2006/09/09 - 2006/09/09
91位(同エリア99件中)
そよ風さん
南アルプス前衛の山で、その形が和櫛に似ていることから名前が付いた櫛形山は、花の百名山としても人気があります。
7月初旬に咲くアヤメの群落は見事で、あやめ祭も開催され大勢の人が訪れます。アクセスが悪く不遇の山だった頃を思うと、あの頃のよさが失われてしまったのは少し残念です。
また、この山の魅力は原生林の森にもあります。
池の茶屋林道の登山口から一登りすると稜線で、そこから櫛形山頂を経て裸山へとつづく緩やかな森のトレイルは、花々も豊富で楽しい森歩きができます。
人の少ない時期を選んで歩けば、よりいっそう森を歩くよさが味わえるでしょう。
- 交通手段
- 自家用車
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平林の集落をぬけ、丸山林道から池の茶屋林道を走るのが櫛形山への最短コースで、これだと日帰りもできます。
池の茶屋林道終点には広い駐車場にトイレも完備。 -
登山口を入ると、まず出迎えてくれたのは、サラシナショウマの群落。
森いっぱいに白い穂を揺らして咲く姿は、まるで森のダンサーです。 -
急傾斜の山道にも、秋の花が色とりどりに咲いています。
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一登り終えたところに聳える大きなダケカンバ、木肌に触れ、また来ましたと樹に挨拶(^^)
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緩やかな稜線を行きます。
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落葉松の枝に下がるサルオガセ、
マルバダケブキの黄色い花がたくさん咲いていました。 -
足元に咲く花を眺めながら歩く森、花たちに出会えて気分はルンルン♪
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マツムシソウ・ノコンギク・キンレイカ・ナデシコ
どの花も、とってもかわいい。 -
薄暗い原生林の森では、霧が立ち込めてきました。
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霧はどんどん濃くなっていきます。一人歩く森、ガスに包まれ、より幻想的です。
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森の中の平な部分にある櫛形山の山頂です。一休みして、森の静けさを堪能します。
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森で見かけたキノコたちです。
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原生林の森は、朽ちた木もたくさんあり、役目を終えた木たちは、静かに横たわり、次の世代の養分となり土に没します。完全リサイクルされる森は、何一つとってもムダがありません。
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山頂からしばらく歩くと、明るい野原に出ます。
ここから裸山まで、もう一息です。 -
裸山斜面は、ミヤマアキノキリンソウ?の群落で黄色に染まっていました。
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