越しに駐機している
飛行機を何機か撮影してみた。でもおとがめ無しなので、これはラッキーとばか
りに写真を撮りまくった。ちょうど、夕暮れ時で、私の好きな夕陽と飛行機を絡
めて撮れる。ただ、私のいる国際第二ターミナルは大韓航空と、アシアナ航空ば
かりで面白味には欠けるが。。。

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 でも、まぁ飛行機が撮影できたおかげでこの3時間の待ち合わせ時間は退屈せ
ずに済んだ。

 さて、搭乗時間は19:00。しかし何という日本人の数だろう。関空で見か
けた顔も何人かいる。どうやら全員がアラスカに行くらしい。あとで聞いたが、
人数は全体で300人くらいだとのこと。あのタンクトップの女性も知恵遅れの
息子を連れた父親もいる。

 19:00を20分ほども過ぎたところでようやく搭乗である。ランプに降り
てバスに乗り、飛行機の間を5分ほど走って降りると、これからアンカレッジま
で乗る、B747−400が堂々とそびえていた。タラップを登って機内へ。

 まさか、チャーター便にB747−400が使用されるとは思っていなかった。
せいぜい、MD−11又はDC−10 あるいはA300くらいかなと思ってい
た。
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金浦空港を定刻よりも40分ほど遅れて離陸。もう外は闇である。大韓航空
(KAL)のサービスは結構良かったように思う。食事もまあまあだったし、一
人「茶、いかがっすか〜」と通るスチュワーデスにはアメリカ合衆国入国事前審
査の書き方で、随分親切にしていただいた。

私は中央の4列の通路側席である。隣には奈良の十津川村で学校の先生をして
いるという、思いっきり日焼けしたたくましい男性と、その奥さん。そしてその
向こうには、例のすかんたらしい女性が座っている。

その学校の先生夫妻は2日目の26氷河は同じだが、3日目がタルキートナま
での往復のマッキンレーフライトということだ。

 アンカレッジまでは7時間余り。ちょっと寝て目覚めるともう外は明るい。
アラスカの上空に差し掛かると、下には見事な山や氷河が見える。天気は最高
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である。非常口ドアの所にある窓から何枚も写真を撮った。

快晴のアンカレッジ空港に到着。ここに来たのは10年以上前にヨーロッパに
旅行した時以来である。あの頃はアエロフロート以外の航空会社は全てアンカレ
ッジ経由でヨーロッパに向かっていた。ポーラコースと呼ばれていたコースで、
運がよければオーロラが見えたという。そして、地表はアラスカの美しい氷河が
広がり、シベリア上空を飛ぶ現在のコースよりは、変化に富んだ楽しいコースだ
った。

現在、日本からこのコースを利用してヨーロッパに行く航空会社は無い。


(つづく)
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06532/06630 GBC01446 菅谷 守宏    アラスカ第1日(1995・8・16(水)
(10) 95/12/19 00:25 06531へのコメント コメント数:1


 アンカレッジ空港は、やはり旅客数が激減したからであろう。ターミナルビル
はこじんまりとした小さなものに変わっていたようだ。

 外は快晴。早く外に出たい。しかし荷物がなかなか出てこない。やっと出てき
た荷物を転がして、アメリカの入国手続きを済ませた後、約300人の団体は、
ホテルごとにバスに分乗して次々にアンカレッジ市内にあるホテルに連れて行か
れ、昼食となる。

 昼食後、市内観光となるが、市内観光はつまらないことは聞いて知っている。
そこで、これをキャンセルしてコロンビア氷河などの遊覧飛行に行きたかったの
で、以前からそのことをこのツアーを企画しているJTBの子会社「地球倶楽部」
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の杵鞭さんにリクエストしていたが、4人集まらないことには不可ということで、
だめだった。

