2006/06/24 - 2006/06/24
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まみさん
8月になったら「あの方」の写真を撮りたい───!
それも一面に咲いた花畑のようになった名所で。
初夏の近所界隈は、春と違ってそんなに花にあふれていないと思っていました。
とんでもありませんでした。
何か気になる花があれば、すぐに写真に撮るぞ!ときょろきょろしながら自転車を走らせているせいでしょうか。
初夏というのもいろいろな花が咲いているものだと、わくわくしました。
最初は、6月上旬の田植えの時期に写真を撮った裏の田畑は、いまどうなってるかなぁ、と寄り道をしました。
できればシリーズ第2弾の写真が撮れるかと見に行ったのですが、まだ苗はそれほど成長していおらず、全体の田畑の印象はあまり劇的な変化は感じられませんでした。
もし遠景の山並みが見えるようでしたら話は別でしたが、ここのところのバッとしない雲の多い天気ではそれも叶いませんでした。
残念。
と思ったら、近くの農家の畑に咲く花があざやかでした。
畑の花なので、ボリュームたくさん。まさしく花畑です。
寄り道してよかった@
そろそろ花を撮る情熱は薄れるかと思ったのに、家に帰りついたら思ったよりたくさん写真を撮っていてびっくりです。
ただ、花の種類は春に劣らず色々あったのですが、撮った花は、どちらかというと「あの方」に似た花が多くなりました。
「あの方」が畑として一面に咲いている姿に最初に目を奪われたのは、海外旅行先でした。
しかし、バスや列車の車窓から見かけることが多かったので、じっくり真近で撮れたことはありませんでした。
毎度、どんなにか指をくわえて見送ったことでしょう。
コンパクト・フィルムカメラではシャッタースピードの調節もできず、「あの方」は溶けたチーズのようにしか写りませんでした。
今年こそは、日本国内でもいいから、一面にたくさん咲いている様子を撮りたいです。
でも、それは8月の話。まだ2ヶ月先です。
そんな思いがここのところ日に日に募っていたせいか、今日は近所に群生していたり、畑に一面に咲いていた似た花をたくさん撮ってしまいました。
さて、「あの方」とは誰でしょう。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自転車
-
「私は誰でしょう」
「ひまわりもどき」
「ちっがーう!」 -
「私は誰でしょう。ひまわりもどきなんて言わないでね」
「じゃあ、タヌキひまわり」
「なによ、それっ!」
「だって、真ん中を目だと思うと、タヌキみたいじゃん」
「やめてよねぇ」 -
「私は誰でしょう」
「先月から見かけてましたよね」
「ええ、だから花びらの散った仲間もたくさんいます」
「だからおしべがひしゃげてるんだ」
「違います。これは風にたわんでいるだけです」 -
「私は誰でしょう」
「すごーい、おしべが逆立ってる」
「ねえ、聞いてます?」 -
「私は誰でしょう」
「おしべの先が光が灯っているみたいで、なんか線香花火みたい」
「ほめてるんですよね? どうもありがとう」
この花は、ビヨウヤナギですよね。
別名ヒペカリウムとかキンシバイ。
最初この花の名を知ったときは「ビョウ」ヤナギと勘違いしていました。
すなわち「鋲」のようにおしべが細長く立っているからかしら、と思っていました。
勘違いって面白い!
