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 乗り物で何が一番好きかと問われれば、迷わず僕は「原付バイク」と答える。<br /><br /> 小回りが利くし、運転は簡単だし、経済的でもある。何より風をきって走る、あの爽快感。他の乗り物では味わうことのない無二のものだ。(ちなみにボクは中型二輪免許落ちた経歴があり、原付しか乗れないというのが最大の理由だったりして)<br /><br /> 地元の人により近く、密着した深い味わいを楽しめるのも原付バイクならではのもの。面白いと思えばすぐに止れるし、道がわからなければ道行く人に気軽に聞くことができる。旅のなかでレンタルすることができれば、とりあえず借りていた。けどトラブルが若干多いという難点がある。<br /><br /> プーケットでレンタルしたときは、傷付いてないのに返却時にイチャモンをつけられた。400ドル弁償しろと。ポリスを呼んで話合おうと抵抗したら、代わりにタトゥーだらけの怖い兄ちゃんが出てきて大変だった。<br /><br /> チェンマイではボロ過ぎてギアが漏電していて足が感電。カッパドギアとダナンでは道に迷い帰れなくなる。台湾の何とか島では台風のような豪雨に見舞われエンジントラブル。などなど。<br /><br /> でもボクは懲りずにまた借りてしまうのだな。トラブルを上回る原付の魔力にボクはいつも勝てないのだ。<br /> <br /><br /> 今回も宿の反対側にレンタル屋を見つけたので早速、借りてみた。過去のトラブルを振り返り、傷の程度を事前にお店の人と念入りにチェック。比較的新しく、バイク自体に問題はなさそうだ。お店の人も感じがヨイ(後でぼったくりはなさそうだ)。周辺地図をデジカメに収め、ガスは満タン。天気もヨシ。準備は万端。<br /><br /><br /> まずはタマリンドからグランデという近くのビーチまで運転してみる。実際には直線距離で2、3?なのだが、ビーチ沿いに車道は存在しない。内陸部の道を通り、20km近く遠回りせねばならない。まぁ、ドライブにはちょうどいい距離だ。<br /><br /> 果てしなく続く緑のジャングルの道をノーヘルでフルスルットル。奥田民生を陽気に口ずさむ。<br /><br /><br /> 最初は快調だったが、脇道に入ると舗装されていない山道も多く、ちょっと原付ではシンドかった。グランデにたどり着いたときは泥で原付はかなり汚れてしまっていた。<br /><br /> 波をチェックしたり、近くの色んなビーチを探したり、新しい道に飛び込んだり。馬やイグアナ、サボテン郡に遭遇。3時間近くドライブを楽しんだ。<br /><br /> そろそろ帰ろうと思い、満タン返しのためガソリンスタンドを探す。<br /><br />まてよ・・・そういえば今まで見当たらなかった。<br /><br /> 道行く人にスタンドの場所を聞いてみると、「サンタ・クルス方面へ行け」とか「リベリア方面にある(まったく逆方向)」とか、全員違う答えをする。<br /><br /><br /> ボクはスペイン語がまったくわからない。指差す方へとにかく向かってみる。あちこちグルグル廻り、延べ10人近くの人に聞けど見つからない。<br /><br /> 熱い。<br /><br /> 時間はちょうどお昼過ぎで、灼熱の太陽がジリジリと照りつける。頭が沸騰したヤカンみたいになっていた。時計を見ると探し始めて2時間。気が付けば探し始めた場所に戻ってきている。ちくしょう、ガスステーションは何処にあるんだ!<br /><br /> もはやドライブ気分ではない。冷静に落ち着かなくては。休憩と思い、近くのスーパーに立ち寄る。ダメもとで店主に「ガソリン?」と聞いてみると、「シー(イエス)」の答え。<br /><br />えぇ、こんなところにあったの?<br /><br /> 店主が持ってきたのは小さなポリ容器。まるで果物ジュース。こんな形で販売してるなんて、わかりっこないやん!<br /><br /> ヘトヘトに疲れ、汗びっしよりの僕の顔を見ると、陽気そうな店主は励ましっぽい言葉をかけてくれる。ごめん、ボクは笑みを返す力も残っていないヨ。<br /><br />「ガソリンスタンドの場所は事前に確認しておけ」<br /><br /> またまた原付でのトラブルのレパートリーが増えてしまった。そんな事件も含めて、原付バイクの旅は本当に面白い。<br /><br /> 帰りの車道には海風が吹き抜けていた。風が背中を押してくれる。目の前のビーチから夕日が今にも消え去ろうとしていた。

