カナディアンロッキー・Grand Circle Route　(03)エルクの逆襲？

2000/10/06 - 2000/10/06

03日目　10月06日
ジャスパー滞在

今日は一日ジャスパー周辺。
ピラミッドレイクステイブルで乗馬とマウントエディスキャベルへハイキング。
9時スタートの乗馬の参加者は2名で、もう一人は、やはり日本から一人旅
をしている I さん。
「旅は道づれ」ということで、その後のハイキングも一緒に行くことに。
一人旅をしていると、ほんの一瞬のことだけれど、こうした出会いも
楽しみ・思い出のひとつです。

エリア ジャスパー(カナダ)

ジャスパーハウスバンガロー -Jasper House Bungalows-

ジャスパーではここに2泊しました。

宿の敷地内にも動物が訪れます

ジャスパーハウスバンガローの客室

カナディアンロッキーらしいログキャビン。
宿の裏手からはアサバスカ川の河原に下りられます。

乗馬のパートナー“チャーリー”

乗馬用の馬はよく訓練されており、先頭のガイドの馬に
きっちりついていくはず、が、チャーリーはノンビリ屋さん。
前の馬との間が空いたり、止まっってしまったりで、
手綱を引っ張ったり蹴飛ばしたりしても“馬耳東風”。
私は単なる荷物？
たまりかねたのか、ガイドさんが「チャーリーはSlow Horse
だから、言うこと聞かない時はピシッとやって」と木の枝を
渡してくれた。すると、なんとゲンキンなやつだろう、
すっかり乗馬用の馬に戻っちゃいました。

今回体験したコースは、山・湖・ビーバーダム等を展望
しながらも、森の中を進む時間が結構ありました。つまり…
冬も間近の10月＋森の中＋陽が入ってこない＝寒い！
フリースは着用してましたが、それだけでは、ほとんど
役に立たちませんでした。
時期やコースによってはしっかりした防寒対策、あと手袋
（軍手程度でも可）も。

お買い上げ有難うございま〜す！

乗馬出発の際、勝手に撮られた写真が売られています。
買う買わないは自由ですが、せっかくの雄姿（？）なので、
12ドルと安くはありませんが求めてしまいます。

エンジェル氷河 -Angel Glacier- をバックに

このアングルだとエンジェルには…見えない？

拡大・・・これじゃもっとわからん？

今度は、エンジェル氷河の真下にある氷河湖をバックに

すっかり凍ってます

ちょっと時間の無駄になりましたが、
谷を下り一旦パーキングに戻ってから⇒⇒⇒

滑ります。

何度かコケました。
氷河湖からの川もすっかり凍っています。

キャベルレイク -Cavell Lake- をちらっと

⇒⇒⇒キャベルメドウ -Cavell Meadows- へ

これなら“エンジェルが羽根広げてる”ように見える！
でしょ？
（トレイル途中のビューポイントにて）



下ってきたハイカーから、「Top のLoop は積雪があって
しんどいよ」（多分こんなことを言ってたんだろう）。との
情報を得、キャベルメドウまでもう少しと思いつつも断念、
ジャスパーの町へ。

トーテムポール

















カナダでのちょっとした（？）ハプニング・・・その３
ハプニングとまでは言えないかもしれませんが、日本人が
海外で運転中にやってしまいがち（？）な…逆走です。
とうとう（というかやっぱり）やってしまいました。
片側2車線の道路。パーキングを出て直ぐ（右折用）の
車線を左折、しばらく走ると、隣のレーンは前から車が・・・
この時点で我に返りました。
たまたま私のいた車線は前方で工事中だったことと、
通行量自体が少かったこともあり、事故にならず一安心。
そこそこ慣れてきたと思っても、やはり日本人でした。

まずは、醜い画像でスイマセン。



カナダでのちょっとした（？）ハプニング・・・その４
今朝の事でした。窓の外にエルク、それも相当立派な
角を持ったオスが一頭（1枚目の写真とは別物です）。
窓越しに撮れば全く問題はなかったのですが、つい
カメラを持って部屋の外へ、とはいえ接近したわけでは
ありません。が、一瞬彼と目が合ってしまい…

殺気…『殺られる』
…案の定、彼は私めがけて突進。

こんな時やっぱり慌てちゃうんですよね。
滑って転倒（漫画のシーンにありそうな、うつ伏せ・
大の字・ペシャンコ状態です）。
万事休す“煮るなり焼くなりお好きなように”・・・
顔を上げると彼の姿はなく、どうやら威嚇だけにとどめて
くれたようです。

うっかり忘れてました。この時期のオスエルクは発情期で
危険だということを。
写真はその時の傷。もちろん今も残って…いるわけは
ありません。でも、この程度で済んでなによりでした。





カナディアンロッキー・Grand Circle Route　
(04)グレーシャーレイクトレイル　へ続く