なんで鋲って思ったんでしょうね。それをいうなら、むしろ針金? -
「私たちは誰でしょう」
「違う場所でも会いましたね。遠くからパッと目立ちますよ」
「そうでしょうとも」
「これだけたくさん咲いていると、見事だわぁ」
「たくさんじゃなくたって、私たちは見事なのよ」 -
「私たちは誰でしょう」
「ねぇ、ピント合わせるの、難しいんだけど」
「それはあなたの腕が悪いんじゃない?」
「そうそう、そんなちっちゃなカメラで私たちを撮ろうなんて、おこがましいわ」
「……出直してきます」 -
「私は誰でしょう」
「すごーい、紫の葉っぱなんて、見た事がない」
「……。」 -
「私は誰でしょう」
「花もうっすら紫色なのね。ちっちゃいけれど、気品あるねっ!」
「……。」 -
「私は誰でしょう」
「葉がクローバーのとがったみたいなかんじがしますけど、お仲間?」
「……。」
残念ながら、名前知らずの名無しのごんべぇです。
※その後、ネット検索して、名前が判明しました@
「紫の葉」と「ピンクの花」のキーワードで案外、簡単に検索することができました。
オキザリスの仲間で、オキザリス・レグネリーです。「トリアングラス」とも呼ばれているようです。
オキザリスはいろいろな花があって、花の色や葉の色・形を見ると、同じものと思えません。
とはいえ、よっく見ると、やはり系統は同じだなぁと思えます。あんまり似てなくても、やっぱり兄弟あるいは親戚だなぁってかんじ@
http://onjun.fc2web.com/oxalis.html
http://www.interq.or.jp/white/yuri/okiza.html
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/okizarisu.html -
「私は誰でしょう」
「わーっ、なつかしい。私もこの中学に通ってたのよ」
「それって、ううーんと昔の話よねっ、くすっ」
「……。」 -
「私は誰でしょう」
「おしべの垂れ具合といい、花びらの繊細さといい、なんかすごく優雅なかんじがする……」
「当然でしょ、私を誰だと思ってるのよ」
「……。」 -
「私は誰でしょう」
「めしべがほんのりピンクなのね。なんか好みの色合いだわぁ」
「撮るのに随分、時間かかってるのね、くすっ」
「……。」
これも残念ながら名前がわかりません。
※これは、花の写真の撮り方の本をひっくり返していたら、でてきました@
名前がわかったところで手持ちの花事典も調べてみたら、ちゃんと載っていました。
同じ花の写真とわかった上で見るのと、わからなくて探しているのとでは、写真の見方が違ってきてしまいますからね。花事典の方はぱらぱらめくったときには分かりませんでしたよ。
名前はガウラ。あるいは白蝶草とも呼ばれていますね。 -
「私は誰でしょう」
「ああ、あなたね。母がチューリップが半分になったやつって言ってたの。言い得て妙じゃない?」
「へぇ、私のこと、そんな風に形容した人は初めてですよ」
「あら、怒らないの?」
「どうして怒る必要があるの?」 -
「私は誰でしょう」
「パステルカラーだし、花びらのつき方がずっと気に入ったわ。……でも、なんかサザエさんの頭を連想しちゃうんだけど」
「まっ、おほほほほ」 -
「私は誰でしょう」
「気に入ったので、後ろのお仲間と一緒にもう1枚撮りますね。おお、こうして見ると、後ろの子はハンバーグみたいに見える!」
「あらあら、もしかしたらあなた、お腹が空いているのではなくて?」 -
「私は誰でしょう」
「オレンジの方が気に入ったけど、赤いあなたの方がむしろオーソドックスだと思うのよね」
「それはどうも」
「怒らないの? オレンジの方が気に入ったって言ったのよ、私」
「でも私の写真もわざわざ撮るからには、気に入っていただけたのでしょう」
これは、ポピーですよね。
ケシ科。
ケシといえば麻薬がとれるといわれる花ではなかったかしら。
しかしテレビでにわか知識を手にした母いわく、茎がとげとげになっている種類は毒がないから安全なのだとか。
まさか中学校の花壇に毒性のある花が植えられているはずもないですしね。 -
「私は誰でしょう」
「すごーい、この農家の畑は花だらけなのねぇ」
「えっ、何、写真撮るの?」「私も撮って!」「私も!」「私も!」 -
「私たちは誰でしょう」
「ピンクと黄色、なんて素敵な組み合わせ@」
