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■メコンリバー、バイク旅<br /><br />***プノンペン***<br />プノンペンという音は子供の頃テレビで何度も耳にした。「プノンペン発、共同によると...。」という語りの一部だったと思うが、今この空港に降り、クリーム色のターミナルビルディングを眺める限り暗い過去は消え去り、これから始まる旅の行方にひたすら期待の念が湧いてくる。<br /><br />***夕暮れのプノンペン***<br />トンレサップ川はアンコールワットのゲートシティー、シェムリアップの近くに位置する巨大な湖トンレサップ湖から流れ出る。その川が偉大なる大河メコンと合流する場所がプノンペンである。我々はトンレサップ河岸にある外国人記者クラブというレストラン屋上で夕暮れを迎えた。夕暮れ時はメコンリバーに沿った町で迎える至福の時間帯だと思う。その感覚を言葉で表現できる能力は、残念ながら私にはない。<br /><br />***メコンリバーとの初対面***<br />我々一考はプノンペンを発ち、賑やかな道路を走りトンレサップ大橋を渡った。そして30分ほど走るとガイドは突然右に折れ、畑のあぜ道のような小道を選んだ。<br />「一体何処へ連れて行くのか?」<br />そんな疑念を抱きながら1分ほど走ると、突然視界がパッと開けた。<br />私は憧れのメコンリバー、その岸辺に立った。想像以上に広い大河だ。そして美しい。<br /><br />***ああクラティエ、ああメコン***<br />プノンペンからメコンリバー沿いの道を2日かけて走ると、メコン河岸の小規模な美しい町、クラティエに到着する。クラティエで宿泊したホテルの3階テラスは広いテラスになっており、メコンを一望できる。最高のホテル、これ以上のホテルは私にとっては存在しないと誓ってもいい。<br />インドやインドシナ半島への旅の道中で、多くのフライトはメコンの上空を通過する。その際に<br />「現在メコン川上空を通過中です。」<br />という機内アナウンスが流れ、蛇行するメコンの姿を何度か確認した。その度に膨らんだメコンへの思い。対面の瞬間は最高の形で訪れた。<br /><br />***クラティエの解説***<br />クラティエと言う町はとても小規模ですが、カンボジアの一州であるクラティエ州のキャピタルシティーです。最近ではスウィートウォーター・ドルフィンの生息地としても有名です。私は知人とバイクでそこへ向かいましたが、その道中では壮大なメコンリバーの姿に出会います。護岸工事など全くなされていない天然の大河の姿はそれは美しい景色です。<br />更に道中に訪れる村々の風景もエキゾチックと言う言葉がぴったりです。椰子の木がたちならび、クメール独特のカラフルな衣装を身にまとった人々との出会いや生活を眺める瞬間は旅の喜びを感じることでしょう。<br /><br />***私的願い***<br />私はカンボジアが大好きです。一般的に抱かれているような治安上の危険や不衛生感を感じることはありません。逆に貧しさの中にある心の豊かさに憧れるくらいです。これは発展途上国にはありえることで、情報不足がカンボジアのイメージを暗くしているのでしょう。<br />しかし、だからこそ、大規模開発がされず観光客も訪れない静かで美しいクメールの村の風景と生活が保たれているのかもしれません。人々の心が素朴な理由もここにあるのでしょう。<br />そう考えるとカンボジアが怖い、危ない、病気の巣だという偏った情報に基づくマイナス・イメージは私にとってはありがたいことかもしれません。<br />なぜならあの雄大な自然、人間とメコンとの調和は永遠であって欲しいと願うからです。

カンボジア出会いの旅

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2003/03/17 - 2003/04/08

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クルーズ

クルーズさん

■メコンリバー、バイク旅

***プノンペン***
プノンペンという音は子供の頃テレビで何度も耳にした。「プノンペン発、共同によると...。」という語りの一部だったと思うが、今この空港に降り、クリーム色のターミナルビルディングを眺める限り暗い過去は消え去り、これから始まる旅の行方にひたすら期待の念が湧いてくる。

***夕暮れのプノンペン***
トンレサップ川はアンコールワットのゲートシティー、シェムリアップの近くに位置する巨大な湖トンレサップ湖から流れ出る。その川が偉大なる大河メコンと合流する場所がプノンペンである。我々はトンレサップ河岸にある外国人記者クラブというレストラン屋上で夕暮れを迎えた。夕暮れ時はメコンリバーに沿った町で迎える至福の時間帯だと思う。その感覚を言葉で表現できる能力は、残念ながら私にはない。

***メコンリバーとの初対面***
我々一考はプノンペンを発ち、賑やかな道路を走りトンレサップ大橋を渡った。そして30分ほど走るとガイドは突然右に折れ、畑のあぜ道のような小道を選んだ。
「一体何処へ連れて行くのか?」
そんな疑念を抱きながら1分ほど走ると、突然視界がパッと開けた。
私は憧れのメコンリバー、その岸辺に立った。想像以上に広い大河だ。そして美しい。

