チェルトナムの地ビール

2006/08/14 - 2006/08/14

今回地ビールを作っている所にお邪魔し、試飲して来ました。
お世辞にも立派な工場ともキレイな所とも言えません。その真逆かも。
オジサンが一人で趣味の続きみたいな感じで作っている所です。でも、オジサンの話を聞いているうちに、何だか幸せな気分になりました。

チャンスがあれば、この4つの銘柄のビールを注文してみてください。
因みに、オジサンのイチオシはSAXONです。私には花の香りが感じられましたが、それはホップの香りなんだそうです。ホップはビールの個性を出すのかもしれませんね。

エリア チェルトナム(イギリス)

もちろん、ちゃんと検査にパスしているので、製品に問題はありませんが、潔癖症の人には、この工場見学は決してオススメできません。
ココで飲み物を作っているのか？！っていうのが第一印象でした。材料のモルトのせいか、臭うし。

真ん中のオジサンがここの主です。
ざっと、ビールの作り方を解説してもらいました。
ビールの重要な材料である、モルト、ホップ、水のうち、特に重要なのが水で、例えば、全く同じ材料で黒ビールを作っても、アイルランドの水でなければギネスの味にはならないそうです。
彼のビールには、Cheltenham近郊の水が最適なんだとか。オジサンは自分の作るビールが地域の名産になることを目指しています。

地元の材料を使って作ったビールを目当てに人が集まるようになれば、少しでも地元に貢献できるからだと言っていました。
好きなビールを作って、家族を養うのに必要なだけのお金と1日3本のビールが得られれば、それがHappy Lifeなのだそうです。
彼が作るビールのように、味わい深い人柄でした。
いつしか、臭いなんて事は忘れてました。ホントにアッと言う間だと思っていたら、ずいぶん長居をしていました。とても楽しい時間でした。