2006/07/20 - 2006/07/22
1801位(同エリア2025件中)
・クマ・さん
<1日目>
約10ヶ月住んだロンドンのフラットを引き払って、17日間の旅に出る。 ドブロクニク→イスタンブールをバスでたどる旅へ。
これが終わったら日本へ帰国だー。 帰りたくないな。
朝6時起床。眠い。眠すぎる。
昨晩は大家さんと飲んだ。 初めてちゃんと話した気がする。
10ヶ月も同じ家の隣の部屋に住んでいたけれど、じっくりお話したことなかったもんなー。
寝たのが3時半だから、たったの3時間睡眠。大家さんは7時に起こしにきてくれた。 いい人だ。既に起きていたけれど。
カレッジファーム(バス停の名前です。ロンドンです)にある我が家から82番バスでヴィクトリア駅へ。
さらにガトウィックエクスプレス。9時半に空港着。予定通り。
セルフチェックイン機というものを初めて試す。意外にカンタンだ。
BAに乗るのは初めてです。
機内は6列。あまり大きくない。 機内食はサンドウィッチ。
なかなか飲み物が来なくて、「これは、水分ナシでパンを食えということか・・・!」と思って食べたら、かなーり後に飲み物がやってきた。完食した後に。
機内からのクロアチアの海、きれーい! 青い!!
この景色を見れてよかった。窓側席でよかった・・・。しかし、トイレに行きたかった・・・。
着陸してソッコーでトイレ行ってたら入国審査の列でビリッケになり、街行きのバスも、ATMでお金をおろしている間に行ってしまった・・・と思ったら同じバスがさっきの乗客を乗せたまま、またやってきた。意味が分からん。けど乗れたからよし。
バスはピレ門とバスターミナル(終点)に停まる。
ピレ門は旧市街の入り口だ。
宿はあらかじめユースホステルを予約した。
できればSOBE(民宿みたいなの)に泊まって現地人の家を垣間見てみたかったのだけれど、短期滞在でしかも一人だと高くつきそうだし、今の時期はハイシーズンで、いきなり行っても宿があるか不安だったから。
ユースホステルは、会員ではなかったのだがメールで予約が取れた。しかし、「空港からの行き方を教えてくれ」と聞いたのに住所しか教えてくれなかった。これでなんとかたどり着けということらしい。ちょっと不親切。
バスターミナルまで行って、観光案内所のお姉さんにユースホステルの場所を聞いたが、地名(通りの名)から地図で場所が探せないとのこと。
困っていたら、その辺にいたおばちゃんが声をかけてくれたのだが、結局その人も周りの人も分からなかったので、タクシーを使うことに。
タクシーはメーターがなかった。 外国でタクシーってあまり使ったことないし、ボラれやしないかと警戒。 でも、そんなことはなかったみたい。
どうやら、ユースのある住所はあまりの小道なので、地図に載ってなかったみたい。でも、観光案内所の地図なのにね・・・。
ユースホステルの受付のお兄ちゃんは愛想が悪い。でも建物は清潔です。
ホステルから旧市街までは歩いて20分くらい。
旧市街は小さい。 半日もあれば制覇できそうな小ささ。
細かい路地がいっぱい。そぞろ歩きによいです。
レストランもいっぱい。さすが観光地。
<2日目>
旅行会社へ行った。 モンテネグロのコトルという街へ行ってみたかったのだ。海岸線がフィヨルドみたいできれいなんだって。
でも、コトル行きのツアーはあいにくその日はやってないとのこと。残念。 ってか、昨日の夕方のうちに申し込んでおけば、今日の朝から行けたらしい。 さらに残念。
自力でバスで行けないかとも思ったが、日帰り往復できるバスの便はないそうだ。
気持ちを切り替えて、ドブロの街を散策。
暑い。数時間歩いただけでペットボトルの水4本消費。
スルジ山へ行く。 昔はケーブルカーがあったのだが、独立戦争時に破壊されて今は車で行くしかない。
山頂はなぜかハエがぶんぶん飛んでいた。 気持ち悪いくらいに私にまとわりついてきた。なんなんだよ、もうー。
山頂から見下ろす旧市街はきれい。 でもそれよりも、戦争で破壊されたケーブルカーの駅のインパクトが大きい。
もうメタメタに壊されているのだよ。
帰りはタクシー代をケチって歩いてみた。 下りだから何とかなるかなぁとか思って。でもね、真夏の暑い中、何もないところを(ほとんどがただの道路だった)1時間半ひたすらウォーキング。 へろへろ。
