◆オーストラリアのきらきら星◆～初海外はホームステイ～

2001/08/18 - 2001/08/26

　人生で初めて海外に行ったのは、オーストラリアでした。
　高校生になったらバイトをして海外に行くんだ！と勉強そっちのけで放課後バイトしてました(笑)。
　１年間こつこつ旅費を貯め、周囲の反対を押し切り、高校二年生、十六の夏休みにオーストラリアへ。
　このときはＨＩＳのホームステイのツアーを利用しました。
　今みたいにジェットスターとか無かったので、代金は約22万円と結構高額。カンタス航空利用でした。

　とにかく何も知らなかった私は怖いもの知らずで、一人オーストラリアへ旅立ちました。
　初めての飛行機、初めての一人旅、初めての海外、初めてのホームステイ、とにかく初めてづくしで、刺激的な旅でした。

エリア パース(オーストラリア)

• 同行者: その他
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: カンタス航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

　日本を夜出発し、パースに到着したのは朝でした。
　旅行会社の方が空港まで迎えに来てくれて、そこから車でホストファミリーのおうちまで向かいました。その日のホームステイ利用ツアーの客は私しかいないらしく、車内は私と旅行会社の人だけでした。　

　ホストファミリーのお宅に到着し、この日は日曜日だったので午後からビーチに連れて行ってもらいました。

　こんなきれいなビーチもありました。そんなきれいなビーチとbintang^^;
　このあと、初めてオーストラリアンスタイルのポテトを食べました。そう、お酢がかかっているのです。なかなかおいしかったです。ポテトチップスみたいだなぁと思った記憶があります。

　まるでホテルのよう。
　
　お父さん・お母さん・カルムの３人しか住んでないのにお風呂も２つあり、ひとつは「大人用」もうひとつは「子供用」だそうです。
　私はもちろん「子供用」を使わせてもらいました。

　私が滞在したのは、オーストラリアでも一番に住みやすいといわれているパースです。私のホストファミリーはホストマザーのスーザンとホストファザーのマイク、そして６歳になる息子のカルムでした。

ホストファミリーの皆さんはちゃんと審査を受けて合格した家庭だけが受け入れ先となっているらしく、中流階級の方が多いようです。
　私がホームステイしていたお宅はなんと家にプールがありました。

　私がパースに行った８月の後半というのは本当はよく雨が降る季節らしいです。しかし、私が行ったときには雨は一日だけしか降らず、やっぱり私は晴れ女なんだなあ、ラッキー☆(＾０＾)と思っていたのですが、今年は水道止まるかも、という噂が流れていることを知り、複雑な気持ちになりました。

　今日はパース動物園へ行きます。目的はコアラです。このパース動物園はコアラがいて、しかも触れるようなので行ってきます。
　パース動物園はスワン川の向こう側にあるのでフェリーに乗ります。

　ガラス越しですが、こんなに近くにお猿さんがきてくれました。

　象の前でめっちゃラブラブな地元カップルを見ました。象の周りは人少なかったのですが、私の存在に気づいていないのか、気づいてても私を象だと思っているのか…

　オランウータンもいました〜

　置物のように動かないペリカン…

　このパース動物園は園内がアジアの動物、アフリカの動物などいくつかのスペースに分けられています。さあ、いよいよオーストラリアンブッシュへ！！

　…しかしいくら歩いて探してもオーストラリアの動物たちのいるオーストラリアンブッシュが見つかりません。
　ついに係りの人に聞いてみると、今日はオーストラリアの動物たちの展示はやっていないということ。(T０T)残念…見られないとわかると余計に見たくなります。

　動物園の敷地内。
　水蒸気が出ていて、東南アジアの熱帯雨林を再現してるのかな。

　パースの街中はこんな感じです。空もきれいです。
パースの街中で迷ったついでにウエーブロックへの一日ツアーを申し込みました。このツアーではウエーブロックの他にヨークという小さな町、それからアボリジニの壁画がある洞窟にも立ち寄ります。