単独行動をしても良かったのだが、英語力の不安から断念し、結局市内観光に
行ったが、予想を上回るつまらなさだった。

 市内観光後、ホテルにチェックインとなるが、そのホテルは「REGAL 
ALASKA HOTEL」と言って、なんと世界最大の水上飛行機の発着場の
フッド湖のほとりにあり、当然ホテルの前にも水上飛行機の乗り場があるという、
私にとって最高の立地条件のホテルだった。こんなことを事前に知っておいたら
あんなつまらない市内観光なんか絶対パスして早々にホテルにチェックインして
遊覧飛行に行けたのに。。。

 しかし、時間はまだ4時過ぎで、外はまだまだ明るい。というよりまだ昼であ
る。ここで、粘り強くJTBの係員に交渉してやっとホテルの近くのREGAL
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AIR という所が空いていて、コロンビア氷河やマッキンレーは無理だが、な
んとかというアンカレッジの近くの氷河までだったらokということで申し込む。

 ただ、一人ということで、250ドルと高いがまあ仕方がない。

すぐに、ホテルの車でその水上飛行機の乗り場に送ってもらう。そこは典型的
なアメリカ人の一家で、ご主人が操縦し、奥さんが受け付け、子どもが手伝いを
する。

 生まれて初めて水上飛行機に乗る。簡単な桟橋みたいなところから飛行機に乗
り込み、助手席へ。横にご主人が座って操縦する。奥さんと子どもが飛行機を桟
橋から押し出して、ブルンブルンとプロペラが回りだし、いよいよ出発。。

広い湖の全てが滑走路となるわけではなく、あらかじめ滑走に使えるエリアは
当然ながら決まっている。その位置まで水上をタキシングしていく。ご主人は、
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管制塔となにゃらやりとりし、エンジン音が大きくなって加速され、ふわっと浮
き上がった。飛行機は上昇していくが、地図がないのでいったいどの方向に飛ん
で行っているのかわからない。

すぐに、街並みはとぎれ、谷沿いに飛んで行く。大きな川と湿地帯が山と山に
挟まれている。川に沿って鉄道と道路も走っている。

30分くらい飛んだ所で、先に1つの氷河がこの川に向かって落ち込んでいる
のが見えてきた。やがてその上空に達し、氷河の上を2周した後引き返す。

 先ほどの鉄道に貨物列車が走っているのを発見。長い貨物列車だ。なんと機関
車を7連も繋いだ、7重連であった。

 やがて街が見えてきて、我がホテルの上を飛び越してフッド湖に着水。そのま
ま、湖の上を進んで、飛行機の乗った桟橋に近づくと、家の中から奥さんと子ど
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もが出てきて飛行機を桟橋につないだ。湖に落ちないよう気をつけて飛行機を降
りた。操縦してくれたご主人と握手をして別れ、奥さんに車でホテルまで送って
もらった。

もう夜の7時過ぎだが、まだまだ明るい。7:30頃夕食に食堂へ行くと同じ
ツアーの子どもを2人連れた親子連れがいたので隣に座り、飛行機に乗ってきた
ことを報告すると、驚いていた。やがて年輩の写真が好きそうな矢崎さん夫妻も
同じテーブルに着く。飛行機に乗ったことを話すと「私たちも行きたかった」と
言う。しまった、一緒に乗ったらもう少し安くなったろうにもう後の祭りである。

 食事が終わったのが夜の9:00頃だったが、外はちょうど夕方のような風情
である。ホテルの前のフッド湖が、夕陽を反射してとても綺麗だ。10時過ぎの
日没まで、ずっと湖のほとりで写真を撮っていた。発着する水上飛行機もきらき
ら光ってとても綺麗だった。

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 気温は全く寒くなくて、ホテルの前の温度計によると19度だった。

こうしてアラスカ第一日が終わった。

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06543/06630 GBC01446 菅谷 守宏    アラスカ第2日
(10) 95/12/20 07:18 06532へのコメント コメント数:1

(1995・8・17(木))
 
