日本の頂、富士山へ

2002/08/09 - 2002/08/10

小さな頃から一度は登りたいと思っていた富士へ。
実は、この年はパキスタンで氷河トレッキングをする予定だった。
だけど、急な入院で断念・・・。
少しでも氷河に近い（？）高いトコロへ行こうと考え、
3週間の入院・静養のあと、
日本で一番高い山を目指した。

22時ごろから河口湖口より登り始め、週末の登山渋滞に苦しみながらも4時過ぎに頂上到着。

−御来光−
その響きに恥じない素晴らしい風景が見れて、
ひさかたぶりに感動した。
登った人にしか分からない感動は、コトバで説明するのは難しい・・・。

エリア 山梨

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩

頂上には、うっすらと明るくなり始めた
4時過ぎに到着。

何度か休憩を挟んでいたし、
チベットで学んだ高山病対策（とにかく水を飲む）もこまめに行ったから、体力的にはさほどキツクなかった。
むしろ、ヒトだらけの登山渋滞にペースを乱され、精神的に疲れた。

天気もイイし、キレイな御来光が拝めそうだ。

当たり前だけど、
改めて太陽ってスゴイパワーだなぁと実感。
明と暗の世界をくっきり創り出す。

こんなにキレイな朝焼け見たのも久しぶり。

徐々に周りの空を赤に染めて、
まるい顔が姿を現してきた。

苦労して登った甲斐があったぁ！

周りの登山客と同じように歓声を上げてしまった。
しかも、うっすらと涙を浮かべていたかも。

何も出来なかった入院生活から、
やっと開放されたんだなぁって思いながら、
ちょっと感傷に浸ってしまった。。。

ココまで感動できるモノだとは思っていなかっただけに、
ずーっと笑ってたかも。

雲海の下から、
いくつもの煌きを発しながら現れてきた。
周りの登山客もみんな歓声あげている。
一生懸命登ってきたからこその感動。

「御来光」と呼ぶ、
荘厳な雰囲気がよく分かった。

大日岳から見た河口湖口側の山小屋の風景。
御来光を頂上で拝めずに、
これから頂上を目指すヒトもたくさん居た。

それにしても、やっぱし、頂上は寒い・・・。
真夏とは言え、けっこう着込まないと耐えられない。
自販機で買った温かコーンポタージュ、
500円の価格はいたしかたなし。

ヒトだらけで、まともに写真撮れなかった・・。
浅間大社の石碑。
個人的には、頂上まで行ったぞ、ってな証拠。

偶然撮れた、雰囲気ある写真。
おそらく、銀明水の鳥居。

帰りは砂走りのルートをとったが、
これが大変だった。
踏ん張りが利かずズルズルと滑ってしまい、
登りよりもよっぽど疲れる。
高齢者の方はけっこう転倒していた。

頂上を6時ごろ出て、9時ごろには下山。
ホント、下山で体力消耗。
それでもイイ体験が出来た。

この旅行記へのコメント （3）

• ハッチ88さん 2006/07/19 00:30:43

  凄い素敵ですね！！

  hippie1979さん
  教えてトラベラーへのお返事ありがとうございます！
  うわー凄く素敵な写真ですね〜
  
  富士山から見る景色ってこんなにも綺麗なんですね！
  

  hippie1979さん からの返信 2006/07/19 00:47:17

  RE: 凄い素敵ですね！！

  ハッチ88さん、こんばんは
  ちょうど先程、訪問いただいたみたいですね。
  投票までありがとうございます。
  
  天気に恵まれたのもありましたが、
  やっぱし苦労して登って拝む御来光はこの上なくキレイです。
  写真だけじゃ伝わらない部分もありますね。
  今年の夏は、もう1度あの御来光を見に登ってみます。
  自分も20代後半なのですが、ちょっとだけ体力が心配なので
  マイペースを貫いて、夜空でも楽しみながら登ってみます。
  
  ハッチ88さんも是非楽しんできてくださいね？
  登山は疲れるだけじゃもったいないと思うんで。

  ハッチ88さん からの返信 2006/07/19 01:01:04

  RE: RE: 凄い素敵ですね！！

  十分写真から素敵さは伝わりましたよー！
  もっと凄いって事なんですね、楽しみになってきました。
  他の旅行記もじわじわと全て拝見させて頂きます。
  
  私は登頂する気まんまんなんですけど、
  友人に体力が無い子がいるので、そこがちょっと心配です、、
  まあ無理せず、マイペースに楽しく登山したいと思います。