2006/11/08 - 2006/11/08
134位(同エリア146件中)
そよ風さん
かの落ち葉、この落ち葉を、踏みしめながら歩く山道、
赤や黄に色づく葉を眺めながら歩く秋の山は楽しい。
413号線・道志道を道志村の郵便局を目当てに行き、菜畑山入り口の標識を見つけて曲がると、細い道は薄暗い杉林の中へと続いています。
傾斜のきつい林道を登山口へと、林道をくねくねと曲がりながら進みます。いちおう舗装はされているものの、道は荒れていて、走っているのが心細くなる山道です。
杉の枝やら石やらが散乱しているので、クルマから降りては取り除き進んでいったものの、さらに大きな枝や石があるので、クルマを停め、本腰入れて道路整備。
夢中で枝や石をどかしながら、坂道をだいぶ上ったところで気がついた。
これなら歩いて行った方が早いじゃん!
林道の途中にクルマを置き去りにしていくのも心配だったけれど、こんな道路状況で引き返すような目に遭うのもこれまで何度か経験しているので、安全策をとりました。
林道を30分ほど歩いて登山口へ到着。
何台か停められる駐車スペースには、クルマは一台もない。
やけに急な尾根道をわっせわっせと登る。落ち葉を踏む音以外は何も聞こえない静かな山道だったが、突然ガサガサッと林の中で音がするのでドキッとして、腹ペコ熊だったらどうしようと思いながら音のする方を見たら、黒い毛の背中が走っていくのがチラッと見えた。そのすぐ後で、大きな鳥が羽をバタつかせ、もがくようにしてから低く飛んでいった。一瞬のことだから、なんだかわからないけど、あの黒い毛の動物は何だったのだろう、。
考えてみたところではじまらない、とにかく山頂へ急ごう。
もう花はないと思っていたのに、足元にリンドウが咲いています。
うれしい、来てよかった!
これはきっと、山のスピリットからのプレゼントね♪
さあ、やっと山頂です。富士山も今日はきれいに見えています。
誰もいない山頂を独り占めして休んだ後、さらに今倉山へのトレイルを行きます。
大半の木がすでに葉を落とした山道には、秋の陽射しがいっぱい♪
梢の先に広がる真っ青な空。
カエデの赤やオレンジ色の葉が陽に透けて見える様子がとても綺麗です。
今倉山までもう一登りのところで、クルマのことが気になるので引き返すことにしました。
急坂を転がるようにして下り、元の場所へ戻るまで、結局誰一人会わなかったことを考えるとかなりマイナーな山だと思いますが、秋はもちろん冬の陽だまりハイクにもいい、静かな山です。
PR
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
11