2003/02/22 - 2003/02/23
1505位(同エリア1569件中)
蚕さん
ダロ川とヘニル川の合流地点、シエラ・ネバダ山脈の麓にある人口約30万人の街。
約800年近くイベリア半島を支配していたイスラム教徒はこの地に最後の都を築き、生活、芸術の中にアラブの香りを残していった。
ミハスの朝。雨が降っていた。
今日はグラナダで、アルハンブラ宮殿を散策予定なので、雨とはブルー。
ところが、グラナダに向かっているうちに雨がやみ、日が差してきた。
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※卒業旅行inスペイン&イタリア※
マドリード>トレド>マドリード>コンスエグラ>コルドバ>セビリア>ロンダ>グラナダ
- 交通手段
- 観光バス
-
どれだけ晴れたかというと、左の写真を見て欲しい。
ここは、カルロス5世宮殿(Palacio de CarlosV)円形の中庭。
この青空、この強い光(で逆光! 笑)
さて、アルハンブラ宮殿(La Alhambra)。
世界史の教科書に載るほど有名な場所らしいが、私は知らなかった。
トレド、コルドバ、セビリアで理解し始めていたが、スペインってイスラムっぽいとこ多いのね。
バルセロナとか風車とか。そういうイメージしかなかった私はカルチャーショック。
来ないときっとわからなかった。そう思うと旅に来れた喜び倍増。 -
ここで薀蓄。まずは簡単に歴史のおさらいを。
711年にジブラルタル海峡を渡ってイベリア半島に進出したイスラム勢力は、
3年で半島全土をほぼ制圧。以後、約800年にわたりイスラムによる支配が始まる。
この間コルドバなどの都市で高いレベルのイスラム文化が花開いた。
しかし次第にキリスト教勢力が盛り返し、1492年ついにイスラム最後の砦グラナダが陥落。
イベリア半島は再びキリスト教勢力のものとなる。
こういう歴史があるから、スペインにはキリストとイスラムの混合が見られるんですねぇ。
グラナダは、イベリア半島最後のイスラム王朝・ナスル王朝により建国(1238−1492)。
アルハンブラ宮殿は、1238年にナスル朝ララマール王が宮殿の建設に着手。
アルハンブラとは、アラビア語で「赤い川」の意らしい。
以後21人の王達の手によって増改築が重ねられていった。
しかしながら、1492年グラナダはキリスト教勢力の手に陥落。
グラナダを攻略したカルロス5世は、アルハンブラ宮殿を壊すことなく、保存した。
そのカルロス5世がイスラム宮殿に対抗して16世紀に建築させたのがカルロス5世宮殿。
これはスペイン・ルネサンス様式。
四角い建物の中に円形の中庭がある、おもしろい構造。 -
カルロス5世宮殿を通り抜け、イスラム・ナスル朝の宮殿部へ進む。
まずはメスアール宮(Sala del Mexuar)。
王宮の中でも最も古い部分らしい。
メスアールとは「政庁」という意味らしく、ここで政務や裁判が行われたらしい。
画像がないのが非常に残念なのだが、メスアール宮にはメスアールの中庭がある。
建物に囲まれた小さな空間で、大理石の床。真ん中に丸いお盆のような噴水がある。
ここは、王に謁見する間として使われた。
これは、メスアールの中庭から撮った写真。
逆光でさっぱりわからないが、中庭の北側。
この奥にメスアールの間がある。
内部の壁は漆喰でできていて、細かな彫刻がほどこされている。
天井にまで渡る細工は圧巻。 -
メスアールの中庭から撮った写真。
こちらは、中庭の南側。
青いモザイクタイルで彩られた2つの門がある。
この広い壁一面に漆喰彫刻の細かい装飾が・・・。凄い。
左側の門から、次のコマレス宮に行くことができる。 -
メスアールの中庭から、コマレス宮へ。
ここは外交と政治の場で、アラヤネスの中庭(Patio de los Arrayanes)が有名。
アラヤネスの中庭とコマレスの塔。
逆光と、あまりに多い観光客のため撮影できなかったが、
中庭の中心にある池の水面に建物の姿が映る様が有名な場所。
上下左右に完全にシンメトリーに宮殿が水面の映るようになっている。
コマレスの塔の中には、大使の間がある。 -
コマレス宮の柱を撮影。
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さて、いよいよ獅子の王宮(ライオン宮)へ。
獅子の王宮は、王のハーレムだったそうだ。王以外男子禁制の場所。 -
獅子のパティオ(Patio de los Leones)。
12頭のライオン像に支えられた噴水のある中庭。
中庭を大理石の124本の優美な装飾の柱が囲んでいる。 -
中庭の周りは柱の回廊。
王の居住用の建物が中庭を囲んでいる。 -