ボクは(原付)バイクで旅をする@プラヤ・グランデ

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2006/10/09 - 2006/10/09

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フーテンの若さん

フーテンの若さんさん

 乗り物で何が一番好きかと問われれば、迷わず僕は「原付バイク」と答える。

 小回りが利くし、運転は簡単だし、経済的でもある。何より風をきって走る、あの爽快感。他の乗り物では味わうことのない無二のものだ。(ちなみにボクは中型二輪免許落ちた経歴があり、原付しか乗れないというのが最大の理由だったりして)

 地元の人により近く、密着した深い味わいを楽しめるのも原付バイクならではのもの。面白いと思えばすぐに止れるし、道がわからなければ道行く人に気軽に聞くことができる。旅のなかでレンタルすることができれば、とりあえず借りていた。けどトラブルが若干多いという難点がある。

 プーケットでレンタルしたときは、傷付いてないのに返却時にイチャモンをつけられた。400ドル弁償しろと。ポリスを呼んで話合おうと抵抗したら、代わりにタトゥーだらけの怖い兄ちゃんが出てきて大変だった。

 チェンマイではボロ過ぎてギアが漏電していて足が感電。カッパドギアとダナンでは道に迷い帰れなくなる。台湾の何とか島では台風のような豪雨に見舞われエンジントラブル。などなど。

 でもボクは懲りずにまた借りてしまうのだな。トラブルを上回る原付の魔力にボクはいつも勝てないのだ。
 

 今回も宿の反対側にレンタル屋を見つけたので早速、借りてみた。過去のトラブルを振り返り、傷の程度を事前にお店の人と念入りにチェック。比較的新しく、バイク自体に問題はなさそうだ。お店の人も感じがヨイ(後でぼったくりはなさそうだ)。周辺地図をデジカメに収め、ガスは満タン。天気もヨシ。準備は万端。


 まずはタマリンドからグランデという近くのビーチまで運転してみる。実際には直線距離で2、3?なのだが、ビーチ沿いに車道は存在しない。内陸部の道を通り、20km近く遠回りせねばならない。まぁ、ドライブにはちょうどいい距離だ。

 果てしなく続く緑のジャングルの道をノーヘルでフルスルットル。奥田民生を陽気に口ずさむ。


 最初は快調だったが、脇道に入ると舗装されていない山道も多く、ちょっと原付ではシンドかった。グランデにたどり着いたときは泥で原付はかなり汚れてしまっていた。

 波をチェックしたり、近くの色んなビーチを探したり、新しい道に飛び込んだり。馬やイグアナ、サボテン郡に遭遇。3時間近くドライブを楽しんだ。

 そろそろ帰ろうと思い、満タン返しのためガソリンスタンドを探す。

まてよ・・・そういえば今まで見当たらなかった。

 道行く人にスタンドの場所を聞いてみると、「サンタ・クルス方面へ行け」とか「リベリア方面にある(まったく逆方向)」とか、全員違う答えをする。


 ボクはスペイン語がまったくわからない。指差す方へとにかく向かってみる。あちこちグルグル廻り、延べ10人近くの人に聞けど見つからない。

 熱い。

 時間はちょうどお昼過ぎで、灼熱の太陽がジリジリと照りつける。頭が沸騰したヤカンみたいになっていた。時計を見ると探し始めて2時間。気が付けば探し始めた場所に戻ってきている。ちくしょう、ガスステーションは何処にあるんだ!

 もはやドライブ気分ではない。冷静に落ち着かなくては。休憩と思い、近くのスーパーに立ち寄る。ダメもとで店主に「ガソリン?」と聞いてみると、「シー(イエス)」の答え。

えぇ、こんなところにあったの?

 店主が持ってきたのは小さなポリ容器。まるで果物ジュース。こんな形で販売してるなんて、わかりっこないやん!

 ヘトヘトに疲れ、汗びっしよりの僕の顔を見ると、陽気そうな店主は励ましっぽい言葉をかけてくれる。ごめん、ボクは笑みを返す力も残っていないヨ。

「ガソリンスタンドの場所は事前に確認しておけ」

 またまた原付でのトラブルのレパートリーが増えてしまった。そんな事件も含めて、原付バイクの旅は本当に面白い。

 帰りの車道には海風が吹き抜けていた。風が背中を押してくれる。目の前のビーチから夕日が今にも消え去ろうとしていた。

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