 明けて8月17日(木)、今日も朝から快晴である。今日はこれから26氷河
の観光に行くことになっているが、本当は天気がいいうちに、デナリの方に行っ
ておきたい気がする。最初の予定では、まずデナリの観光をした後、氷河の観光
となっていたのである。そして、このことはやはり旅行が進むに連れて重要なこ
とになってくるのである。


朝食に食堂へ向かう途中、今日デナリに向かう同じJTBの別のグループが
集まっていた。いいなあ。

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 食堂の外が見えるところで朝食をとる。フッド湖からは次々に水上飛行機が
飛び立って行く。そして少し遠いが対岸にアンカレッジ空港の離陸専用滑走路が
あり、そこからはアラスカ航空やフェデックスなど、こちらもひっきり無しに
離陸していく。そして、その向こうには、着陸専用の滑走路があり、ジャンボフ
レイターがこれもひっきりなしに降りてくる。日本ーヨーロッパ線はことごとく
シベリア経由に変わってしまったが、なかなかどうして、アンカレッジ空港は
結構にぎわっている。しかし、ここの管制は大変だろうと思う。小さなセスナが
もう縦横無尽に飛び交っているのだから。

 食後、また池のほとりで飛行機や鴨の写真を撮る。

8:30バスで出発。最高の天気である。途中、アリエスカリゾートに泊まっ
ている、別のグループをピックアップし、カートレイン駅のある、ポーテージに
向かう。ずっと平行してアラスカ鉄道の線路が走っているが、これはキーナイに
通ずる線路である。キーナイフィヨルドのツアーだったら、この線路を全区間乗
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れるのだが、残念ながら希望者ゼロだった。

ポーテージに到着。ここからバスに乗ったまま無蓋貨車に乗り込む。こういう
形態の列車には以前、スイスで乗ったことがある。でも、スイスの貨車は幌が付
いていて、側面もちゃんと壁があったが、このアラスカ鉄道のカートレインの貨
車は、ただの板である。そこに、観光バスやトラック、マイカーが次々と乗り込
んでいく。機関車は1両だが、その次に2階建ての客車が2両連結されているの
で、車の無い人でも乗れる。これから行く氷河の玄関口である、ウイッテアへは
戦略上の理由から、ずっと道路が作られず、この鉄道だけが足なのである。

 バスや車を全て積み込むと、列車はいったんバックして本線に入り、時速40
キロくらいのスピードで進む。私たちのバスの前のバンの屋根が左右に大きく揺
れている。その前の車も、全ての車がゆらゆらと左右にそれぞれ違う周期で揺れ
るので、面白い。

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 やがてトンネルに入る。証明をつけないんので真っ暗になるということは聞い
ていたが、本当に真っ暗だった。真の闇である。5分以上続く。結構長い。前の
方がほんのり明るくなってきたなと思うと、闇を抜けた。陽光がまぶしい。ポー
テージ氷河がちらっと見えた。長いトンネルを2つほど抜けて乗車時間はだいた
い20分くらいでウイッテアに着く。

 ここでバスを降りて、観光船に乗り換える。観光船はわずか1隻だけしかなく、
カートレインに積まれた観光バスからの客が全て乗るのだから、ちょっと危惧し
たが、案ずることもなく、全員が余裕をもって乗れた。

 天気も良いので、最初乗客は甲板席に陣取る人が多かったが、船が動き始める
と冷たい風がまともにあたるので、ほとんどの客は下の客席の方に降りて行った。

 いきなり氷河があるのかと思っていたが、氷河のあるフィヨルドへは結構距離
がある。昼食は迷わず先発のグループにする。後発だと、景色の良い所で飯にな
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るからだ。ちょうど食事を終えた頃、第一の氷河に到着。ここでしばらく停まっ
てゆっくりと氷河を眺めさせてくれる。

 操舵室の中にも入れてくれた。この船にはいわゆる舵を切る例の操舵輪がなく、
指先でボタンを操作して舵取りをしているのだった。この船は双胴船で、推進
にはジェットフォイルを使っている。