***ああクラティエ、ああメコン***
プノンペンからメコンリバー沿いの道を2日かけて走ると、メコン河岸の小規模な美しい町、クラティエに到着する。クラティエで宿泊したホテルの3階テラスは広いテラスになっており、メコンを一望できる。最高のホテル、これ以上のホテルは私にとっては存在しないと誓ってもいい。
インドやインドシナ半島への旅の道中で、多くのフライトはメコンの上空を通過する。その際に
「現在メコン川上空を通過中です。」
という機内アナウンスが流れ、蛇行するメコンの姿を何度か確認した。その度に膨らんだメコンへの思い。対面の瞬間は最高の形で訪れた。

***クラティエの解説***
クラティエと言う町はとても小規模ですが、カンボジアの一州であるクラティエ州のキャピタルシティーです。最近ではスウィートウォーター・ドルフィンの生息地としても有名です。私は知人とバイクでそこへ向かいましたが、その道中では壮大なメコンリバーの姿に出会います。護岸工事など全くなされていない天然の大河の姿はそれは美しい景色です。
更に道中に訪れる村々の風景もエキゾチックと言う言葉がぴったりです。椰子の木がたちならび、クメール独特のカラフルな衣装を身にまとった人々との出会いや生活を眺める瞬間は旅の喜びを感じることでしょう。

***私的願い***
私はカンボジアが大好きです。一般的に抱かれているような治安上の危険や不衛生感を感じることはありません。逆に貧しさの中にある心の豊かさに憧れるくらいです。これは発展途上国にはありえることで、情報不足がカンボジアのイメージを暗くしているのでしょう。
しかし、だからこそ、大規模開発がされず観光客も訪れない静かで美しいクメールの村の風景と生活が保たれているのかもしれません。人々の心が素朴な理由もここにあるのでしょう。
そう考えるとカンボジアが怖い、危ない、病気の巣だという偏った情報に基づくマイナス・イメージは私にとってはありがたいことかもしれません。
なぜならあの雄大な自然、人間とメコンとの調和は永遠であって欲しいと願うからです。

同行者
友人
交通手段
レンタカー タクシー
航空会社
シンガポール航空
  • クメールの少女たち <br />愛くるしい笑顔、フレンドリーな仕草、やさしい気配り。この笑顔がクメールの大きな魅力だ。私がこの国に惚れたのは彼ら、彼女らの純粋で、明るく、相手を気遣うやさしさと逞しく強い心に触れたからに違いない。ほんとうにクメールルージュはここに存在したのだろうかという疑問を今でも感じる。

    クメールの少女たち
    愛くるしい笑顔、フレンドリーな仕草、やさしい気配り。この笑顔がクメールの大きな魅力だ。私がこの国に惚れたのは彼ら、彼女らの純粋で、明るく、相手を気遣うやさしさと逞しく強い心に触れたからに違いない。ほんとうにクメールルージュはここに存在したのだろうかという疑問を今でも感じる。

  • 朝食 <br />ベトナム国境に近いメモットと言う町での朝食。賑やかで忙しい雰囲気は一日の始まりを感じる。  <br />

    朝食
    ベトナム国境に近いメモットと言う町での朝食。賑やかで忙しい雰囲気は一日の始まりを感じる。

  • 大自然の驚異 <br />乾季の水面は写真の通りである。しかし、モンスーンがやって来ると水面は写真上部の住宅、床部分まで上昇する。この家は決してスラムなどでは無く、東京でで言えば40坪2階建て5千万円程度の標準的な家屋であり、シャントンの自宅も同様の作りであった。その家屋は水位が増減するメコンと付き合うために色々な工夫が成されていた。私は雨期にもカンボジアへ、クラティエへ言ってみたいという気持に駆られた。

    大自然の驚異
    乾季の水面は写真の通りである。しかし、モンスーンがやって来ると水面は写真上部の住宅、床部分まで上昇する。この家は決してスラムなどでは無く、東京でで言えば40坪2階建て5千万円程度の標準的な家屋であり、シャントンの自宅も同様の作りであった。その家屋は水位が増減するメコンと付き合うために色々な工夫が成されていた。私は雨期にもカンボジアへ、クラティエへ言ってみたいという気持に駆られた。

  • 輪タク<br />この乗り物は町中をちょこっと散策する手段として最適。視界が開け、適度なスピードで、しかも疲れない。楽しさと快適性の両方が得られるお薦めの手段。

    輪タク
    この乗り物は町中をちょこっと散策する手段として最適。視界が開け、適度なスピードで、しかも疲れない。楽しさと快適性の両方が得られるお薦めの手段。

  • 外人記者クラブ <br />トンレサップの辺に立つFCC2F。ビール派とココナッツジュース派に何故か分かれてしまったが、ビールを飲んでいい情況でココナッツジュースを飲む人の気持が私には判らない。

    外人記者クラブ
    トンレサップの辺に立つFCC2F。ビール派とココナッツジュース派に何故か分かれてしまったが、ビールを飲んでいい情況でココナッツジュースを飲む人の気持が私には判らない。

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