2002年ヨーロッパ～番外編～マルタ共和国

2002/06/21 - 2002/07/06

先日、サッカーで対マルタ戦があったので、番外編としてマルタを･･･。

某番組で、対戦国、マルタを簡単に紹介してましたが、番組のレギュラー陣から「マルタの言語は？」との質問に「ちょっとわからない」との答え。某外人タレントが「イタリアと同じと思ってかまわないのでは」というようなことを言ってましたが･･･、
マルタ共和国の公用語はマルタ語と英語っ！！
位置的には確かにイタリアには近いですが、英国の統治が長かった国で、語学学校が幾つかあり、そこでは英語が学べます。私もその語学学校の一つに2週間行きましたのでその時のことを･･･。

マルタの英語には若干の訛りがあります。語学学校の先生も訛りがある先生もいましたが、私の先生は気になるほどではありませんでした。勿論、私は訛りがわかる以前の語学力なので定かではありませんけど･･･。
ヨーロッパで英語となるとまずイギリスが主流ではあるのでしょうが、気候、治安、価格、等の理由で私はマルタを選びました。

地中海の真ん中にあるこの国は夏は暑く･･･というより暑すぎる（7月上旬で38度）くらいではありますが、湿度は低く、不快感はありません。飲み水は手放せませんが。真夏に行くならイギリスより海に囲まれた島でリゾート兼語学勉強ができてお得！
治安はとても良く、１人で夜の外出も問題なし！（何度か体験済）
バスのおつりのごまかし、法外な価格で水を売られる、なんてこともありますが、おつりの確認、価格表示のある水を買うことで防げる。大抵のお店は至って良心的ですのでご安心を。
物価は特別安いわけではありませんが、イギリスよりは安い。私は語学学校とホームステイ2週間で（旅費別）8～9万円程度。
語学学校ではドイツ、スイスの方々が多く、その他イタリア、トルコなど。日本人は比較的少ない（イギリス、アメリカ等との比較）。

私のホームステイ先のご主人はイギリス人で奥様はマルタ人。家では訛りのない英語を聞けました。イギリス人のパパの影響か、朝食では紅茶を毎朝いただきました。
朝ごはんはパン、シリアル、コーヒー、紅茶などを自分で選んで。夕食はサラダ、週末はフライドチキン。季節柄（夏）、さっぱりとした軽い夕食でした。特に物足りなさは感じませんでした。暑くてバテ気味でしたし。

水道水は海水を汲み上げているので、塩分があります。ホームステイ先では更に浄水器を通した水を飲料としていました。それでも塩分は感じますが、飲んでも平気でした。

この国はバスと猫が有名。一応、マルチーズ（犬）の原産国（マルタ人をマルチーズと言います）ですが、見かけませんでした。猫はいたる所にいました。レストランで食事していたら足元に猫が！！人なつっこい。バスはレトロな形。首都・バレッタのターミナルではずらっと並んだバスから目的のバスを探すのに一苦労。降りる時はヒモを引くと音が鳴り、次の停留所で止まってくれます。乗る時は手を挙げて運転手さんに合図が必要。

海に囲まれた島ですが、砂浜といより、岩場。もしかするとどこかに砂浜があったのかも。あまりに暑すぎて海に行く（陽にあたる）のを避けていた私は1度、コミノ島に海水浴に行った程度なので･･･。
これといって特産品はありません。マルタレースは一応お土産に購入しましたが。買い物よりのんびりするのがいい島国です。

イムディーナという「静寂の町」に行くと、人影もほとんど無く、まさに静寂。家庭のTVの音と、はっきり聞こえるのは鳥の声。でも、たまたま外にいたおじさんは地図を見ていた私に「大丈夫かい」と声をかけてくれました。こういうの嬉しいですね。

いつか、真夏にまた行って、無駄なくらいの暑さを味わいたい♪

エリア ヴァレッタ(マルタ)

マルタの猫
レストランで友達とお別れ食事会中、
いつの間にか足元に･･･。
鳴くでもなく、じっとそこにいました
おねだり？

ステイ先の玄関
街中からはちょっと離れたところにありました。

夕食後にはよくパパとテラスでくつろぎました。
「さあ、煙草の時間だ！」と誘われ、今日は何をした？と聞いては私の上達度を試すパパ（笑）
すっごく優しい家族でした･･･

ステイ先のテラスからお隣のテラスを覗くと、プールが！平日は無人のようで、週末には家族と犬を見かけました。週末を過ごす郊外の別荘･･･？

首都・バレッタ
迷いました･･･。

ステイ先のご近所にあった木
何の木かわかりませんが、何故かずっと気になって、思わず写真を撮っちゃいました。
未だにどうしてこんなに気になったのか不明･･･

ホテルからの景色