　次の日、朝早くパースのバスターミナルに集合です。
　あ！バスが来ました!しかし、バスは私の前を素通り…なぜ？！ここじゃないの？？とバスを追いかけました。しかし、バスのスピードに追いつくわけもなく、瞬く間にバスは見えなくなりました。自分の無力さを感じ呆然と立ち尽くしていると、なんと！バスは再び戻ってきました。なんてことはない、迂回して戻ってきたのでした。
　バスガイドさんはとってもいい人でした。数十メートル先から走ってくる私の姿を見て、「急がなくてもいいよ〜」とジェスチャーで伝えてくれました。
　さて、出発！2時間くらいでヨークに到着しました。
　ヨークの町はのんびりしててかわいい感じでした。ここでの観光時間は30分程度でした。ガイドさんは「お茶でもしておいで」って言ってましたが、ぐるぐる散歩していたら30分なんてあっという間でした。

　郵便局もこんな感じ。

　ヨークの教会

　ウエーブロックはその名のとおり、岩なのに波のようです。

　ウェーブロックの上から。まさにオーストラリア！って感じです。

　バスの中で寝てばかりいるので他の乗客の皆さんから「君は良く眠っているね」と言われました。その中の一人のおばあちゃんが座席の上のほうから枕を出してくれました。

　アボリジニーの洞窟です。中に壁画がありました。
　ガイドさんがなにやら説明してくれたのですが、私はぜんぜん聞いていませんでした。なのにいきなり「君はこの伝説信じる？」って私に話を振ってきたのです。いきなりのことなので何のことか分かりませんでしたが、とっさに「YES!」って言っておきました。

　駅もかわいい！パースの電車は一定区間無料だと帰国後聞きました。無料なら乗っておけば良かった〜パースはバスも無料のがあって学生にはとってもありがたいですね！

　フリーマントルにも行ってみました。マーケットでお買い物を楽しんだ後、市内をぶらぶらしました。
　マーケットではきれいなポストカードをゲットしました。マーケットには日本人もよく来るらしく、店員さんたちは日本語で「イラッシャイマセ」と行ってきます。

　フリーマントルはなんだかのんびりした雰囲気。

　最終日の朝です。
　私がホームステイしていたお家の近所に住んでいるNANCYがお別れのあいさつをしに来てくれました。
　彼女は中国系マレーシア人で、彼女とは私が2日目に近所で迷っているときに出会いました。
　何度か近所で迷ったのですが、その度に助けてもらったのでした。

　最終日は絶対訪れたいと思っていたロットネスト島に行きます。ホストファミリーがフリーマントルの船着き場まで送ってくれ、フェリーに乗って向かいます。

　このロットネスト島のマスコットキャラクター(？)のクオッカ。カンガルーを小さくしたような動物です。

　意外となつっこい？？クオッカを追いかけていたらオーストラリアの子供に冷たい視線を浴びせられました。

　自転車で島をぶらぶらします。
　沼を発見しました。
　とっても静か。鳥の鳴き声しか聞こえません。

　ホームステイしていたお家の子供、カルム（当時6歳）散々私をいじめてくれました。親の前でだけいい子にしていた…

ホストファザーと。いろいろお世話になりました。

　ホストマザーと。あなたの作ったクッキーは最高でした。あと、毎朝パンをたくさん食べてごめんなさい。

この旅行記へのコメント （2）

• waterlilyさん 2007/06/12 14:09:45

  こんにちは！

  オーストラリアでホームステイをしてらしたのですね。
  アルバイトでためたお金でって、本当に偉いです！
  昔オーストラリアに行った時、オーストラリアの方が、
  「以前日本人の留学生をあずかったことがある」とおっしゃって、私たちに懐かしそうに声をかけてこられたことがありますが、きっとBintangさんのように良い生徒さんだったのでしょうね。
  何だかそんなことを思い出しました。
  オーストラリアでのホームステイ、素晴らしい経験ですね(^_^)
  

  Bintangさん からの返信 2007/06/13 20:13:36

  RE: こんにちは！

  　waterlilyさん、こんにちは！
  　ご訪問＆書き込みありがとうございます。私の初海外の旅行記をごらんいただいてありがとうございます。今から６年前、私は高校生で、常識もなくってきっとホストファミリーにもたくさん迷惑かけただろうなあ、と思います^^;
  ホストファミリーとは今は連絡取っていませんが、当時６歳だったカルムはもう12歳となってますので、下手したら私よりでっかくなってるだろうな〜とふと考えました。
  　waterlilyさんの旅行記も何度か拝見させていただきました！タイでは私もラン島行きました。私が言ったのは2004年ですが、waterlilyさんが行ったときとの海の色の差にびっくりしました。一応パタヤよりは透明度が高いとのことで行ってみたのですが、私が行ったときはパタヤと同じくらいでした…でも以前はこんなにきれいだったんですね。