 その後も何カ所か氷河の近くまで寄ってくれるが、雲1つ無い晴天に恵まれた
ので、気持ちが良い。ただ、天気が良すぎてグレイシャーブルーといわれる、氷
河独特の青い色は見えない。グレイシャーブルーは曇っているぐらいの方が良い
ようだ。

 そのうちに乗客が海を指を指して騒ぐので、なにかと思えばラッコだった。
ラッコの他にもあざらしが、氷河の切れ端の上で寝そべったりしている。その後
もラッコやあざらしはたくさん見ることができた。
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私はもう食事の時以外はずっと甲板にいた。今日は本当に良い天気だが、明日
以降の天気が気になる。氷河は別に曇っていてもよかったのだが、明日のマッキ
ンレーだけは絶対晴れてもらわないと困る。

ウイッテアに帰る途中、ウミネコの巣が群生する滝と岩に寄る。岩にはびしっ
と巣があって、ウミネコが飛び交っており、壮観な眺めだ。しかし、上空には雲
が現れた。明日の天気が心配だ。

 来た道を同じように帰ってホテルに着いたのは夜の8時頃だった。途中、雨が
降っているところもあり、明日はもうダメかと思う。

 食堂では、黒人のボーイにコーラをおごってもらった。お礼ができなかったの
が心残りである。食後はまたホテルの前の湖を散策する。それにしても暖かい。

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 今日は氷河観光の間もずっと半袖だったが、玄関前のデジタル温度計によると
19度もある。これはやはり天気が下り坂のせいだろう。

 明日の天気を案じつつ12:00頃就寝した。
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06544/06630 GBC01446 菅谷 守宏    アラスカ第3日
(10) 95/12/20 07:22 06543へのコメント コメント数:1

(1995・8・18(金))

さて、今日はいよいよこのツアーの目玉である、デナリ国立公園へ行く。天気
は快晴だ。
しかし生暖かい。今日1日、できたら明日も天気が持ちますようにと祈らずには
いられない。バスがなかなか来ず、焦ったがなんとかバスはやってきて、アンカ
レッジ駅へ。


すでに、列車はホームに止まっている。残念ながら機関車の方は立ち入り禁止
になっている。全部で10両ほどつないでいて、機関車は2両。前よりが、アラ
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スカ州立鉄道の車両で、後ろ半分が民間のツアー会社の車両だ。こちらの方はオ
ール2階建てで内装も豪華だが、我々は残念ながら質素なアラスカ州立鉄藤の車
両だった。この車両は本当に質素で、ドームカーや食堂車も一応ついているが、
内装はシンプルそのものだ。

 ショックもなく、滑るように発車。スピードは50キロ〜60キロくらいでゆ
っくり走る。途中、何カ所かマッキンレーの見える地点がある。ドアのところは
ガラスが無く、写真を撮りやすいようになっているので、その地点が近づくと、
ずっとそこに陣取っていた。

空は、やはり恐れていたとおり白く濁ってきた。まだ高層雲なのでマッキンレ
ーは見えるが、我々がデナリに到着するのは夕方だ。まだ10時を回ったあたり。
あと6時間もある。とにかく、向こうに着いたら遊覧飛行機に載る。そのときに
ちょっとでもマッキンレーが見えてくれれば。。と祈らずにはいられない。

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11:30にタルキートナに到着。ここでマッキンレーフライト1日観光のオ
プショナルツアーに参加する人はおりる。私も降りたい衝動にかられる。今だっ
たらマッキンレーはよく見える。最初は私もこの1日コースの方を考えていたの
だが、杵鞭さんの勧めでデナリ1泊コースに変更したのだった。結果論ではある
が、この変更は失敗あったかもしれない。帰りの空港で、こちらのコースを選ん
だ高校教師夫妻に聞いたところ、マッキンレーフライトは素晴らしかったとのこ
とだった。

