2006/11/12 - 2006/11/12
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フーテンの若さんさん
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グアテマラシティからバスでおよそ5時間強。いくつもの緑の山々を超えた高台にある町、コバンに辿り着いたとき既に日は暮れ始めていた。人口およそ2万人の小さな町。周りは森ばかりでこれといった見所もなさそうだ。この町に来たのは、スペイン語学校の仲間と週末を利用して、セムクチャンペイという自然の川棚プールに遊びにいくため。今日は遅いので明日に備え、ここコバンの町に宿を取ることになった。
夜、ホテルでビールを飲みながらみんなと談笑。このメンバーのなかでJさんとだけきちんとお話ししたことがなかったので、改めて聞いてみる。
Jさんは神奈川のとある町に住んでいる主婦。旦那と19歳の大学生を日本に残し、アンティグアに留学目的で3ヶ月滞在する予定とのこと。スペイン語を学ぼうとしたきっかけは2002年のワールドカップのとき、アルゼンチンのプラセンテという選手に一目惚れしたかららしい。(何故、クレスポとかバティスティータといった有名な選手ではないのか。あまりにもマイナーだ)何でも空港まで追っかけてサインを貰ったとき、「グラシャス(ありがとう)」という言葉が出ず悔しかったので勉強しようと思い立った。そう決めてから2年間、500円玉貯金箱でコツコツと留学資金を貯め込んだ。アルゼンチンは訛りがひどいので、発音が比較的綺麗なグアテマラを留学先に決める。来年1月中旬までアンティグアに滞在する予定らしい。
ちょっと心配で聞いてみた。「留守中、旦那さんのご飯とか大丈夫なんですかね?」
「大丈夫でしょ、今は弁当屋とかなんか色々あるし。」とあっけらかんと語るJさん。
ほとんど事後承諾で留学することを旦那さんに告げたらしい。旦那さんはとっても寛容な方なんでしょう。ちなみにJさんがスペイン語を話しているのを僕はほとんど見たことがない。Jさんはいつも「ご馳走様」とか「待って」、「勘定して」と日本語で現地の人に話しかけている。それでも何故か相手には通じてしまうのだ。Jさんに理由を尋ねると聞くと「だってわかんないだもの」。恐るべき日本の主婦パワー。最近、さっぱり上達しないで悩んでいた僕は言葉を難しく考えすぎていたのかもしれない。
とはいっても、「『もう帰ってきちゃいかが?』と日本で旦那は泣いてないんですかね」と聞いてみた。
「いいのよ、旦那も韓国にこないだまでホームステイしていたから」との返事。
旦那は韓国で、奥さんはグアテマラへ留学。とても楽しい家族のようだ。息子はこれから何処へいくのかな?
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