2005/11/23 - 2005/11/25
420位(同エリア805件中)
Amiさん
山水画のような風景と謳われている「桂林」・・・。
「漓江下りをして大自然を満喫しよう!」というコンセプトで申し込みをしたこの旅行。
「この時期は漓江の水量が少ないので、川下りの航程が少し割愛されます」と言われ、ちょっとソンした気分になっていましたが・・・。
この旅の最後は、私がエライことになりました。
いろんな意味で思い出深い旅行になりました。
(「Holidayスペシャル ANAで行く!中国スーパーチャイナ改訂版」でのツアー)
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=1日目 杭州・六和塔にて=
杭州に着くや、まずは「観光コースの変更」。
明日観光予定の「六和塔」を今日見ることに。
階段を上りきった所に「ばば〜ん」とそびえていました。
やっぱり中に入って登ってみないと!と思い、「ひぃひぃ」言いながら階段を上ってみました。
11月なのに蒸し暑くて大変だったけど、眼下に広がる「銭塘江(せんとうこう)」が見えて感動しました。 -
=1日目 杭州・西湖にて=
「西湖」は、絶世の美女、西施にちなんで名づけられたそうです。
確かに、湖の周りに立っていて風にゆれる柳や、湖に架かる橋など、趣を感じさせる風情が漂っていました。
「これで二胡の音楽が流れてきて、お茶を飲めるなら最高だろうな〜。」と思えるほどの雰囲気です。
西湖では15時頃に遊覧船に乗りましたが、もやがかかったような太陽がとても美しく、最高の気分でした。
意外と現地の観光客も多かったです。
夜は「浙江鉄道大厦」にあるレストランで夕食。おいしい「東坡肉」を頂きました。
1日目は「東方豪生大酒店」にて宿泊。 -
=2日目 杭州から桂林へ=
朝食を食べた後、「白堤」を散策。
朝もやの中を紅葉した木々を見ながら歩く・・・。
こんなのんびりした雰囲気を味わったことがあったっけ。
そんな気分にさせてくれました。
その後は清代の町並みを再現した「河坊街」へ。
フライトの関係もあり、かなり急ぎ調子だったのでさらっと見た感じです。
なので、印象も「・・・」というところでしょうか。
そこから飛行場へ行き、桂林へ飛ぶ。
機内食を食べて14時50分に桂林へ到着。
そこで待っていたものは「空港内での昼食」。
「・・・ここで食べるなら、そう言ってよ」(-_-;)
食事を終えて外に出ると、異様に暑い。
11月なのに半そででもいいくらい。
これにはびっくり。
畳彩山・七星公園を観光。
本日の宿泊先は「桂林帝苑酒店」。 -
=3日目 杭州から桂林へ=
今日は今回の旅行のメインイベントである「川下り」の日。
朝5時50分、薄ぼんやりしたホテルのレストランで朝食をとり、6時半にはホテルを出発するという。
自然光を取り入れているレストランらしく、室内が暗くて目を覚まそうにも覚めにくい。
食べ終わった頃ようやく明るくなる。
お天気もよく、風も心地がいいクルーズへ。
やはり川の水量が少なく、クルーズの航程が短くなるとの事。
でも、これで正解。
申し訳ないけど、写真のような風景が延々と続く。
途中、船内でおいしい昼食を食べたりしてまた外へ出てもこの風景・・・。
短い航程でも飽きてしまうのに、通常の航程なら・・・。
水量よ、少なくてありがとう! -
=3日目 冠岩そして陽朔へ=
途中、「冠岩」という鍾乳洞へ。
確かに、鍾乳洞って不思議な空間だと思いますが、さらにその気持ちを増幅させるのは、照明の色。
鍾乳洞を照らしている照明の色が、何とも不思議な色使い。
「たぶん日本の鍾乳洞はこんな色使いしないぞ。」という色の照明を洞内にあてている。
冠岩の景色もそうでしたが、照明の色使いにも思わず注目してしまいました。
クルーズを満喫した後は、船から車に乗り換えて陽朔へ。 -
=3日目 不思議な街、陽朔=
ホテルにチェックインしてからは、陽朔で自由散策時間。
お土産屋さんがたくさんあったり、旅行者用の安宿があったり、オープンカフェがあって西洋人旅行者がたくさんくつろいでいる・・・。
中国にこんな場所があるんだ〜。と、ちょっと不思議な感覚に襲われました。
で、早速オープンカフェに行き、私はチーズケーキ、ダンナはチョコレートケーキを注文しました。
(−ε−)むぅ・・・
それぞれのケーキが大きかったのは良しとしよう。
だが、私のチーズケーキは凍っていた。
鉄のフォークで力いっぱい刺さないと、切れない。
口の中に入れるとフローズン感が漂う。
これがケーキのグローバルスタンダードか?
