2002/10 - 2002/10
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おじんさん
こうやって過去の旅の思い出を書いていくとその旅が追懐される。当時のノートを見ながら思い出して書いてみる。このサイトを知ったおかげでこうやって表現できることを嬉しく思う。ただ時代が古くなるたびに記憶があやふやになり、旧型のデジタルカメラの写真は粒子が粗くなる。
スペインの旅はゲルニカから始まった。高校の頃、美術の教科書の白黒のゲルニカを見て無知な僕は普通に白黒の写真で写したものだと思った。そして学生の頃、アメリカに流れ着いた僕は偶然その絵の本物を、ニューヨーク近代美術館で見つけた。ショックだった。その絵ゲルニカは白黒だった。たった一ヶ月足らずで描いた縦約三メートル五〇センチ横七メートル八〇センチの大作。
言葉を失った。その時ふと思った。何時かこの絵が故郷に帰ったならその時はまた会いに来ようと・・・
何年か経ち、祖国スペインに帰国したゲルニカはプラドから国立ソフイア王妃芸術センターに住みかを移した。
僕はそのガラス張りのエレベーターが特徴のそこに入り込み、初期のデジカメのシャッターを隠れながら押した。(ここはカメラ禁止)
久しぶりに会ったゲルニカは何一つ変わってはいなかった。
ゆっくり通りを歩くと大きな円柱が立っている建物が見えた。その建物には三つの門がありそれぞれ画家の銅像が建てられていた。門にはその画家達の名前が付いている。プラドだった。4,5時間居たろうか。大方の絵をゆっくり見ることが出来た。やはりゴヤの絵が印象に残った。ゴヤで思い出したが「PANTEON DE GOYA」の天井画もなかなかである。ゴヤの遺体が埋葬されているそうだ。
マヨール広場の喫茶店?カフェテラスでゆっくり一日を過ごすのがスペインに来ての最高の贅沢のような気がする。日本から持っていった文庫本を開いて南欧の陽射しを感じながらお茶している自分はドラマの主人公のような気にさせる。マドリッド旧市街の宿を引き上げバスに乗った。
バルセロナでは勿論ピカソ美術館である。パリのミレー地区にあったピカソ美術館とは又違った感動があった。ピカソが好きな人間は見比べた方がいいのかな?
バルセロナはガウディが有名である。サグラダ・ファミリアのエレベーターで展望台に行くと自分が高所恐怖症になってしまいそうである。ガウディの作品で一番良いと思うのはグエル公園である。子どもを毎日ここに放したらどうなるだろうか?楽しみである。
何というデパートだったろう。そこで購入したチーズの美味しかったこと。チーズはフランスだと思っていたが、スペイン物もまんざらすてたものではなかった。もっともワインは同じ価格ならフランス産よりスペイン産を選ぶ自分ではあるが・・
ダリ美術館に行きたいがためにだけ、フィゲラスに鉄道で向かう。一日がかりであったが有意義な時間を過ごすことが出来た。ダリにどっぷりと漬かることが出来た。
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