2006/07/15 - 2006/07/17
344位(同エリア348件中)
ナヲミさん
連休を利用して、2泊3日で糠平湖畔のキャンプ場「国設糠平野営場」へ行ってきました!
行きは士幌の道の駅「ピア21」で美味しいご飯を食べ、帰りは鹿追の「森のキッチンかわい」で超ビッグなハンバーグに舌鼓!!!
糠平では北海道遺産に指定されている『旧国鉄士幌線アーチ橋梁群』を巡ったりと、盛りだくさんなキャンプになりました☆彡
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 自家用車
-
士幌町の国道沿いにある道の駅「ピア21」(http://www.hokkaido-michinoeki.jp/data/44/each.htm)は、道の駅とは思えない、本格的なレストランがあることで有名なのです!
そのメニューたるや、見たこともない名前の料理ばっかり!本当に驚きです。
この写真はダーリンが食べたハンバーグステーキと地元で作られているソーセージのセット。 -
そしてこれがナヲミの食べた、牛すね肉のトマト煮込み『オソブッコ』です。
肉がとろとろになるまで煮込んであって、とっても美味しかったです!!! -
レストランで腹ごしらえが終わったら、隣のテーブルのオヤジ達がスパスパ煙草を吸い始めたので、早々に退散!!して、外に出て、今度は食後のスウィーツを物色。
ダーリンはイチゴのソフトクリームの小さい方を堪能。
イチゴの部分は限りなくシャーベットに近く、クリームの部分と食べると、まさに「イチゴミルク」な味がして、とっても美味しいです。
北海道によくある、乳脂肪分を高め「過ぎ」の、こってりを通り越してクドくなってしまっているソフトクリームとは違い、あくまでさっぱり&まろやかなコクのある、とても美味しいソフトクリームでした☆彡 -
最近、本当にこういうプリンが増えました!!!
これも「ふらのミルクプリン」(http://www.le-nord.com/furanodelice/home.html)の功績か(笑)?
ともあれ、お値段も本家フラノデリスと同じ300円となかなか安くないので、期待して買ってみました、しほろの「なまらクリームプリン」。
味の方は、やっぱり本家にかなわないかな、という感じです。
こってりし過ぎて、最後まで食べるのが少しつらいかな〜〜。
でも、付属のカラメルソースを入れたらとってもバランスの良い味になりました!
というわけで、教訓!
「なまらクリームプリンはカラメルソース込みで最高の味になるよう調理されている!最初からちゃんとカラメルソースを入れて食べるべし!」 -
さて、道の駅で美味しいランチを食べたら、早速糠平湖畔のキャンプ場へ出発!
糠平湖畔には、キャンプ場としてはこの「国設糠平野営場」(http://hokkaicamp.com/navi/data/nukabira.htm)しかありません。
そっけない場内と、砂利敷きで情緒もへったくれもない、単なる空き地状のオートサイトのあっさりしたキャンプ場です。
場内は思ったよりも広め。
しかも、キャンプ床がゆったりと配置されているので、隣とギチギチという感じではありません。
この日、早めにチェックインしたナヲミたちは、一番奥のとても広いスペースを独占してタープとテントを張れたので、快適でした☆彡
ところで、このキャンプ場に関しては、いろんなキャンプ場紹介サイトでとにかくトイレのことが取りざたされていますが、ナヲミが一番書いておきたいのは、蚊のこと!!!
この週の十勝地方はとにかく暑くて、ここ糠平も例外ではなく、とても暑くて夜になってもあまり気温が下がらず過ごしやすかったのです。
それはいいんだけど、とにかく蚊がすごいんですよ!