口直しにダンナのチョコケーキを・・・。
( ̄^ ̄)?
なんだか遠くでチョコレートの味がする。
このケーキは確かチョコレートケーキのはずだが。
陽朔のオープンカフェ、恐るべし! -
=3日目 オプショナルツアー・印象劉三姐=
有名な「チャン・イーモウ」監督がプロデュースしたと言う、この屋外ショー。
日本人観光客のみならず、国内の観光客も多数詰め掛ける人気のショーです。
600人もの人が出演すると銘打っていましたが、いまいちピンとこない。
実際見てみないとわかりませんが、とにかくスケールが大きい!
・漓江を劇場舞台とする発想。
・物語の演出方法、特に「600人の出演者」というだけのことはある。
台詞などの意味は良くわかりませんが、ビジュアルだけでも感動する舞台でした。
私はこれはおススメだと思います。
本日の宿泊先、「陽朔新世紀酒店」。 -
=4日目 陽朔から桂林へ=
昨日とは打って変わって、朝はのんびりスタート。
月亮山や「千年大榕樹(せんねんだいようじゅ)」を見てまわった。
本当に「中国の自然」というイメージに合う風景ばかり。
お天気も良かったので、ミニハイキングにはもってこいでした。
そこから車で再度桂林へ。
象鼻山(写真)や、「正陽歩行街」というショッピングストリートでお買い物。
観光旅行だけど、のんびり観光スポットをめぐった一日でした。
夕食は有名(?)な桂林ダックやビーフンなるものを食べました。
ビーフンは何となく焼きそばに近い感じでしたが、とてもおいしかったです。
今日の宿泊先は、また桂林帝苑酒店。
今回の旅行最後の夜をホテルのバーでお酒を飲みながら過ごしました。 -
=5日目 桂林から広州、そして帰路へ=
今日で旅行も最終日。
朝食を食べて、一路空港へ。
約1時間くらいで、広州の空港へ到着。
「おや、もうお昼だ。」ということらしく、現地ガイドのお姉さんが、食事どころへそそくさと
案内してくれる。
この場限りのガイドなので、妙にあっさりした対応。
別に嫌じゃないけどね。
空港内の「金龍酒家」で飲茶っぽい昼食をとる。
意外とあっさりして食べられるもんですね。
で、「これからメイン料理かな〜」と思っているも、なかなか料理が来ない。
するとガイドのお姉さんがその雰囲気を察知したのか、私たちに気取られないような感じで
レストランの人と激しく言い合っている。
私のつたない中国語のヒアリング力を生かして聞いてみると・・・
「こんな少ない料理じゃ、お腹いっぱいになるわけないじゃないのっ!!」
と、こんな感じでガイドのお姉さんが怒っていらっしゃる。
しばらくして、お姉さんが「まだ他にもお料理がきますから」とニッコリしながら私たちに
教えてくれ、2品のお料理が来た。さっきの言い様がウソのようだ。
事の推移を私たちと同じツアーに参加されていた方(2名)にもこっそり伝えると、その方が
「違う意味でのフードファイターだ・・・」とつぶやかれたのが印象に残っている。
★最後に★
帰りの機内食が私に合わなかったのか、夜遅くに日本へ到着するなり、吐き気と震えが止まらなく
なりました。
翌日も吐き気、高熱が続き、「こりゃ私も終わりか・・・」と思い病院へいくと「食あたりです」との事。
旅は最後まで気が抜けません。また、欲張って食べてはいけないということを、身にしみて感じました。
でも、今回の旅行は心洗われる素敵な旅行になりました。
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