カナダ：　モントリオール　「チャイナタウン」

2005/06/04 - 2005/06/07

ユナイテッド航空のアメリカ経由ヨーロッパ・ラウンドチケット：
１３万円チョットで、北米大陸ワンストップして、ヨーロッパでもワンストップできるスグレモノ便に乗った。
会社に出入りしていた旅行社の人から「アリヤンさん、こんな安いチケットがあるんですがいかがですう？」と紹介され、思わず買っておいたものだ。

往路はアメリカ・シカゴ経由でイギリス・ロンドン、ロンドン経由でオーストリア・ウィーンまで行き、ロシア訪問。
（関空⇒ウィーンまで搭乗時間約２３時間だった）
ウィーンで一泊して、モスクワに飛んだ。
それからシベリアの３都市訪問の後、極東のウラジオストックまで行った。
緯度的には、大阪をスタートして東回りで地球を回って新潟辺りのウラジオストックまで到達したので、このときは、ほぼ地球一周以上をしたことになる。
ユナイテッド航空の格安チケットは往復とも北アメリカ経由なので、ウラジオストックから非常に近い日本には帰れない。
帰りもまたわざわざアメリカ経由でなければならないのです！

帰路、ヨーロッパからの帰りに、北米大陸ワンストップ地として、カナダのモントリオールを訪れた。
モスクワの取引先の社長がウクライナ人でカナダ・モントリオールに本社をもっており、そこに行ったのだ。

ﾜﾀｸｼは、元来、アメリカ合衆国をタビする魅力を感じない。
歴史の浅い、おおざっぱな国で、言葉[英語]をぞんざいに喋るアメリカとアメリカ合衆国が好きになれないのだ。
（これは行かずぎらいではないか？　行けば好きになるのでは？っと思う）

ウラジオストックからモスクワに戻り、そこから更に西に飛び、ロンドンからシカゴ経由でモントリオールに飛んだ。
シカゴのパスポート・コントロールで少し書類不備があってちょっとだけ係官に不満を言ったところ、税関の大男に、
「You do whatever I say!（ワシの言うとおりになんでもせい！）」と威圧的に言われた。
その時、「やっぱりアメリカは嫌いだ！」と思った。
まあﾜﾀｸｼのパスポートにはパキスタンへの入出国スタンプがベタベタ押されていたので「これでアメリカ入国はひょっとしたら拒否されるのでは？」っと危惧はしていたが、、、

でも、ちょっとアメリカ人の一部は尊大すぎるのではないか？
だから９１１以降話題になった「嫌われるアメリカ人」となっている、っと思いました。

それに比べ、カナダはやさしい国。
今のところ、モントリオールしか知らないけど、カナダは行って良かった、と感じている。

エリア モントリオール(カナダ)

好きになれない合衆国の上をひとっ飛び。

モンレアル（フランス語風でいえばこうなる）の街をうろついていたらチャイナタウンに入り込んだ。

確か、香港の中国返還前にたくさんの香港人がカナダに移住した。
バンクーバーが「ホンクーバー」と呼ばれていたくらいだ。

ここモンレアルにも香港系中国人がいっぱい居た。
彼らは広東語をしゃべるので、すぐ分かる。

ミニスーパーには、白人社会の中でホッとする東洋食品がいっぱいあった。

アメリカ大陸の中で漢字に囲まれて、ちょっとホッとする気分です。

漢字文化の日本人ならではの気分ではないか？

どこかで同じような景色を見たなあ〜っと考えていたら思い出した。

オーストラリア・シドニーのチャイナタウンと似ている。
シドニーのヤツより通りがゆったりしている。

まさにチャイナタウンです。

チャイナ！！　って雰囲気です。

シドニーを少し大きくしてチョットだけパリの雰囲気を持ってきた、という表現がぴったし。

と一人勝手に納得。

大きなホテル。

官庁街。

ロシア人会社社長（厳密にはウクライナ人）、金持ちの家。

郊外に行くと、お城のような住宅が森の中に居並んでいる。
日本では考えられない光景だ。

自然のスケールが違っている。

暖かい部屋の中でくつろぐ愛犬２匹。

緑に囲まれた大邸宅。

たいていの家には船（ランチやクルーザー）があり、時には船でナイアガラの滝を見に行ったりするらしい。

話のスケールがでかすぎて、当方には理解不能。

湖？か河？

これが５大湖につながっているらしい。

バカでかいロブスターを食べた。

どうしてデカイ国にはデカイ生き物があるのか？
不思議だ！　

ロシアのカニもデカかった。
こうしたモノは見ただけでおなかがイッパイになってしまう。

しかし、雄大な自然の中でワインを飲みながら食する大物も、意外とうまかった。