「そうでしょーっ」「そうでしょーっ」「きれいでしょーっ」
「あらあ、私たちはもっと上まで撮ってくれなきゃ、特徴がでないじゃないの」
ピンクの花は立ち葵ですよね。
でも主役は黄色い花、ルドベキアの方にしたかったので@ -
「私たちは誰でしょう」
「花畑って、どれか主役をみつくろって撮るといいのよね」
「じゃあ、私が主役」「私が主役!」「私よ!」 -
「私たちは誰でしょう」
「おお、下から見てもなかなか素敵@」
「えっ、下から撮るの?」「おもしろいーっ」「こっちも撮ってーっ」 -
「私は誰でしょう」
「やっぱりアップも撮らせてね」
「いいよーっ」
ヒマワリに似た花が咲くルドベキア。
私の手元には3種類の花事典がありますが、そのどれにも載っていました。
それだけ人気のあり、よく目にする花なのですね。
名前の由来は、植物学者であるルドベック父子だとか -
「私は誰でしょう」
「なんか丸っこい咲き方で、可愛い〜」
「私たちは下から花が咲くんですよ」 -
「私たちは誰でしょう」
「淡い桃色も素敵@」
「蝶が舞っているようにも見えますでしょ」
花事典で見つけることができました。
クレオメですよね。
別名セイヨウフウチョウソウとかスパイダーフラワー。
蝶はともかく、スパイダーはないですよねぇ。。。 -
「私たちは誰でしょう」
「出直してきましたーっ」
「なぁに、またあなたなの」 -
「私たちは誰でしょう」
「ピントを合わせにくいんなら、マニュアルじゃなくてデジタルオートでやるって手もあったのよね」
「気付くの遅いんじゃない?」
「そうよ、もうせっかくの太陽が影っちゃったじゃない」 -
「私たちは誰でしょう」
「さっきから少し時間がたったせいか、なんだか花びらが垂れ下がってない?」
「やぁねぇ、気のせいよ」
「失礼しちゃうわ、私たちにケチつけるの?」 -
「私たちは誰でしょう」
「たくさん咲いている様子も撮りたいな」
「あら、また引き返してきたの。物好きねぇ」 -
「私たちは誰でしょう」
「風に揺れるぅ〜。じっとしててくんないの?」
「私たちじゃなくて、風に文句、言ってくれる?」 -
「私たちは誰でしょう」
「いやぁ、目の覚めるような美しさ。たくさんあると見栄えがするねぇ」
「何、言ってるのよ。たくさんなくても見栄えがするのが私たちよ」 -
「私たちは誰でしょう」
「なんだか羽根つきの羽みたい〜っ!」
「なによ、それ。たとえるにしても、もっとマシなのはないの?」
この花もルドベキアだと思うのですが。
手持ちの花事典のルドベキアの写真は、こんな風に花びらの根元がおしべと同じ赤茶っぽかったのです。
※これはルドベキアではなく、ハルシャギク(春車菊)ではないか、という説も浮上してきました。
別名:クジャクソウ(孔雀草),ジャノメソウ(蛇の目草)。
http://flower365.web.infoseek.co.jp/16/240.html
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/harushagiku.html
http://www.hana300.com/harush.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F:Coreopsis_tinctoria2.jpg
ルドベキアの方が書類が多く、たしかに花びらの根元が赤く染まっているタイプはあったので、すっかり勘違いしていたかもしれません。
同じように根元が赤くても、ルドベキアとハルシャギクとでは違うようですが……ああ、じれったい、本当は写真同士ではなく、本物で比べられたら良いんですけどね。
http://www.yuri.sakura.ne.jp/~hana/f1/ra-gyo/rudobekia.htm
http://www.hana300.com/rudobe.html
http://homepage.mac.com/n_yoshiyuki/hana/rudobekia.html
見れば見るほど、違いがわからなくなってきました(笑)。
……しかし、「ヒマワリに似た」と形容されるルドベキアですが、花びらの根元が赤いこちらの「タヌキヒマワリ」(私の造語@)のような花を、「ヒマワリに似た」と形容するにはちょっと苦しいものがあるなぁと思っていたのは確かでした。
むしろ、オオキンケイギクの仲間のようです。 -
