子連れさんの子連れさんによる子連れさんのための初海外旅行日記サイパン編

2006/02/26 - 2006/03/03

Littlepalmtreeputonslippers.

ピー!!!

娘を抱いたまま搭乗ゲートを潜った瞬間、鳴り響いたアラーム。
私は、早速係員に取り囲まれ、服のポケットの中身を取り出すよう指示され、靴さえも脱ぐよう言われる。
どうやらそれらを体から外した後、もう一度ゲートを潜らなければならないらしい。

「花、ちょっと降りててくれるかな。ママ、靴脱ぐから。」
娘を私の足元に降ろし、サンダルのバックルを外す。
見る物全てが目新しく、その上だだっ広い関西国際空港に興奮気味の娘は、何が始まるのだろうと興味津々で私を見上げている。

「では、こちらに履き替えてください。」
私の目の前にスリッパが差し出される。
あ、これを履いてもう一度潜るのね。

そう思い、スリッパに足を滑り込ませようとした瞬間、それよりも一歩先にそこに足を入れたのは花。我が愛娘花。
私の目の前に差し出されたという事は、彼女の目の前でもあり、突然差し出されたスリッパを彼女は何の疑問も抱かず足を通した。

「ちょっ、花っ!!!す、すいません。」
係員に平謝りの私。
何故自分が怒られているのか理解できず、スリッパを履いたままキョトンとした表情の娘。
予想外の展開にあたふたしながらも、別の新しいスリッパを差し出してくる係員。
こうしてリトルパームツリーの初めての海外旅行は幕を開けた。




関西国際空港

搭乗ゲートを潜ると、無料で利用できるとても立派なキッズルームがある。
見よ、この立派なキッズルームを。
何十分、何時間でも利用可能なこのスペースだが、開放時間が限られている。
ここは、18時30分でその扉を閉じてしまう。
定刻20時40分のノースウェストに乗る我々が搭乗ゲートを潜ったのが18時20分。この遊戯場に辿りついたのは18時25分。
使えないじゃんorz





他に遊戯スペースはないのかと、あちこち探していると階下のオープンエリアにそれを見つける。
早速そこへ行こうとするが………

「あそこは国内線エリアだって。」

orz


こうして我々親子三人は、搭乗のアナウンスがあるまでの長い時間、だだっ広い関空を彷徨うはめに。
しかしそんな状態を喜ぶリトルパームツリー。重い手荷物を抱え、ふらつく足取りの我々親を置き去りにするスピードで走り回っている。
おいおい、そんなに走り回っていたらそのうちに転ぶぞ。

ビタンッ!!!!
「うわぜーーーーんっ!!!!」
滑って転び、顔面からビタンと着地。彼女の唇から真っ赤な血がタラリと垂れる。
やれやれ、言わんこっちゃない。

その後血が止まったのを確認し、授乳室でレトルトの幼児食を食べさせ飛行機に乗り込んだ。
そうそう、関西国際空港の授乳室及びオムツ交換台は全ての女子トイレの隣にある。
しかしそれは、本当にトイレの真隣にあるだけでなく、カーテンで仕切られただけの空間。その上狭い。正直、オムツ交換だけなら構わないが、ここで授乳しようとは到底思えないような造り。
ほんの少し足を伸ばし、搭乗口と搭乗口の中間あたりまで行けば独立した授乳室がある。そこは内鍵がかかるだけでなく充分な広さがあるので、こちらを利用するのをお奨めする。




続きは↓のサイトにて公開中
http://www5e.biglobe.ne.jp/~yu--/top.html


他にも旅行記あります。

エリア サイパン(北マリアナ諸島)

マニャガハ島。

ニッコーサイパン、ホテルのベランダからの眺め。

ニッコーサイパンのプール。
ウォータースライダーがありました。

ホテル日航、部屋からの眺め

ホテル日航、部屋からの眺め

ホテル日航、部屋からの眺め