2006/03 - 2006/03
156位(同エリア187件中)
片瀬貴文さん
クレタ島は、アテネの南約400キロにある、四国の半分くらいで、エーゲ海最大の東西に長い島である。
エーゲ海の南を扼する形で横たわり、エーゲ海と東地中海とを隔てている。
この海における優れた位置が、エーゲ文明そしてギリシャ文明、大きく見ればヨーロッパ文明の、最初の双葉を育てた。
クレタ文明は、ギリシャの「ミノス王」伝説から「ミノス文明」とも呼ばれる。
オリエントの文明がオリエント人によりここにもたらされ、この地特有の自然と生活により変質して、開花した。
この文明が発見されたのは1900年(一説では1899年)、イギリスの考古学者アーサー・エヴァンズによる。
彼はこの島の首都ヘラクリオンから南へ5キロの地点で、クノッソス遺跡を掘り当て、紀元前17〜14世紀と見られる大きな宮殿を発掘した。
この宮殿は規模が大きいだけでなく、複雑な外形と部屋割りを持ち、迷宮の名にふさわしい。
ギリシャ伝説では、ミノス王の宮殿は「一度入ると出口がわからない迷宮」と伝えている。
アーサー・エヴァンスは、遺跡の近くに別邸を建て、ほとんど全生涯をこの文明の調査に費やした。
彼の著作「クノックスにおけるミノス王の宮殿」は、4巻7冊よりなり、名著と言われる。
(参考:村田数之亮・衣笠茂著「ギリシア」(河出書房新社 河出文庫 世界の歴史4 1989年初刊)
写真は、ロードス島で写したものです。
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