カタルーニャ旅行　その?　−おいしいもの編−

2006/06/17 - 2006/06/21

バルセロナ以外のカタルーニャを訪れてみたくて、内陸部の街、ＣＡＲＤＯＮＡとＶＩＣ、海岸沿いはＶＩＬＡＮＯＶＡ　Ｉ　ＬＡ　ＧＵＬＴＲＵ、ＳＩＴＧＥＳ、ＣＡＳＴＥＬＬＤＥＦＥＬＳに行って来ました。

エリア スペイン

初日、ＣＡＲＤＯＮＡでの夕食は街の中心広場の近くのレストランへ。
前菜にはこの地方の腸詰の盛り合わせに、ソラマメと生ハム、タペナードのサラダを注文。
もちろん最初はカタルーニャ地方のＣＡＶＡで乾杯しました。

メインにはカタルーニャのピザ(名前を忘れてしまいました)をオーダー。
生地が普通のピザと違って、トーストした食パンのようでサクサクしてて美味しかったです。

ＶＩＣのレストランでデザートに頼んだのはクレマ・カタラナ。
カタルーニャ風クリームとでも訳しましょうか。
いわゆるクレーム・ブリュレです。
やっぱりカタルーニャに来たのだからコレを是非食べたかった。

旅行のメインの一つだったのはＣＡＲＤＯＮＡのパラドール内のレストランでのお食事。
内装も雰囲気があってとても素敵でした。

わたしが前菜に頼んだのはエスカリバーダというこの地方のお料理。
グリルしたお野菜をマリネにして、アンチョビと共に冷たくサーブされました。
海のものと山のものを合わせてサーブするのがカタルーニャ地方のお料理の特徴らしいです。

連れがオーダーしたのは鴨の生ハムとこの地方のチーズのサラダ。
鴨の生ハムって口の中ですぐにとろけてしまうほど柔らかくって美味しいのです。

メインにわたしが注文したのは鴨のコンフィ　ポルト酒のソース　洋ナシとプルーン添え。
ペロリと骨から剥がれ落ちるほど柔らかくなったお肉と、こくのあるポルト酒のソースが絶品でした。

連れはサーモンのソテー、ソラマメのソテー添えをオーダーしていました。
立派なくらい分厚くて脂の乗った美味しいサーモンでした。

デザートにはブラン・マンジェをオーダー。
ムースの触感よりも、クリームの触感に近く、アーモンドのいい香りが口の中に残りました。

連れはスフレショコラをオーダー。
下のアングレーズソースと絡めて食べる温かいスフレ。
こういうパフォーマンスはレストランならではです。

南に下ってＣＡＳＴＥＬＬＤＥＦＥＬＳという街のレストランで本日のお勧めメニューを注文しました。
ここのレストランの量はハンパじゃない。
そしてデザート、コーヒー、ワイン付きで９ユーロ、というお手ごろ価格。
カタルーニャ地方の代表料理、といえばコレ、パン・コン・トマテ。
どこのレストランでもパンを頼むと普通のバゲットか、パン・コン・トマテか、と聞かれました。
ここは自分で作るタイプ。
にんにくを切ってパンにこすり付け、更にトマトもこすり付けます。
最後にオリーブオイルをたらして出来上がり。

前菜がまずこの量なのでびっくりです。
焼きそばのようなこの料理はフィデウアというショートパスタのようなもの。
パエリアと同じように調理されていました。
付け合せはマヨネーズではなくて、アリオリソースです。
コレを絡めて食べると絶品。

連れはパエリアをオーダーしていました。
具はフィデウアもパエリアも一緒。
お米の炊き具合がちょうど良く美味しかったです。

沢山あったメインの中から選んだのがブティファラというソーセージの１種。
ＶＩＣなどの地域が特に有名なのですが、この旅行中には本当によくこれらの腸詰を食べました。
一緒に白いんげんの煮込みを添えてサーブされることが多いそうです。