タルキートナを過ぎても、列車は相変わらずのスピードでゆっくり走る。我々
の客車の日本人団体は、ほとんど寝ている。確かに眠くなるスピードである。
ところどころで、マッキンレーが良く見えるポイントがあり、そこではスピー
ドを落としてくれる。しかし思っていたよりもマッキンレーの見える箇所が少な
く、これは誤算だった。デナリ国立公園に近づくにつれて、マッキンレーは全く
見えなくなってしまう。

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 そして、何よりもデナリ国立公園に近づくにつれて空を雲が覆ってきた。

列車はデナリに着いた。ホームには大勢の観光客が待っている。アメリカ人が
ほとんどのようだ。これからフェアバンクスに向かうのだろう。
空はどんよりとした雲に覆われてしまったが、ところどころ雲が切れている。

これからホテルに向かう。デナリのホテルはこいいうツアーで行かないと、個
人で行ったのではまず取れない。ホテルに着いたのは5時頃。曇っているとはい
え、まだまだ明るくこれから、待望のマッキンレーフライトのオプションである。

ヘリコプターとセスナの2種類あって、ヘリの方は今日はマッキンレーは見え
ないということで、氷河観光になっている。セスナだと雲の上に出て、マッキン
レーの頂上を拝めるかもしれない、ということで、最初はヘリコプターを申し込
んでいたが、気が変わってセスナにした。
 
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 ヘリに乗った人の話だと、何でも氷河の上に着陸したり、ホバーリングしたり
したらしい。そして氷河の上を歩いたそうだ。やっぱりヘリにしとけばよかった
かなあ。
 でも、セスナのほうもなかなかだった。というもの、セスナでは無く、ピスト
ンエンジンの10人乗り旧型飛行機で、なかなか面白かった。山の岩すれすれに
飛んだりしてスルルもあった。1時間30まるまる飛び続けて、最後のほうでは
少し酔ってしまった。
 でも、結局見えたのは氷河と岩だけで、マッキンレーは見えなかった。
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06560/06630 GBC01446 菅谷 守宏    アラスカ第4日(1995・8・19(土)
(10) 95/12/22 07:19 06544へのコメント コメント数:1



 明けて19日、願いもむなしく朝からどん曇り。しかも雨が降った形跡もある。
朝6時半出発。途中何カ所かホテルに立ち寄って客を拾う.バスはスクールバス
である。これは学校が休みの間こちらで使うという、非常に合理的な方法である。

 バスの運転手は女性で、デナリのことは知り尽くしている学者である。幸い、
我々のバスには、我らがガイドはアメリカ人とのハーフで語学が非常に堪能で、
正確に、同時通訳をしてくれるので、バスの運転手の学者さんの説明が大変良く
わかってよかった。かなり学術的な内容だった。

 途中、グリズリーとかカリブー、リスなどたくさんの動物は見ることができた
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が、肝心のマッキンレーどころか、周囲の山もガスで良く見えず、マッキンレー
が目的の私としてはいったい何をしにデナリに来たのだか。

 後で聞いた所によると、マッキンレーが見えなかったのは我々の日程のグルー
プだけで、他の人たちは全て見えたという。全く不運だった。

 ということで、デナリ国立公園に関してはあまり書くこともない。結局ストー
ニーヒルまでは行かず途中の早い段階で引き返してしまった。また来なければな
るまい。

 その後は、バスでアンカレジまで戻る。列車だと8時間かかるのが、バスだと
4〜5時間ですんでしまう。途中列車を追い抜いてしまった。

 ホテルに到着する。いつものレストランで一人食事をしていると、横の席に日
本人のじいさんが座り、ウェイターに「ビフテキセット!!!」と大声を上げた。
ウェイ
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ターは、当然のことながら何の事かわからず、キョトンとしている。たま
らず、私は「ビーフステーキセットと言わないとダメですよ」と教えてあげた。
話を聞くと、このじいさん、Aグループで氷河もマッキンレーもばっちりだった
グループだった。おまけに、氷河ではくじらも見たという。あーー、なんでアメ
リカでビフテキセットなどと叫ぶ恥知らずの日本人がこんなにラッキーなんだぁ
ぁ。そして、ウェイターがビウテキをもってきて、これで良いかと当然ながら英
語で質問すると、「NO!!!」とまた大きな声で答えるので、たまらなくなっ
て、「これでいいかって聞いてるのでしよ、YESでしょ」と教えて、やっと
「YES」という答えでウェイターは安心して下がって行った。