トイレに行くのに森の中を通り抜けようとすると、一気に20〜30匹の蚊がムワーッと自分に向かって飛んでくるのを感じます。
炊事場も水場だけに蚊がすごくて、調理や食器洗いをしていると、足元から腰くらいの高さまで、まさに「群がる」といった感じで、蚊の大群が押し寄せます。
というわけで、ここのキャンプ場は初夏or秋の気温が下がる時期に行くほうが無難に過ごせるかもしれません。
あと、最近流行の携帯型の蚊取り器を2〜3個身につけたりと、しっかり!自衛策をとることをオススメします。 -
テントとタープの設営が終わったら、すっかり汗だく!それじゃあ、ひとっぷろ浴びに行こう、ということで、とりあえず観光案内所に行って見ました。
そこで紹介されたのが、「湯めぐり手形」(http://www.k3.dion.ne.jp/~nukabira/kumiai-info.html)。本来ならば3軒の温泉宿でお風呂に入ると500円×3で1,500円かかるところ、これを買えば1,200円で済むのです!しかも、無期限。これはオトク。
というわけで、早速写真の「糠平温泉ホテル」(http://www10.ocn.ne.jp/~nukabira/)に入ってみました(湯めぐり手形はどこの旅館でも買えます)。
はあ〜〜すっきり。 -
ナヲミがお風呂から上がってきたら、ダーリンがロビーで寛ぎながら待っていてくれました。
ロビーにはこんな立派な鹿の剥製が飾られています。
う〜〜ん、田舎の温泉旅館って感じ!! -
外に出てみると、まだまだ日が高い!!
空も真っ青!本当に天気の良い、いい日でした〜〜☆彡 -
すこし体を冷やしに、そして良い薪があれば拾おうと思って、湖畔に降りてみました。
意外なほど涼しい風が吹いていて、とっても気持ちの良い夕暮れでした。
ちなみに糠平湖は禁漁区ではなく、お金を払えば誰でも釣りを楽しむことができます。
薪を少しだけ拾って、ぼんやりと湖を眺めてから、キャンプ場に帰りました。 -
この日の夕食は焼き物と決めていました。
つまり、ホッケ・イカ・肉・ホルモンなど、とにかく炭であぶって食べるものをおかずにして、美味しいご飯を食べる!というもの。
ご飯は当然!愛用の羽釜で炊きあげます。
糠平ではあまり良い薪がなかったので、前回の芽室・嵐山で拾って、持参してきた薪を使いました。 -
さて、お夕飯でおなかがふくれたら、今度は焚き火です!!!
芽室で拾ってきた薪と、日勝キャンプ場でもらってきた薪をゆったりと燃やします。
ここ糠平は、最近のキャンプ場傾向に反して、直火OKの珍しいキャンプ場で、サイトのあちこちに直火焚き火を楽しんだ後らしき、黒い焼けこげが見受けられます。
ナヲミ達が設営した場所にも、以前の人たちが直火で焚き火を楽しんだらしき炉があったので、これを中心にタープとテントを張りました。
直火焚き火は楽しそうに見えるのですが、実は火床の温度が上がりにくいので、なかなかうまく燃えにくいんですよねぇ。よほど良い薪でないと、煙ばっかりあがって、なかなか炎があがらないのです。 -
とはいっても、ナヲミ達の持参した芽室の薪がとにかく良い薪で〜〜♪
つつがなく、楽しいストレスフリーな焚き火を堪能できました☆彡 -
さて、明けて翌日。
朝一番で、キャンプ場にほど近い「鉄道資料館」(http://www.k3.dion.ne.jp/~nukabira/aruku.html)に行ってみました。
といっても、資料館そのものに入るためではなく、資料館から続いている旧国鉄士幌線の廃線跡をたどって、『アーチ橋梁群』を見に行くためです。
この界隈には、昔、木材を運び出すための鉄道(国鉄士幌線)が敷かれており、湖畔を縫うように作られた線路の大部分が、アーチ橋と呼ばれる橋でつながっていたのです。
現在はただただ、廃れ、崩れゆくままになっているアーチ橋梁群ですが、林道や森を分け入った先に忽然と現れる、人間の建造物の廃墟には、まるで遺跡のような、独特の味があり、面白みがあります。
近年「北海道遺産」(http://www.hokkaidoisan.org/)に選定されたのをきっかけに、糠平温泉郷ではこの「アーチ橋梁群」の見物トレッキングツアーを主催しています。
ナヲミ達は特にこのツアーには参加せず、素人でも車で手軽に見て回れるお手軽コース=3カ所の橋梁跡だけを巡るコースをたどってみました。 -
鉄道資料館から廃線跡をたどって歩いていくと、キャンプ場のすぐ裏手に位置する「糠平川橋梁」にたどり着くことができます。
-
じめじめした水路を両脇に抱える遊歩道を、すごい量の蚊を払いのけながら(笑)歩いて行くと、「糠平川橋梁」が見えてきました。
ここは、糠平湖に注ぎ込む糠平川にかかる橋梁です。
他の橋梁と違って、登山道の一部となっており、現在でも利用されていることから、改めてコンクリートで補強してあります。
そのため、安心して渡れる分、廃墟としての遺跡風な味わいはまったく感じられません。 -
糠平川橋梁を渡ると、登山道方向とは別に、トンネル跡もありました。