その跡、城壁の上へ。 旧市街をぐるりと城壁が囲んでいるのです。1周半、階段を登ったり降りたり約1時間半。 歩いてばっかり。へとへと。
<3日目>
ロクルム島へ。
旧市街の中にある旧港から船が出ています。
島へ着いたら入島料を払うカウンターがあったので、払う。
でも、後の船で来た人たちは誰も払っていなかった。
どうやら旧港から船のチケットを買ってきた人は払わなくていいらしい。個人的に船で来た人が払うみたいな。
おばちゃん、なんで何にも言ってくれないんだ。「あなたは払わなくてもいいのよ」とか。騙された気分だ。
まずはビーチではなく、島内を散策。歩いて頂上まで。
南の島のような木がいっぱいあります。そして木の香りが、なぜか日本の山寺を思い出させる。
頂上までの道は結構急勾配。しかも石がゴロゴロした道。
ビーサンだとちょっときついかも。後で靴擦れできてたし。
昨日に引き続いてウォーキング三昧。 筋肉痛なのに・・・。ぐったり。
道に迷ったりして結局島を一周してしまったわ。
西側のビーチへ。ビーチといっても、砂浜ではない。岩浜だ。
イギリスで見た海は石浜だったけれど、岩の浜での海水浴場は初めて見た。
海水が透明です。鎌倉辺りの海だと、黒い砂浜の砂と波が混ざって、波も黒いけど、ここは砂がないから水が透明。きれいだ。
ひたすら海に浮かびます。プカプカして、疲れたら浜に上がって旧市街の市場で買ったぶどうを食べて、また海でプカプカする。
まさか、一人旅でビーチに来るとは。
一人で来て、泳いでる間貴重品はどうしようか?と思ったけど、一応目の届くところに置いて、チラチラと確認しながら泳いでました。もし盗まれても、ここって島だから逃げられなさそうだし・・・と思ったのさ。
夕方5時半の船で戻る、予定だったのだが、船の運転手さんたちがビール買いにいったりのんびりしていたので、結局6時過ぎ発で旧市街へ戻る。 遅くなってもお客さんは誰も文句を言わない。ゆるい雰囲気だ。
8時くらいからだんだんと日が暮れ始め、9時には暗くなります。
しかし人々はまだまだ活動中。この時間から仮装パレードが行われていたり。
戦争資料館へ。ここは90年代の独立戦争でのことが展示してあります。亡くなった兵士の写真が貼られ、破壊された街の様子がテレビで見れます。
今さっき歩いたあの通りが15年前に爆撃されて破壊されていたと思うと、悲しくなる。たった15年前。
そして、今のように復興できていることが素晴らしいとも思った。
どうやら海でしっかり日焼けをしたらしい。
泳いでいた時はまだ白かったので「お、日焼け止め効いてるじゃーん」と思っていたのだが、夜になったらだんだん赤くなってきたしヒリヒリしてきた。 時間差攻撃だ。
ロンドンで買ったニベアの日焼け止め、いちおうSPF30だったんですけど。全く効いてません。 やっぱり日焼け止めはアネッサだな。
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ロンドンのGatwick空港です。
なんで、空港にはよく車が展示されているのだろう? -
飛行機から。
うっすら見える陸地はフランスです。 -
ドブロの空港はとても小さいです。
建物に直結ではなくて、タラップを降りる式です。
タラップを降りる時っていつも、「アメリカ横断ウルトラクイズ」を思い出す。
成田→ハワイの間にテストを受けて、ハワイの空港でタラップを降りるあの場面を。出場経験はありませんが。 -
海が青いです。
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旧市街の入り口にありました。
独立戦争で受けたダメージを図にしているようです。
印がついているところがやられてしまったところ。 -
旧市街のピレ門入ってすぐ。
ここのお水は飲めるそうです。
私も実際飲んでみたけれど大丈夫でした。 -
刺繍実演販売のおばあちゃん達。
説明はひたすらクロアチア語です。ちょっと英語交ぜて。
でも、なんとなく分かる。
他に、ローズマリーやラベンダーのエッセンシャルオイルも売られていました。 -
1日目のご飯はイカ墨リゾット。
初イカ墨。おいしかった。イギリスに住んでいたからシーフードに飢えてたってのもある。
