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 今回、2年ぶりのお遍路となりました。歩き始めるまでは、日頃の運動不足を恨んで、自分の足がどの程度耐えられるのか不安になりました。しかも、峠の連続。これまでの経験から、中村市街までたどり着ければいいと思っていましたが、思いの外、足の調子が良く、予定以上に進むことができました。5日歩いて、札所は2カ所のみ。また、道中で出会うお遍路さんの少ないこと。札所が恋しい、人が恋しい、修行の道場。<br /><br /><本日のデータ><br />行程:まるか旅館→37番岩本寺→ホテル海坊主<br />天気:晴れのち曇り<br />距離:28.7?

第5回 歩き遍路紀行 3日目 

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2004/03/29 - 2004/03/29

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くろちゃん

くろちゃんさん

 今回、2年ぶりのお遍路となりました。歩き始めるまでは、日頃の運動不足を恨んで、自分の足がどの程度耐えられるのか不安になりました。しかも、峠の連続。これまでの経験から、中村市街までたどり着ければいいと思っていましたが、思いの外、足の調子が良く、予定以上に進むことができました。5日歩いて、札所は2カ所のみ。また、道中で出会うお遍路さんの少ないこと。札所が恋しい、人が恋しい、修行の道場。

<本日のデータ>
行程:まるか旅館→37番岩本寺→ホテル海坊主
天気:晴れのち曇り
距離:28.7?

同行者
一人旅
交通手段
高速・路線バス 新幹線 JR特急
  •  7時過ぎ、宿を出て、すぐ近くの37番岩本寺をお参りしました。38番までは行けそうにないので、今回のお遍路で2ヶ寺目にして、最後の札所となりそうです。岩本寺を訪れるのは、自転車遍路、鉄道旅行の時についで3回目となりますが、このお寺は何度来ても、いい。特に本堂の天井絵は、わたしのお気に入りです。天井一面にはめ込まれている絵の数々は、全国から公募した一般市民によるもので、仏画はもちろん、人物画、風景画、現代アートなどおよそお寺と関係ない絵が大半を占めています。このようなところに密教の懐の深さを感じます。

     7時過ぎ、宿を出て、すぐ近くの37番岩本寺をお参りしました。38番までは行けそうにないので、今回のお遍路で2ヶ寺目にして、最後の札所となりそうです。岩本寺を訪れるのは、自転車遍路、鉄道旅行の時についで3回目となりますが、このお寺は何度来ても、いい。特に本堂の天井絵は、わたしのお気に入りです。天井一面にはめ込まれている絵の数々は、全国から公募した一般市民によるもので、仏画はもちろん、人物画、風景画、現代アートなどおよそお寺と関係ない絵が大半を占めています。このようなところに密教の懐の深さを感じます。

  •  熊井トンネルの入り口。このトンネルの煉瓦は、その昔、佐賀の港から小学生が運です。煉瓦を運んだ子どもたち、トンネルを造った煉瓦職人さんに思いを馳せつつ、おそるおそるこの古いトンネルを歩きました。<br />

     熊井トンネルの入り口。このトンネルの煉瓦は、その昔、佐賀の港から小学生が運です。煉瓦を運んだ子どもたち、トンネルを造った煉瓦職人さんに思いを馳せつつ、おそるおそるこの古いトンネルを歩きました。

  •  土佐佐賀の集落の中を歩いていると、細い路地に入ってすぐ「宮崎憩いの停留所」と書かれた屋根付きのベンチがありました。昼食後、休み無しだったので、ありがたく使わせてもらうことにしました。すると、向かいのお宅から子どもをしかるお母さんの声が聞こえてきました。そんなにムキにならなくてもいいのに。土佐佐賀の集落を抜けると、海が姿を現し、バイパスと合流しました。

     土佐佐賀の集落の中を歩いていると、細い路地に入ってすぐ「宮崎憩いの停留所」と書かれた屋根付きのベンチがありました。昼食後、休み無しだったので、ありがたく使わせてもらうことにしました。すると、向かいのお宅から子どもをしかるお母さんの声が聞こえてきました。そんなにムキにならなくてもいいのに。土佐佐賀の集落を抜けると、海が姿を現し、バイパスと合流しました。

  •  土佐湾を眺めながら南に向かって歩きます。伊の岬手前で西に進路を変えました。トンネルを抜けると、「井ノ岬温泉」と書かれたさび付いた大きな看板が現れました。温泉マニアとして、地図上でマークをしていましたが、この看板を見ると、とても営業しているとは思えませんでした。しかし、最近立てられたと思われる「井ノ岬温泉→」と書かれた小さな看板を見つけ、営業しているかもしれないと、井ノ岬温泉ホテルに電話を入れてみました。立ち寄り可能との返事をもらい、へんろ道を逸れて、井ノ岬温泉へ向かいました。そして、現れた一軒宿の「井ノ岬温泉ホテル」。さび付いた大看板同様、廃ホテルの様相。お湯は若干ぬるぬるしていて、良かったです。

     土佐湾を眺めながら南に向かって歩きます。伊の岬手前で西に進路を変えました。トンネルを抜けると、「井ノ岬温泉」と書かれたさび付いた大きな看板が現れました。温泉マニアとして、地図上でマークをしていましたが、この看板を見ると、とても営業しているとは思えませんでした。しかし、最近立てられたと思われる「井ノ岬温泉→」と書かれた小さな看板を見つけ、営業しているかもしれないと、井ノ岬温泉ホテルに電話を入れてみました。立ち寄り可能との返事をもらい、へんろ道を逸れて、井ノ岬温泉へ向かいました。そして、現れた一軒宿の「井ノ岬温泉ホテル」。さび付いた大看板同様、廃ホテルの様相。お湯は若干ぬるぬるしていて、良かったです。

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