当然、「入らないでください」の札がかかっていますが、入ってみたい気持ちになります。どこにつながってるんだろう?なんてね(笑)。
でも、実際に入ってよろしい、ってことになったらなったで、今度は虫の心配や不気味さに負けて、入れないんだろうけどね〜〜〜。 -
こんな感じできれいに補強された橋梁の上を歩いて渡ることができます。
-
糠平川橋梁の上から、下流側=糠平湖方面を見下ろす。
本当に天気が良くて、良かった! -
さて、今度は車に乗り込んで、かなり長い距離を層雲峡方面へと走ります。
いくつか橋を渡った先を、右側に入り、長いダートを更に走っていくと、こんな感じの、すごーーくわかりにくい(笑)看板(?)があります。
これが、このアーチ橋梁群の中でも、最も有名で美しいとされる「タウシュベツ川橋梁」(http://www3.ocn.ne.jp/~arch/archbri3.htm#tausibetu-1)です。
ナヲミ達も危うく通り過ぎてしまいそうになったのですが、前を走っていた車が入り口と道路を挟んで反対側にある駐車スペースに車を入れているところに居合わせ、ここが入り口なんだ、と気付くことができました。
それくらい、わかりにくい入り口ですので、みなさんもご注意下さい!! -
車を降りて、200mほどの小道を、湖畔に向かって歩いて行きます。
もうすぐ湖畔!というところには、写真のようにものすごい量の流木が行く手をふさいでいます(笑)。
もちろん、これをものともせずに(とはいっても、先駆者達のつけたけもの道ができてますからそこを通ればそんなに苦労はない)進みます。
早く、タウシュベツ川橋梁が見たい!
気持ちははやります。 -
ジャーーーン!
こ、これがタウシュベツ川橋梁!!!
運が悪いとすっかり水に沈んで、一番肝心のこのメガネ状のアーチが見られない事もあるらしいのですが、ラッキー!ナヲミ達はなんとかアーチを見ることができました♪
ちなみに、水没情報はこまめにチェックされ、http://www3.ocn.ne.jp/~arch/nowtau.htmのホームページで近況が写真で報告されています。
また、どうしても!タウシュベツ川橋梁の沈み具合が気になるという方は、上士幌町の観光協会(http://www16.ocn.ne.jp/~k.kanko/)に問い合わせることもできるようです。 -
逆のアングルからも1枚。
ちなみに周囲には立派なカメラを三脚で据え付けて写真を撮っている人もいたりしました。
ナヲミとダーリンはしばし湖畔に腰を下ろして、涼しい風に吹かれながら、アーチ橋と湖の景色をのんびり&ぼんやり眺めて楽しみました☆彡
ナヲミ達は、ただ見るだけじゃなく、今では廃墟でしかない(強度の問題で上を渡らないようにとの注意書きも付いている)この橋の上を、黒煙を吐きながら蒸気機関車が走っていた頃の光景を空想したり、湖に打ち上げられた流木のつるりとした表面を見てどれほどの流れと水の中を、この流木は流れてきたんだろう?と空想したり、それを話し合ったりもしました。 -
さて、素人が気軽に見られるアーチ橋梁、最後の一つは「第五音更川橋梁」(http://www3.ocn.ne.jp/~arch/archbri2.htm#5otofuke-1)です。
ここは国道にかかった橋の上から非常によく見える橋梁です(でも、車で走り抜けてしまうとほとんど一瞬しか見えません)。
橋の上からゆっくり見るためには車を停めなければなりませんが、下手に橋の上で停めると危険だし、他の車の迷惑。
というわけで、ガイドマップでもどこででも、すぐ近くの幌加の除雪ステーションに車を停めて、5分ほど歩いて見物に行くことを推奨しています。
また、橋の上から見るだけではなく、ほんの少しだけ森の中の遊歩道を歩くと、橋梁のすぐ近くまで行くことができます。
ただし、強度の問題上、糠平川橋梁のように上を渡ることはできないんだよなぁ〜〜(通せんぼのゲートが作ってある)。それが少し残念でした。 -
そうこうしているうちに、お昼時になったので、糠平温泉郷に戻り、入ってみたのがこちら、ラーメン屋さんの「麺屋 どんぐり」(http://www.k3.dion.ne.jp/~nukabira/omise.html)。
とにかく天然素材!地元食材!!にこだわって作られている麺とスープはとても優しい味。
もう一声!ダシに工夫して、ただ優しいだけじゃない旨味のあるスープになるともっと良いのになぁ、という感想でした。
あ、あと、麺がね、ラーメンと言うよりはソーキソバ風の太い平べったい麺なのね。あの麺に負けないようなどこか力強い味付けのスープを研究した方がいいような気がしたかな。
というわけで、ラーメン屋より、沖縄そば屋の方が素材に合っているような気がしてしまった(笑)。糠平で沖縄そばっていうのもなんですが…(笑)。
でもさ、絶対そっちのほうが合うとおもうんだよなぁ。 -
はてさて、そんなこんなでサイトに帰った後は、夕食までひたすら読書&昼寝でマタ〜〜リ。
そして夕食には超!適当なのに、とっても美味しいカレーライスを食べた後、またまた!焚き火タ〜〜イム!
