2006/03 - 2006/03
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片瀬貴文さん
エーゲの輝【07】クレタ文明の富と力
3千数百年前、初めてエーゲ文明を開化させたクレタ島。
その文明を支えた富と力の源泉は、通商だったと考えられる。
オリエント、エジプト、ギリシャ、エーゲ海沿岸と、各地の産品を運び、交易の中心として、貿易で潤ったのだった。
エーゲ海の真ん中に点在するキクラデス諸島を支配して、原住民だったカリア人を駆逐し、自らは殖民する。
そのために、世界最古の海軍を組織したと考えられる。
島の東部には100に及ぶ港と町が栄え、首都クノッソスと大差ない高レベルの生活がなされていた。
クレタ人は、首都以外で都市生活を持った、最初の民族と言われている。
首都クノッソスの人口は、10万人と推定される。
当時、世界一の都市だった。
しかし農村の生活は、劣っていた。
クレタ人は文字を持ち、絵文字と線文字の二種類を使っていた。
線文字は絵文字から発達したと見られ、絵文字はエジプト文字から来たようだ。
これらの文字は粘土板に残っており、それが火災に合ったおかげで陶板化した。
エジプトのパピルスや、オリエントの陶板とは、一線を画している。
クレタ王は、最高の神官でもあった。
最高神は、農牧の豊かな生産をつかさどる、母性神だった。
これら信仰の基調は、オリエント的と考えられる。
参考:村田数之亮・衣笠茂著「ギリシア」(河出書房新社 河出文庫 世界の歴史4 1989年初刊)
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