夕食後また湖の撮影であるが、ホテルのすぐ近くの空港に、怪しい飛行機がい
るのが帰りのバスから見えたので、そこへまず行ってみて驚いた。DC−6とい
う古いレシプロ4発の飛行機がゴロゴロいるではないか。NORTH AIR 
CARGOというアラスカの航空貨物専用の会社である。もう暗いので写真を撮
るのは難しい。おまけにフェンスやいろいろの障害物がある。明日の朝、もう一
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回来ることにしてホテルに戻った。


(つづく)
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06570/06630 GBC01446 菅谷 守宏    アラスカ第5日(1995・8・20(日)
(10) 95/12/23 08:27 06560へのコメント コメント数:1


今日は日本に帰る日である。
 朝食後、出発までになんとしても、あのDC−6を撮りたいということで、
早い目に朝食をとり、すぐに歩いて飛行場に向かう。あいにく私の撮った飛行機
の写真のファイルはツアーのメンバーのは山本さんに昨日の夜貸したままである。
(この時に写真集があればこの後の展開は変わったかもしれない。)

 天気は最初は雲が覆っていたが、徐々に晴れてきて、日が刺してきた。
DC−6の見えるところまで行く。残念ながらフェンスが高いのでフェンス越し
にしか撮れない。中に入りたいなあ。でも、「May I take a picture?」くらいし
か英会話は思い浮かばず、やはり英会話は必要だと感じる。フェンスの回りから
DC−6が数機いるのを撮るが、やはり障害物が多くて満足には撮れない。
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 フェンスの一部が門になっていて、そこは下が結構空いている。ここからなら
入れるかもしれない、とこの時後先のことを考えずに足をつっこんでみた。
やはり無理だ。さて帰ろうかと思った瞬間、「HEY そこで何してる」と見つ
かってしまった。別に悪いことをしたわけでもないので、「NO PROBRE
M」と言ってその場を去り、ホテルの方に帰ろうとすると、すぐにパトカーがや
ってきて、横にとまり、警官が一人おりてきて、「おまえ、フェンスの中に入っ
たか?」と聞いてきた。英語力ゼロも私でもなぜかわかる。
フェンスの中に入ったわけでは無いので、「いや、入ろうとしたができなかった。
と言おうと思うが咄嗟に英語が思い浮かばず、「NO、NO」を繰り替えす。
ああ、情けない。ほどなくもう一台パトカーが来て、2人の警官からいろいろと
尋問されたが、まぁ、一旅行者であり、飛行機の写真を撮ろうとしていたことを
伝えることはできた。

警官1 「パスを見せてくれ」
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私 パスポートを見せる。警官1は内容を手帳に書き写している。

警官2 「一人でアラスカにきたのか?」

私 「いや、ツアーのグループといっしょだ」

警官2 「ハンディキャップマンか?」

私 「そうです」

警官2 「ツアーのグループは皆ハンディキャップマンか?」

あたし 「いや、私ひとりだけだ」

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警官1 「電話番号を教えてくれ」

警官2 「もう一度聞くが、フェンスをくぐって中に入ったか?」

私 「いや、その〜」

警官1 「何をしていたんだ」

私 「飛行機の写真を撮っていた」

警官1 「飛行機の写真はフェンスの外からなら撮って良い」

警官2 「どこにステイしてる?」

わたし 「リーガルホテルだ」
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警官1 「何日間?」

私   「3日、そして今日、日本に帰る」

警官1 「今日?」

そして、2人で談義して、特に怪しい者ではないとの判断が下されて

警官1 「ホテルまで送ってやろう」

わたし 「サンキューべりまっち」

警官2 「俺のパトカーに乗れ」

続き(改行で表示 S:次の発言)

