1997/09/11 - 1997/09/13
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ファルコンさん
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01〜02日目 09月11〜12日
成田〜(カナディアン航空/カルガリー・ウィニペグ乗り継ぎ)〜チャーチル
チャーチル滞在
成田を出発、カナディアン航空(CP)利用で一気にチャーチルまで飛ぶ。
当時はCPがカルガリーへ週2便直行で飛ばしており、この便を使うとその日のうちに
チャーチルへ到着できた。 “Time is money!” とはいえ、自宅アパートを出発して
約22時間のほぼ丸一日がかり。さすがにヘロヘロでした。
遠いことに違いはないけれど、比較的手軽(?)に極地の雰囲気を味わえ、
人の住むエリアで野生のシロクマを見ることができる、地球上で唯一の町、チャーチル。
10月下旬〜11月上旬のシロクマシーズンには早いので、果てしなく続くツンドラの大地を体験。
あわよくばシロクマも、と…
03日目 09月13日
チャーチル〜(カナディアン航空/ウィニペグ乗り継ぎ)〜カルガリー
レンタカー:カルガリー〜バンフ〜サムソンモール(レイクルイーズビレッジ)
観光客の姿は皆無に近かったチャーチルから、まだまだピークのカナディアンロッキーへ。
ウィニペグ空港では初のハプニングで便の変更を余儀なく。
カルガリー空港のレンタカー営業所では、係員に奨められるがまま
車のアップグレード(追加料金1日につき6ドル)。
はたして、この1日6ドルは吉と出るか凶と出るか?
陽のあるうちに到着するはずだったバンフへは、ハプニングの影響もあり、
予定を大幅に遅れて21時過ぎの到着。
これからどうなる?
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旅の始まりは東京シティエアターミナル(TCAT)でチェックイン
当時の航空券はカーボン紙のクーポンタイプでした。 -
初日から搭乗券3枚使います。
都心のTCAT利用なので4時間前にチェックイン。
ロングフライトでは通路側座席の方がなにかと都合はいいのですが、
国際線ならではの機窓を楽しみたい気持ちもありました。
なので、足元スペース広めのバルクヘッド窓側をリクエストしますが、
すでに埋まっていたので通路側の座席を確保。
・・・ただ出発便はDC10で座席は2-5-2なので、単に窓側でもよかった?・・・。
搭乗券を貰った後、マイレージ登録を忘れていたことに気づき、
カウンターに戻りカードを提示すると
『チェックインの時にできれば出してください。何かいいことがあるかもしれませんから。』
そっ、それって、ひょっとしてアップグレード?
実際、この日のカルガリー行エコノミークラスは満席状態、もしかしたら、があった?
でも、アメリカン航空ハンドリングで CP フライトのアップグレードってあり? -
バゲッジタッグ
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成田空港南ウイング出発ロビー
TCAT で出国審査まで済ませてあるので、
はやる気持ちを抑えつつ時間までくつろぎます。 -
出発便案内板
当時はパタパタと羽根を回転させ表示するソラリーボード。
旅情をそそられるような感じで結構好きでした。懐かしい一コマです。 -
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空港施設使用料は当時、空港払いでした。
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出発便 カナディアン航空 CP016便 DC10-30型機
いざ出発。
ワクワクしているはずなのに、「すいません、急病なので乗るのやめます。」
と口から出てしまいそうなほどの緊張。
初の海外一人旅の初日から乗り継ぎ2回、ペーパードライバーなのに
レンタカー左ハンドル右側通行。やっぱりかなりの不安、心臓バクバクでした。
もっとも飛び立ってしまえば、もう行くしかないのでだいぶ落ち着きましたが。
時差ボケ解消のためにカルガリーまでの約9時間で、どの程度眠れるか…
でも成田14:15発、時差の関係で3時間もすれば外は真っ暗、夜間飛行へ。
体内時計はついていけませんでした。 -
機内食(夕?食)
(写真は某雑誌より拝借)
出発して約1時間半、日本時間で考えてしまうと少々早めの夕食。
2種類からチョイスでビーフを選択(もう一方はチキンカレー)。
肉が“やわらか”?すぎて、噛み切るのに苦労しました。 -
初海外一人旅での記念すべき最初の入国スタンプ
北米の入国審査は比較的厳しいと言われているので、身構えますが・・・。
『オハヨウゴザイマス』 えっ!? 「 グ…Good morning!」
『カンコウデスカ?』 「 い…Yes」
『OK!』
それだけでいいの?っていうか、どっちが日本人!?
朝(現地時間08:10)に到着したここからは、いかにして
夜まで眠たいのを我慢するかが時差ボケ解消のカギ。 -
更にウィニペグで乗り継ぎチャーチルへ向いますが、
睡魔のピークはウィニペグ空港滞在中。
約2時間の接続待ちですが、小さな空港なのですることもなく、
ベンチに座ってウトウト(寝過ごさなくてよかった…)。
チャーチルへ向う機内でも半分以上夢の中。
この便で機内食は出ませんが、飲み物とクッキーがサービスされました。
1枚だけ取ると 『Take two !』と。でも成田で昼食、その後機内食3回。
たかがクッキー(でも大判)とはいえ食べ切れませんでした。
乗り継ぎを含め、成田から17時間余りの長旅も17:30にチャーチル到着。
宿に入ると、食事もせず早々就寝。おかげで翌日時差ボケは解消でした。 -
ツンドラウォーキングツアー(参加者は私1名)に出発。
ガイドさんの肩にはライフルが…。
不測の事態…なんてこともあるんだろうな、場所が場所だけに。
『これはカリブーの足跡』『これはムース』『ここはキツネの巣穴』等と
ところどころで教えてくれるが、肝心の本体の姿はさっぱり見えない。
それにしても天気が・・・今にも泣き出しそうな空模様。 -
途中いくつかこんな小屋があり、冬はウィンターキャンプをするという。
何度くらいになるのか聞いてみると、
『-40℃くらいかな、でもストーブがあるから大丈夫だよ』
指差す先には、かなりの年代物とおぼしき小さなそれがたった一つ。
ちなみにただいまの気温は7℃でした。 -
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どこかに・・・
「Polar Bear !」 、ガイドさんが叫んだ。
目を凝らしていると双眼鏡を貸してくれ、
「There , Tree , White」 と指差しながら。
いたっ!!