今夜のために取っておいた薪と、タウシュベツ川橋梁付近で拾ってきた流木を、すべて投入して、思う存分燃やしましたよ!!!
あ〜〜〜、アルファー波出まくり。
幸せ♪ -
翌朝起きてみたら、ほとんどすべてのキャンパー達がすでに撤収した後でした(笑)。
すごい、みんな本当に朝が早い。
というわけで、ナヲミとダーリンも楽しかった(そして恐ろしく蚊に刺された!!)糠平野営場を後にして、来た時と別の、然別湖畔周りのルートで、帰ることにしました。
途中、「然別湖北岸野営場」(http://www.geocities.jp/amisroom1/shikaribetu.htm、http://town.shikaoi.hokkaido.jp/)を下見して、糠平野営場との、その佇まいの違い(本当に湖畔にあるので湖が見える)や、蚊の少なさ(じめじめしたところがないからかな?)に驚きました〜。次はここかな(笑)?
写真は、然別湖畔にある、足湯です。
こうしてみると結構透明度が高いように見えますが、実物を見たときは「わ!すごく濁ってる!効きそうだな〜〜!」って感じでした。すごく硫黄臭かったしね。 -
糠平と違って、然別湖は完全な禁漁区です。
然別湖に流れ込む&流れ出すすべての河川で禁漁だそうです。
いや、流れ出す方はいいんだっけか(笑)?
ともあれ、糠平とは比べものにならないくらい、沢山の観光バスと観光客でにぎわっておりました。 -
然別湖から下って来るに連れて、どんどん天気が下り坂に…。
気付いてみればすっかり曇天。
涼しいのは嬉しいんだけど、あの糠平でみた抜けるような青空が恋しい気持ちになります。
そんな道の途中に「森のキッチンかわい」(http://town.shikaoi.hokkaido.jp/shoku/kawai/ 、 http://www.netbeet.ne.jp/~tokatoka/heart/19kawai.html)がありました。
ちょうどお昼時だったので、寄ってみました。
一応、キャンプ場ガイドに載っていたので、そういう施設があることは知っていたのですが、入ってみるのは初めて。 -
時間が少し早かったせいか、店内はナヲミとダーリンだけの貸し切り状態。
レストランの真ん中には、大きな木が建物を貫いて建っています。
木をふんだんにつかったインテリア。なかなかいい感じです。 -
足下を見ると、丸太のタイルがびっしり敷き詰められています。
パンフレットによると、これもオーナー自ら施工にあたったとのこと。うーーん、すごい。本気を感じます。
あと、写真の左手に写っているのは、ちょっとしたハンドクラフトコーナー。
毛糸で作った様々な小物や、ドライフラワー製のリースなどが売られていました。 -
然別湖でゲットしたチラシでイチオシ!されてたので、ハンバーグを食べよう!と心は決まっていました。
2種類あったので、ダーリンと1種類ずつ、せっかくだから、と300g!!!を選びオーダー。
来てみたらその大きさにびっくり!
味もGOOD!すごく美味しいです!!!
更に個人的な好みを言うと、デミグラスの普通のハンバーグよりもナヲミが食べた、キノコ入り&キノコソースのきのこハンバーグの方が美味しかったです。キノコ独特の旨味が肉に染み渡っていて、なんとも言えない深い味がします。
また来よう!と素直に思えるクオリティでした。
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