2006/03/11 - 2006/03/11
1288位(同エリア1792件中)
ぱぶさん
カラック城を後にして次に、バスの着いたところは全くの砂漠かちょっとした露天掘りの廃坑跡と言った様な風情の場所で、特に何の遺跡と言うか、特徴ある残滓も見当たりません!旧約聖書の創世記のソドムとゴモラの伝説で有名な、その地がこの辺りにあると言うので、皆さん一部壊れた鉄鎖のところから内部に入りますがあまり納得のいった表情ではありません。
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小山に上って見渡したり、砂地を障ってみたりしますが、化石の欠片も見つかりません。また、神様が硫黄を降らせソドムの町を焼き尽くした言われているので、どこかに硫黄の黄色い残滓でも見つからないかと探しましたが全くその気配は見つかりませんでした!(そんなことで考古学されたら大変だ!)
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でも、ここもその想定地の一つだと
言うことです。(ソドム or ゴモラ?)4000年も5000年も前のことだもん仕方ないですよね!でした。この後、ロトのケーブに向かいます。 -
これはロトの洞窟への案内板の出ているところ。その後ろに見える建設中の建物はホテルと、博物館とか。
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この階段を登りきるといよいよロトの洞窟です。
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後ろ左側にある穴がロトの洞窟の入り口です。またこの穴の隣は教会跡です。ロトは家族とソドムの町から逃れますが、妻は猛火で焼かれる町を神の命令に背き見たために塩の柱にされました。ロトとその娘2人が住んだという“ロトの洞窟(cave)”で、姉妹はロトを酒に酔わせ酔ったロトとの間に子供をもうけました。こうした子供は後のモアブ人(姉の子)とアンモン人(妹の子)の先祖となったと言うことです。(しかし、イスラムではここの話は信じられていないそうです。)
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キリスト教徒は後世7世紀頃になりこの洞窟を聖地とし、バシリカ様式の小さな教会を洞窟の右に建てたのです。このロトの洞窟からは前青銅器時代の遺物も出てきたそうです。入り口内部にはモザイク床もあるそうですが、修復のため入れませんでした。
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なお、ロトの妻のなったと言う塩の柱のシンボルの様な変なモニュメントが死海を背景にありましたのでここでも皆さんちょっとスナップでした。
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坂をおりて少し進んだところに中世マムルーク時代(13世紀〜16世紀)に砂糖キビから砂糖を精製していた工場跡と言うのを見学しました。死海南部のゴール・サーフィーと言うところですが、この製糖工場ではワディ(渓流)の水を利用して石臼をまわし(その石臼の残骸が見えます)、搾り取ったジュースを大鍋で煮詰めて砂糖として製品化し、貴重な特産品としてヨーロッパ各地に輸出していたそうです。
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ここからは砂糖壷(sugar pot)も多く出土しているそうです。今でもこの跡地には沢山の砂糖壷の欠片の様なものがありました。現在はこの辺りには製糖工場(産業)はありません。その代わりと言うかこの近くでは死海の水からカリや臭素を取る製塩工業がヨルダン、イスラエルの両側で行われています。死海半島の南側は水深がとても浅く、干上がりつつある様子です!
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ちょうどこの時間、夕陽に赤く染まり、ごつごつの斜面にちょうど、空に向け吼えるゴリラの様に見えた岩があったのでスナップを撮りました。
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中世の精糖工場跡地辺りを散策しているしばらくの間に、死海の向こうの山入端に沈むきれいな夕陽の光景に出会いました!じっと佇んでこの光景を眺めました。”今日もかく有りけり、明日もまたかく有りなむ。この命なにをあくせく!”でしょうか。(ちょっと、幸せ。感謝、感謝!シュクラン!)
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この旅行記へのコメント (2)
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- tensobaさん 2011/07/10 08:57:23
- 塩の柱になったロトの妻
- ぱぶさん、おはようございます。
若いころ(ぱぶさんから見ればわたしはまだまだ若いですが^^)、聖書のこの箇所を読んで、旧約の神は厳しいと思いました。他にも、アマレクへの攻撃をサウルに命じるとき、「子供も乳飲み子も容赦してはならない」とかありますよね。
自分は大学時代、古典ヘブル語やラテン語(こちらはBHSのアパラトスを読むのに必要でした)等を勉強して(趣味の範囲です)旧約聖書は面白いと感じた反面、福音書におけるイエス像の中に見る神様とはまるで違うと強く感じました。
クリスチャンもいろいろでしょうけど、そういう旧約聖書をどう見ているのか不思議でなりません。
ぱぶさんがヨルダン、アカバでダイブされたというのを思い出していま時々ぱぶさんのそちら方面の旅行記を拝見中です。
- ぱぶさん からの返信 2011/07/10 10:07:46
- RE: 塩の柱になったロトの妻/ヨルダンの1年間、とてもよい経験でした! (*^_^*)
- tensobaさん:
コメント、1票も有難うございます。ぱぶさんにとってヨルダンの1年間、とてもよい経験でした! (*^_^*)
旧約聖書にちなんだゆかりの場所があちらにもこちらにもと沢山あり、また日常の生活も砂漠(土漠)と過激な自然、アラブ・イスラエルの対立等々。
ぱぶさんは死海、ぺトラ、ジェラッシュ(ローマ遺跡)、十字軍砦跡、ワディラム(べドウインの里、アラビアのロレンス)、アカバ(経済特区で港町)、それにモーゼ終焉の地、国花のブラック・アイリス等、みな懐かしい思い出が詰まっています!4月から10月まで雨が一度も降らない、しかし気温は年中ほとんど東京と変わりません!
この様な場所でシニアーボランティアーとして地元の人とも仲良くし、それは今でもコミュニケーションで続いています!当時のボランティア仲間では今も折々会って旧交を温めています。
> ぱぶさん、おはようございます。
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> 若いころ(ぱぶさんから見ればわたしはまだまだ若いですが^^)、聖書のこの箇所を読んで、旧約の神は厳しいと思いました。他にも、アマレクへの攻撃をサウルに命じるとき、「子供も乳飲み子も容赦してはならない」とかありますよね。
> 自分は大学時代、古典ヘブル語やラテン語(こちらはBHSのアパラトスを読むのに必要でした)等を勉強して(趣味の範囲です)旧約聖書は面白いと感じた反面、福音書におけるイエス像の中に見る神様とはまるで違うと強く感じました。
> クリスチャンもいろいろでしょうけど、そういう旧約聖書をどう見ているのか不思議でなりません。
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> ぱぶさんがヨルダン、アカバでダイブされたというのを思い出していま時々ぱぶさんのそちら方面の旅行記を拝見中です。
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