2006/02/24 - 2006/02/27
4815位(同エリア5153件中)
あさひさん
親族旅行で北京に行きました。
慌しいツアーだったので、あまりゆっくり観光はできなかったのですが、やっと万里の長城に行くことができました。
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冬枯れの万里の長城、八達嶺。
「うわぁー、教科書の写真と同じだ」
やっと辿り着いた万里の長城の感想は、そんなのでした。
万里の長城は総延長約6000km。
中国の一里は約500mなので、一万二千華里。本当に「万里」あるんですね。
(ところで、万里の長城の長さとして2400kmと6000Kmがあるんですが、どっちが正解なのでしょうか)
月から見える唯一の建造物として万里の長城は有名ですが、実際は
――――宇宙空間から肉眼では見えない。
と、中国科学院が否定しています。(衛星写真になら写るけどね)
確かに、長さはともかく、幅はそんなに広くないから見えないと思う。
でも、見えるかも、と思わせる壮大さとロマンを感じさせてくれる大きさなのは事実でした。
流石は中国屈指の観光地。世界中各国の観光客だらけで大混雑。
八達嶺には急勾配で人のまばらな男坂と、緩やかな勾配であふれんばかりの観光客でごったがえしている女坂があります。
万里の長城情緒ってものを満喫するなら男坂に挑むべきなんでしょうが、足腰弱いヘタレな私は女坂へ。
整備された石畳と階段だけど、なかなかの急勾配。女坂でこんなにキツイんなら男坂は無理です。
肩で息をし、足をもつれさせながら、ヘロヘロといくつかの峰を越えていくと、視界の彼方まで山々の稜線に沿って築かれた長城が見えて、そのスケールの大きさには圧倒されるばかりです。
等間隔に城楼が配置されているものアクセントになっていて美しい。 -
冬枯れの万里の長城、八達嶺。
天気予報では雪が降るということだったのですが、八達嶺に着いたらどんどん晴れてきてしまいました。
雪の積もった長城はそれはそれは幻想的で素敵だそうですが、この急斜面じゃとても雪が降ったら歩けなさそうです。
現在、万里の長城は世界七大奇跡のひとつ、世界遺産にも登録され、中国国内で有数の観光ポイントなので中国政府が保護しています。
でも、一方では周辺の住民が長城の石を勝手に持って行って自分の家の材料にしてしまうので、どんどん破壊されて続けているのだとか。
できることなら、この壮大な景観を数百年後の未来にまで残してもらいたいですね。 -
天安門広場前からの入口が正門なら、こちらは裏門。
通常の観光ルートでは天安門広場前から入って、こっちから吐き出されます。
紫禁城の周りの堀は全て氷結していて、まるでコンクリートみたいでした。 -
紫禁城の赤壁。
映画「ラストエンペラー」では自転車を練習するシーンででてきます。
わかっていたことですが、オリンピック前は修復工事で見れないところが多いのが残念です。
その分、ツアー代金が安いので狙い目でもあるのですが。 -
故宮博物館の収蔵物のひとつ。
故宮博物館というのは台湾にもありますが、これは蒋介石が逃げる時に北京の故宮博物館のめぼしいものをがっつりと持って行っちゃったから。
どれくらい持ち逃げしたかというと、台湾の方は半月ごとに特設展示物を変えるんだけど、全部見るには三十年はかかるのです。
それに比べると北京の故宮はかなり淋しい。
これはチベット仏。 -
紫禁城の中の建物
歩いても歩いてもまだ門がある紫禁城は本当に広かったです。
さすが中華帝国の皇帝の居城だったたけはあります。紫禁城の部屋の数はなんと9999.5もあるんですって。
一万の部屋があるという天帝の紫微宮、それに模して造ったんですね。 -
土産屋にて。
針山についているアレが小物入れにも。
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