不法投棄現場北海岸０６年９月２１日

2006/09/21 - 2006/09/21

●ＨＫ高松の取材で不法投棄現場北海岸のいきものを撮影するのを手伝った。
あまり潮は干いていなかったが、良形のテッポウエビがいて、これが夕方の地域ニュースに出た。

エリア 直島・豊島・小豊島(香川)

• 同行者: その他
• 交通手段: 船 自家用車 バイク
• 旅行の手配内容: その他

潮が干かないので網でコアマモ帯を適当に掬っていたらヨウジウオが掛かった。
タツノオトシゴの仲間で、スポイトみたいな口をしており、プランクトンなどを吸い取って食べて生きている。
普通アマモ場でよく見られるが、北海岸はやはり「普通の」アマモ場に戻ろうとしている証拠のひとつだ。

網では掬えなかったが、何かの稚魚が泳いでいたのをマイクロ２００?で撮った。
ササノハベラみたいな感じだが、稚魚はさっぱりわからん。

少しづつ潮が干いてきてコアマモ帯が出てきた。
穴からオサガニも現れ、砲隊鏡(測距用の潜望鏡と双眼鏡が合体したみたいな奴)みたいな眼を突き出して様子を伺っている。

２?くらいのアサリもいた！
かつては一番汚染が酷く、化学臭のする水が泉のように湧き出ていたあたりだったけど、止水壁が出来て汚染水が止まった効果が出てきた。

同じアサリの蝶番の方向から。
今年は５?〜２０?のいろんな世代のアサリがこの付近から出ているので、どうもちゃんと生活の場としているようだ。マテガイも去年からこの場所で見るようになった。

５?以上ある良形のテッポウエビがいた。
逆光気味にすると内臓が透けて見える。
●ＨＫの人もコアマモの中を逃げようとするのを逆光の中でやはり撮っていて、これが次の週の夕方のニュースに出た。
９月末頃、入院していた父は病院のＴＶでこれを見ていて喜んでいたようだ。とにかく生きている時に見てもらって好かった。