一頭だけだが白いクマが動いている。半ばあきらめていただけに、
双眼鏡越しとはいえ感激はひとしお。
10月下旬〜11月上旬には、1日で30〜40頭見られることもあるとか。
ぜひその時期に再訪してみたい。
遠すぎてカメラには写らなかったので写真はありません。 -
ツンドラの大地
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永久凍土のため、樹木は根を伸ばすことができず、上にも成長できません。
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ちょっとだけツンドラの紅葉
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今日のウォーキングツアーは9時〜15時までの1日コース。
午後は、海からの風が強く冷たいコーストラインへ。
『ここはインディアンのキャンプだったところだ』『これはベルーガの骨』等
いろいろと教えてくれるが、半日コースのツンドラだけでもよかったような気もする。
双眼鏡越しとはいえ、シロクマを見てしまったのだから…。
宿に戻ると、開口一番 『Did you watch Polar Bear?』と宿の主人。
翌日、空港へ向うタクシーでも運転手さんからまったく同じことを聞かれた。
この時期、観光客への定番の挨拶のようでした。
部屋で一息ついていると、さっきまで一緒だったガイドさんが訪ねてきた。
アフターサービスでもあるのか?
10ドル札を持ってペラペラ喋っているので、よくよく聞いてみると、
『ツアー料金は100ドルだよ』とのこと。
えっ? てっきり日本で支払い済みと思ってたけど、まだだったのね。
そりゃ、来るわな。(元旅行業界にいた人間のくせに情けなさ過ぎる失敗です。)
「Oh!I'm sorry.」 と100ドル渡し一件落着。
先程別れ際に渡した10ドルは、最初からチップとして渡すつもりだったので、
そのまま受け取っていただきました。
落ち着いた後は、チャーチルの町を軽〜く散策します。 -
今日は 12 SEP ですよ〜!
郵便局で押してもらいました。 -
【ご対面】 は避けたい! けれど、立ち入ってみたい!
う〜ん、まだ時期じゃないから大丈夫だろう。
でも…やっぱりやめとこ。 -
荒涼としたハドソン湾
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チャーチル港
小麦の積出港ですが、港というより倉庫のような感じです。 -
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近づいたら吠えられちゃいました
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チャーチルでの宿 ツンドラ・イン -Tundra Inn-
チャーチルには大規模なホテルはありません。
10月中旬〜11月上旬頃のシロクマシーズン中は、世界中
から観光客が押し寄せるので、予約はしんどいです。 -
チャーチルのメインストリート
今日は朝からまじめに雨。
滞在を昨日にしておいてよかった〜。 -
空港まで利用したタクシーの領収書
裏面にはチャーチルらしく、シロクマのイラストが。 -
ウィニペグへ向かう便の機窓から
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カナダでのちょっとした(?)ハプニング・・・その1
11:30 定刻出発のウィニペグ行 CP1598便(Calm Air運航便)。
順調飛行⇒当然、定刻の13:50に到着⇒スムーズに14:15発カルガリー行
CP1337便に乗り継ぎ、の予定でした。
途中、機長から “5分程遅れる”(←と、自分勝手に解釈)旨のアナウンスにも、
ウィニペグは一昨日乗り継ぎしてるし、小さな空港だから大丈夫。と高をくくってました。
が、どこでどう遅れたのか、実際の到着は14時10分近く。
降機するやいなや、カルガリー行ゲートへ猛ダッシュしますが無駄な抵抗でした。
直接は自分の責任ではないのですが、恥ずかしながら少々パニックってます。
係員にチケットを見せ、カタコト英語とジェスチャー。
『荷物は?』と聞かれ、“あっち!”と飛行機の方を指差す。
持参している会話集など開いている余裕は全然ありませんでした。
無事振り替えも完了し14:45発の CP1303便に乗ることとなりました。
最初から余裕のあるこちらの便にしておけば、とその時は思ったのですが、
経由便だったためカルガリーには当初予定(15:20)より2時間遅い17:23到着。 -
カルガリー空港からは、レンタカーでロッキーへ。
アップグレードしたレンタカーをピックアップしバンフへ・・・
あれっ?出発できないぞ?・・・
運転席の横にあるものと思っている、シフトレバーとサイドブレーキが・・・
見当たらない・・・
係の人の指導を仰ぎ(ド素人は困る!)ようやく出発。しましたが、
一本道で間違えようのないトランスカナダハイウェイを逸脱するという
おまけまでつき、バンフ入りしたのは21時過ぎ。
宿は混んでいると事前に情報は得ていましたが、お見事、
めちゃ混みで 『NO VACANCY』 のオンパレード。
結局、宿探しを断念し車中泊(ホントはまずいらしい)するはめに。
このことと、車のアップグレードが、運命を左右? することになろうとは…。
写真は、カルガリーで機内預け荷物受け取りの際、荷物につけられていた
“Priority”のタッグです。早く出てきたわけでもなく、扱いはまったく普通でしたが。
憧れの国カナダへ 初の海外一人旅
(2)この旅最大の危機 へ続く
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