ライオンの中庭の北側にある二姉妹の間(Pation de las Dos Hermanas)。
モカベラ(鍾乳洞飾り)の装飾が見られる天上は圧巻。 -
私のカメラでは捉えきれなかった細かい細工をデジカメで撮影した写真で。
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リンダラバの望楼から、アルバイシン地区が一望できる。
遠すぎて撮影できなかったが、山の中腹にはたくさんの穴がある。
これは、ジプシーたち(ロマ)が住んでいた洞窟。
今も、住んでいるジプシー(ロマ)もいるらしい。 -
離宮の庭園が撮影した宮殿と街並み。
冬だったので少し淋しい感じだった。
花が咲いている頃だとすごくきれいだったろう。
ここで私は「キャンディキャンディ」の
『薔薇の門』『水の門』『石の門』を思い出した(わかる?笑)。 -
離宮は「水の宮殿」と呼ばれ、噴水や水路が多い。
アルハンブラ宮殿は広い。見学の時間もかかる。
でも、トイレがない!
笑ってるけど私はそろそろトイレに行きたくなっていた・・・。
*
14:00過ぎに昼食。シェスタのため、ホテルでビュッフェ。
ここで、さっき感動的な別れをすましたはずの、現地ガイドさんに再会する。
家族でランチのようだった。
この後、ホテルへ。
中庭に面した変わったホテルだった。最初ドアが開けられなくて困った。
17:00頃、バスでグラナダ市内へ。
カテドラル(Catedral)に到着。
このカテドラルは、ゴシック・プラテスコ・ルネッサンスが混合した建築様式。
当初カテドラルへの入り口がわからずに、うろうろする。
カテドラルの聖堂で結婚式が行われており、しばし鑑賞。
関係ない旅行者が入り込めてしまう。なんかすごい。
ようやく入り口発見。18:00過ぎ、閉館ギリギリで入場。1時間ほど見学する。
21:00から、フラメンコを見ることになっていたので、それまで食事することに。
市街を散策し、広場に面したレストラン(といっても食堂って感じ)に入る。
ポテトサラダ、エビフライ、オムレツ、ケーキとプリンを食べる。
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スペインといえば、フラメンコ!
とうとう、フラメンコが見れるっ!!!
サクロモンテの洞窟で、ジプシー達のフラメンコを見るのだ。
案内のジプシーの少年に連れられ、会場の洞窟を目指す。
その前に、ちゃっかり自分の家に連れて行かれた。
ジプシーの家を(なぜか)見学。もちろん見料を徴収された(笑)。
さあ。いよいよジプシー達のフラメンコ。
まずは、踊り手の紹介。
一番手はベテランっぽいおねえさん。 -
外人のおば様方に大人気だったおにいさん。
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前半組メインを張ったおねえさん。
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非常に肉感的なおねえさん。
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中堅どころのおねえさん。
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可愛いけど発展途上なおねえさん。
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観客には外人のオバさま方がたくさんいらしたのだが、
このおにいさんが登場するとオバさま方大興奮!
黄色い嬌声がとぶとぶ(笑)。
ここは、男性ストリップ劇場か?!という雰囲気だった。
もう1人男性ダンサーがいたのだが、彼はそれほどでもなかった。
このおにいさんに一体なにがあったのか・・・。 -
ペアでフラメンコ。
しかし、この二人。
なぜかすごい照れていた。
照れられたら、こっちがなんか恥ずかしいって・・・。w -
さて、一目見た時から気になっていたこのお方。
最初この方しかいなかったから「え?」と思ったのだが、その後他に踊り子がいると知って安心した。
この方も歌いだしたので、「なんだやっぱりね」と安心とともに少し残念な気もした。
しかし、やっぱり歌だけでは終わらなかったのだ。
さあ、御大登場。 -
彼女の勇姿を見よ!
歌いながら、激しく踊る! 踊る!! 踊る!!!
この老体、このボリュームのある体で。
私は感動して興奮しながら、シャッターを切り続けた。
最高だった。 -
グラナダの〆に、ライトアップされたアルハンブラ宮殿を。
夜景の撮影はいと難し。
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