ということで、初めてアメリカのパトカーに乗ってしまったのであった。

警官2 「パトカーに乗るのは初めてだろう?もう乗ることがないようにな」

私 「はい、わかりました」

すぐにホテルに到着し、何か晴れ晴れとした気持ちになってパトカーを降り
 たのであった。

12時発の飛行機なので、ホテル発は10時である。なんといってもバスで5
 分でアンカレッジ国際空港である。今回のアラスカは危惧していたように、
 時間が無さすぎた。次回アラスカに来るときは、このREGAL HOTEL
 を指定してフリータイムの多い出来ればもう少し滞在日数の多いツアーに参加
 したいものだ。

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 アンカレッジ空港で、世話になったハーフのガイドさんなどとお別れし、出国
手続きはしないまま、いつのまにか出発フロアにいた。小さいながら展望デッキ
もあるのでさっそく行ってみた。あまり見晴らしは良くないが、遠くに丸い白い
山がくっきり見えるではないか。マッキンレーだ。ちくしょう、今日はまたばっ
ちり見えるではないか。ほんとうに1日違いでなんて悔しい。Bグループの人が
展望デッキにやってくると、マッキンレーが見えることを教えて悔しがらせてや
った。例のすかんたらしい女性にも教えてあげると、「えっあれがマッキンンレ
ー!!」と驚いていた。1日違いで残念だとか、この時初めてこの女性と言葉を
いろいろとかわすことができた。話してみると結構良い人のように思えた。

 飛行機は13時30発ということになり、時間はまだまだある。
その気になればフライトシーイングでさっとマッキンレーを見に行くことはでき
たかもしれない。まぁ、お許しは出ないだろうが。

 免税店など冷やかす。客や店員は韓国人が多い。やはり直行便があるからだろ
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う。日本からアンカレッジまでの直行便も復活してほしいものだ。

 帰りの飛行機で、また「茶、いかがっすか」のスチュワーデスがいた。どぅや
ら我々と同じ期間、アンカレッジに滞在していたようだ。
 アンカレッジを出た直後から、アラスカの山々や氷河がばっちり見えるが今度
も窓際ではなかった。ベルトのサインが消えるのももどかしく、ドアの所の窓に
行き写真を撮りまくった。


アラスカ第6日(1995・8・21(月))


ソウルに到着すると、ここでトランジットタイムが5時間もある。その分アン
カレッジにいられたらどんだけよいか。これは、東京行きの便は2時間後にある
ので東京優先の考えから他の大阪、福岡の客に犠牲を強いるものだ。
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福岡などもっと悲惨で待つ時間が7時間もある。

この間、トランジットルームでじっとしている気はさらさら無く、ソウル空港
に出来たばかりという、展望デッキに行って写真を撮ることにする。

一旦、韓国への入国手続きをして、初めて韓国に入国した。ものすごい喧噪と
暑さだ。アラスカ帰りにはこたえる。まず、両替をして、2000円をウォンに
換える。韓国を出国するときに8000ウォンいるからだ。そして、展望デッキ
のあるという、国内線ターミナルまでシャトルバスで行く。日本語の表示は全く
無い。そして、日本車も全く走っていない。バスは独特の形をしている。

国内線ターミナルに着いたが展望デッキにたどり着くまでに30分以上ウロウ
ロした。案内嬢は日本語がわからないし、オブザベーションデッキと言っても

I don’t knowであった。
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やっとこさたどり着いた展望デッキは、冷房の効いたガラス張りの見晴らしの
良い快適な場所だったが、空気が濁っていて、面白い飛行機もいなかった。

1時間くらいいて、退散し、また国際線ターミナル2に戻って出国手続きをして
皆のいる、トランジットルームに戻る。


18:30発のKAL722便に乗れば、わずか1時間半で大阪だった。


(完)

一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
鉄道 観光バス
航空会社
大韓航空
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行なし)

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