2006/03/22 - 2006/03/24
279位(同エリア384件中)
とらねこさん
日本帰国前の最終旅行地として選んだのは
南イタリア・バーリ。帰国間際のドタバタを予測して
たったの2泊という強行スケジュールでした。アルベロベッロとマテーラも候補にあがったのですが、海が見たい&海の幸が食べたい!ということで、バーリとターラントを訪れることにしました。
今回の飛行機は、Hapag Loyd。ケルン−バーリを往復しました。
バレンタイン割引の時に予約したので、2人で往復120ユーロという破格でした。帰りは、税だけで、本体価格?は、0ユーロ。安い自由席の飛行機にも乗りなれてきました。「席ってどこでもいいの?」なんて聞いてる人を見ると初々しいなーと思ってしまいます。
ドイツも3月末だというのに、凍える寒さですが、イタリアも、天候に恵まれず、コートと傘が手放せませんでした。天気が悪いと海の色も冴えないので、残念でした。
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バーリ空港到着。着陸前、風のせいでずいぶん揺れました。うす曇りで、今にも雨が落ちてきそうです。空港の建物そのものは割と新しく、モダンでした。空港からは、駅方面に、Tempesta社のノンストップバスと、市バスが出ています。直行バスは、1時間半に1本くらいなので、市バスの乗り場を聞き、ちょうどそこに来た16番のバスに乗り込みました(1.5ユーロ)。のどかでちょっとさびれた風景をながめながら40分ほどかけて駅へ。
事前に調べていた早い列車に間に合うことがわかりあわててチケットを購入。二人で13.6ユーロだったのですが、おつりの返し方が怪しく、最初は、2ユーロちょっとしか返してきませんでした。なので、いきなりクレームモード全開。足りない!と意思表示をし、ちゃんともらいました。やれやれ。
イタリアはかなりいろいろな地域を周っているとはいえ、本島の南は初めてなので、少々、注意深く、周囲を観察しました。その結果、人は、無愛想ですが、それほど、肌で危険を感じるほどではない気がしたので、いつもどおり旅を始めました。 -
ターラントの旧市街と新市街を隔てる運河にかかる橋です。この橋、大きな船が通る時、上にあがるのではなく、横に(川と平行に)動くんですよね。かなり時間かかりそうな気がするんですがどうなんでしょうか。
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旧市街のドーモ内部です。象牙をごってり使っていて見ごたえがありました。でも、入り口は真っ暗だし修復中だし、恐る恐る入りました。
旧市街は危ない、という情報でしたが、思ったより明るい雰囲気で、道に迷っても、みな親切に教えてくれました。む、怪しい・・・と思った人でも、話しかけたら、ものすごく親切で、びっくりしました。ただ、東洋人は相当珍しいようでした・・・。 -
旧市街の入り口です。このなんともいえない、さびれたような、それでいてなにか神々しい雰囲気が、南イタリア、という感じで素敵でした。
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旧市街の入り口には魚屋が軒を連ねていました。貝がいっぱい。山奥暮らしの私にとっては夢の世界でした。
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旧市街の魚市場のそば。海沿いに、趣のある建物が並んでいます。
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こちらは新市街。まったく雰囲気が違います。
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イタリアはレストランの営業時間がドイツと違うのをすっかり忘れいて、さっさと食べてゆっくり休もうという目論見は外れ、開店するまで(午後8時くらい)待つハメに。旧市街との境目あたりのレストランに入りました。Pesce frittoという店です。風雨と寒さと空腹のせいで、ホテルの近くの手ごろなレストランにしました。
前菜からなにからエビ尽くし・・・。
写真は、イカとエビ2種類と白身魚のグリル。
油が苦手なので、その前の前菜とスパゲッティーで
すでにやられてしまっていましたが、味はよかったです。ただ、どの料理も少々塩辛かったです。どのレストランでもそう思いました。 -
ターラントのFS駅。屋根には、のんびり修復作業をしている人の姿が。これはバスの中から撮影したのでガラスの色で少々青くなっています。ターラントからバーリへは、ノンストップバスも出ていて、快適でした。
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昼過ぎにバーリに到着。さっそくホテルに荷物を置き、目抜き通りのSparano通りを通り旧市街の方へ。大通りに面したレストランで昼食です。
昨日、魚三昧だったので、本日の昼食は、オレキエッテと、肉。これは菜の花のオレキエッテ。味がとてもおいしかったです。菜の花と知らずに(わからずに)食べたのですが、風味もよく、すぐに菜の花とわかりました。さっぱりした味付けで、今回の旅行の中で一番おいしい料理でした。 -
牛肉をトマトとオレンジで煮込んだブラチオーレ。
このあたりの名物料理らしいですが・・・。 -
バーリ旧市街。まるで迷路のよう。白っぽい建物が建て込んでいます。でも、雰囲気は明るく、危険もまったく感じませんでした。
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そしてそしてそして!今回の旅行のメイン!
ウニ!
メニューには載っていないのですが、頼むと出てきます。
これは、ホテルのそばの大衆食堂のようなところで注文したものです。この日は雨風がひどく、しかも、街をあるきまわったあとだったので、ホテルの人に紹介してもらった近場の食堂へ。
5個で11ユーロでした。
パンに付けて食べます。生臭い独特のにおいが
たまりませんでした。あっという間に食べきってしまいました・・・。 -
最終日。ほぼ快晴で、海の色もこの通りです。1日目からこの天気なら・・・と思うほど印象が違いますね。
この日は、飛行機の時間まで買い物。ターラントで、一目ぼれした時計があり、重くて大きくてどうするの?という感じだったにもかかわらず、買う決心をして、お店の人に「これ重い?」って聞いたら、この時計は残念ながら売約済み・・・といわれ、ものすごく落ち込んでいました。
ここまで気に入る品物はなかなかないので悔しいなー、と思っていたのです。
バーリでの買い物終盤、ウィンドウをのぞきながら歩いていたら、同じような系統の時計があるのを発見。昨日記憶していたマークと同じマークがついていて、同じデザイナーの時計と判明・・・。店に入り、事情を説明したらカタログをだしてきてくれました。
カタログには、モダンでかっこいい時計の写真がたーくさん!でも、ターラントで見た時計は見当たらず。どこでみたの?ときかれたので、ターラントといったら、ああそれはきっと古いモデルだ、といわれました。
この店と同じ店がSparno通りにあってそこにも時計があるからそこへいってみろといわれ、移動。もちろんお目当ての時計はなかったのですが、愛想のいい、感じのいい店員さんがいて、いろいろ話しているうちに、一つ時計を買うことになりました。
会話も弾み・・・。時間も刻々と過ぎ・・・。お父さんが日本びいきだったらしく、お店の名前も何語ともつかない漢字のくずれたようなデザインで、最初は怪しいなーと思っていた店だったのですが、中の人は、いい人?でした。
かなりいろいろ買い物をしたので、両手に荷物いっぱいで、空港へ。空港では、観光振興のため?のアンケート調査を実施していて、まんまとつかまり、なんとかイタリア語で回答。。。かなり時間をとられました。空港ではその他、ワインなどを買い、ますますすごい荷物になりつつ、帰途へ。
かなりあわただしい欲張り旅行だったので疲れましたが、その分、いろいろ見られ+食べられ、満足の行く旅でした。
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