このレストランは旧港にあるのですが、カジュアルなかんじで値段も安いし、いいところでした。 -
おくつろぎな猫。
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コカコーラのボトルがかわいい。
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アイスクリームってあんまし食べないのですが・・・。あまりの暑さについ手を出してしまいました。
そしたら、さっぱりしていてウマイ!!
しかも5クーナ。約100円。 安い!!
朝はキウイで夕方にはレモン。1日に2回も食べてしまった。 普段は年に5回もアイスなんて食べないのに。
旧市街のメインストリートを入ってすぐにある、Dobrovnik Icecreamと書いてあるお店です。 オススメ。 -
スルジ山からみた旧市街。
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爆撃されたケーブルカーの駅。 その1。
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爆撃されたケーブルカーの駅。 その2。
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爆撃されたケーブルカーの駅。 その3。
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これが3日目に行くロクロム島。
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山頂にはなぜか羊がいた。
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馬もいた。
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スルジ山から旧市街まで。
この道をひたすら下るわけですよ。1時間半。
スルジ山へ行くなら往復タクシー使ったほうがいいですよ・・・。 -
城壁の上から見た旧市街。
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城壁と海。
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2日目の晩御飯。
レストランの入り口に「ドブロブニク風スパゲッティ」と書いてあったので入ったのだが、店内で詳しいメニューを見てみたら、ドブロブニク風スパゲティとはビーフ系だった。 シーフードが食べたいなぁ。
というわけで、ツナスパゲティに変更。
ツナスパゲティってさ、日本でも食べられるよね。
ってか、自分で作れるよね・・・。
でも、一緒に頼んだ魚スープはトマト味の中にツナ、ムール貝、野菜が入っていておいしかったです。 -
ロクルム島の岩浜。
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海の水がね、透明なんですよ。
砂浜じゃないから波もきれいで。
プールみたいに、梯子をつたって降ります。
手前数メートル以外は足は届きません。
みなさん器用に浮いてるんだなぁ。
最初は私も沈まないように足をバタバタしてたけど、そのうちに足を歩くように前後に動かすだけで浮くことが分かった。きれいな水の上でぷかぷかしているのは気持ちがよいものです。
泳げない人は浮き輪を持って行ったほうがいいかもよ。 -
ロクルム島の港。
おばちゃんが釣りをしているのがのほほんとしてていい感じです。 -
3日目の晩御飯。
1日目と同じレストランへ行きました。
魚のパテとイカのグリル。
シンプルながらおいしい。 -
しかし、なにか物足りなかったので、シーフードリゾットを追加。
2人分食べてるよー。
おいしかったのだが、さすがに食べすぎ。 -
地元の子。
港でお魚を釣って、それを猫さんたちにあげてます。
意外とカンタンに魚がひっかかるみたいで。 -
夜も建物がきれいです。
ここは旧市街のメインストリートで、左側に戦争の資料館みたいなのがある。
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