「私は誰でしょう」
「昔はあなたのこと、あまり好きじゃなかったんだけど、よく見るときれいねぇ」
「まあ、そう言ってくださるなんて、うれしいわぁ」
ドクダミですね。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- sunnyさん 2006/07/05 05:15:41
- あのかた
- まみさん
こんにちは。私も「あのかた」大好きです。あのかたが題名のイタリア映画のラストシーンをみて涙しました。
スペイン南部に同じような場所を見つけたのですが、いった時期が8月だったからか、あたり一面まっ茶色、、枯れてました。あれはかなりショックでしたっ。あのかたを見に、またスペイン南部へ行きたいな〜
近くにお花の咲いている場所がたくさんあっていいですね。自分が見落としているだけかもしれませんが。
天気がよくなったらデジカメ持って早朝散歩にでもでかけようかな。
お花シリーズ楽しみにしています。
sunny321
- まみさん からの返信 2006/07/05 08:34:12
- RE: あのかた
- sunny321さん、こんにちは。書き込みありがとうございます。
恥ずかしながら「あのかた」と同じタイトルのイタリア映画、存在は知っていましたが、見たことがありませんが、ネット検索で解説を読んで、強烈に見たくなりました。
俳優も監督も超超一流ですし、ストーリーも音楽も期待大ですね。
なにより一面に咲く「あのかた」の姿も見たいです@
教えてくださってありがとうございます。
スペインは8月ともなると、もう「あのかた」は一面、茶色い姿になってしまうのですね。
私は9月にスペインやイタリアを旅行しましたが、そのときはそれで仕方がないと思っていました。
↓スペイン旅行のとき、列車の車窓から「あのかた」をちょちょいと描いてみた拙いスケッチ@(上から3番目)
http://redirect.4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/11053305/
7月にオーストリア旅行のときにやっと一面に咲く「あのかた」を見ることができましたが、コンパクト・フィルムカメラだと、バスの車窓からでもこれが限界でした。。。↓
http://redirect.4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/10559274/
お花の写真はまだ撮りダメたものがあるので、調子にのって続編作っちゃうかも@
そして8月にはぜひ「あのかた」の写真を撮りに行きたいと思います。日本でもネットで探して見たら、私にとってもアクセスしやすそうなところに名所があるようです。海外で見たようにあちこちにあったり、地平線の彼方まで一面「あのかた」でいっぱい!という景色までは望めそうにないかもしれませんが、今から楽しみにしています。
-
- mottiさん 2006/07/02 17:45:48
- 私は誰でしょうシリーズ大好きデス(*^▽^*)
- ほんとにお花の撮り方が上手ですねえ。
小さいお花にもスポットライトがあたったように、存在感がありますね。(*^▽^*)
埼玉県は、川越に学生の頃住んでいた事もあり、懐かしいです。
個人的には吉見百穴が好きなんですけどね・・・
また遊びに来ます!!
motti
- まみさん からの返信 2006/07/04 08:11:49
- RE: 私は誰でしょうシリーズ大好きデス(*^▽^*)
- mottiさん、こんにちは。書き込みありがとうございます。
昨日、この「私は誰でしょう」でついに最後の名無しのごんべぇの名前が判明しました。
ほんと、デジカメを初めて手にした3月から身近な花の写真を撮るようになり、そうすると名前に興味を持つモノです。
「私は誰でしょう」は私が花たちに答えて欲しかったくらいでした@
吉見百穴は私は子供の頃に行っています。父がよくドライブで週末にあちこちに連れて行ってくれた中に入っています。
子供の頃と大人になってからでは感想が変わるので、今、行ったらどう思うかなぁと興味津々。
うすらぼんやりな記憶の中では、こちらに蜂の巣のように入口を見せたたくさんの洞窟があったような……。
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