ドリュ−バリモア演じる新たなシンデレラ・スト−リ−映画「エバ−アフタ−」旅の記憶

2003/09/30 - 2003/10/05

只今、２００３年１０月に旅した、映画「エバ−・アフタ−」の撮影舞台地フランス・ペリゴ−ル地方の記憶を、思い出しながら整理しているところです。

映画「エバ−アフタ−」の魅力は、テンポの良い音楽に南フランスの美しき田園風景、そして何と言っても、ドリュ−バリモア演じる現代版シンデレラ像。今までの常識と違い、強い意志を持つこのシンデレラは、時として相手にパンチをくらわすほどの女性なのです。

表紙の城の中には、他にも映画の中で使用された場所があるのですが、撮影禁止だった為、ここには掲載できませんでした。

実はこのシャト−見学には、いくつか思い出があります。

一つは、他の観光者の前で「この日本の方が持っている映画の映像写真はここで撮影されたんですよ」と紹介されたこと。

もう一つは、帰国後この村の人から手紙を頂いたこと、差し上げた映画（ＤＶＤ）がシャト−で放映されたことが書かれていました。（日本のＤＶＤがそのまま観れるとは思えないがそれでも嬉しい）

映画公式サイト：http://www.foxjapan.com/movies/everafter/

エリア フランス

借金のかたで売られてしまった召使モ−リスを救うため、ドリュ−バリモア演じるダニエルが城に向かうシ−ンで撮影された場所です。映画の中では、貴族の格好をしたダニエルが音楽に乗って颯爽と走っていく場所です。
映画では高いところから撮影されている場面なので、この写真とはアングルが異なります。

この写真は、ダニエル（ドリュ−バリモア）が音楽にのって颯爽と走っていく映画でのシ−ンを真似して撮った一枚です。

ダニエル（ドリュ−バリモア）が、召使のモ−リスを救うため、城の広場にやってきたシ−ン。映画とほぼ同じアングルです。

「モタモタするな、手間をかけるなよ　早く乗れぃ」

売り飛ばされた召使モ−リスが、牢の馬車に乗せられるのが、この写真の辺りです。

王子「以前どこかで？」
ダニエルに興味を持ったヘンリ−王子が、初めて声をかけてきた場所がこの写真の場所です。
ダニエル「いいえ、殿下　お会いしたことはありません」
王子「このへんの貴族は、みんな顔見知りのはずだが」
名前を明かしたがらないダニエルの態度に王子はますます興味を覚えます。

ダニエルと王子が話をしているところに、王妃マリ−が登場する。（この写真の場所）

現地の女性が、ここを指さして「ドリュ−バリモア」と言っていたので、写真を撮ったのものの、旅行中はどこの場面なのかわかりませんでした。映画の中では蜂蜜をとりながら他の召使と話をするシ−ンに、風景が似ている気はします。

映画の撮影シ−ン、ずばりの所は見つからなかったので、似ている場所の一つで写真撮影しました。

映画では、画家のレオナルド・ダヴィンチが川の上を歩き、ヘンリ−王子とまだ見ぬ運命の女性（ひと）論について語り合うシ−ンとして登場します。また、このあとのシ−ンでは、ドリュ−バリモアが河で華麗に泳ぎ始めます。

ダニエルの幼馴染グスタ−ブが絵を描いていた場所がこの写真の場所。映画と同じアングルで撮影してあります。

映画の場面で凧揚げをしていた場所が、この写真左側部分の辺りです。また、グスタ−ブに「君も走れば！」と言われ、駆けていくのが中央から右側にかけての木々の方向。

実際には、牛を放牧している場所なので、遠目に牛を眺めながらの撮影となりました。

義母のロドミラ、義姉のマルガリ−ト、そして王妃マリ−がお茶をしながら話していた場所がこの辺りです。

義姉マルガリ−トが癇癪（かんしゃく）を起こすシ−ンが撮影された場所です。

ヘンリ−王子は、この場所で王妃マリ−から信じられない話を聞かされることになる。

■映画での場面■

舞い上がっていた行動に、自分を責める王子のシ−ンが描かれた場所です。

この写真の場所は、ムッシュ・ル・ピュ−が初めて登場する市場でのシ−ン直前に映る場所です。

この映画では美しい場面が珠玉のように散りばめられています。この入り口もそんな舞台の一つとなった場所。

映画の中では、天使の格好をしたダニエル（ドリュ−バリモア）がこの入り口から仮面舞踏会の会場へと登場するシ−ンで使われました。

天使の格好をしたダニエル（ドリュ−バリモア）が仮面舞踏会に登場するシ−ン。ダニエルが登場する入り口から観た光景【その１】

映画の映像に近づけたかったのですが、安物のカメラなのでこれが限界。

天使の格好をしたダニエル（ドリュ−バリモア）が仮面舞踏会に登場するシ−ン。ダニエルが登場する入り口から観た光景【その２】

映画の映像に近づけたかったのですが、安物のカメラなのでこれが限界。

天使の格好をしたダニエル（ドリュ−バリモア）登場シ−ンの入り口から観た光景【その３】

映画の映像に近づけたかったのですが、安物のカメラなのでこれが限界。

映画のクライマックスでもある豪華な仮面舞踏会は、この写真の場所で撮影されました。　この舞踏会シ−ンには、当時撮影を終えたばかりの「プライベイト・ライアン」や「スタ−ウォ−ズ：エピソ−ド1」「トウモロ−ネバ−ダイ」などの優れたア−ティストたちが、集まったそうです。　

夢破れたダニエル（ドリュ−バリモア）が、泣きながら舞踏会場を飛び出してくるシ−ンと同じアングルで撮影しました。手前の橋のあたりでダニエルは一度倒れ、ガラスの靴を落として去っていきます。

ダニエルの立ち去った舞踏会の直後、ヘンリ−王子はここで、うなだれたまましゃがみんでいる。それを見たレオナルド・ダヴィンチは「彼女こそが君の伴侶だ」と諭すように告げるのでした。

映画で、ヘンリ−王子とスペイン王女の結婚式が行われようとした教会です。参列者の中にスペイン王女の恋人役としてロビン・ウイリアムズがいます。

この写真は、映画の中でムッシュ・ル・ピュ−の屋敷として登場するお城。映画の映像とは、丁度反対側の方向から撮影してしまったようです。

ムッシュ・ル・ピュ−の屋敷から自力で脱出した時に、出てきたのがこの写真の場所。

ヘンリ−王子が、身売りされたダニエルを助ける為、ロ−ラン隊長と共に馬で到着した場所が、この写真の場所です。

地味な写真ですが、これも映画で登場する所です。

■映画でのセリフ■
王子「君を助けに来たんだ」
ダニエル「私を助けに？召使を？」
王子「本当は許しを請いに来たんだ」
　　「あれだけ愛を誓いながら結局君を裏切ってしまった」

写真だけ見ると、なんとも殺風景なこの画像、映画の中では愛の告白、いいえ結婚の申し込み（プロポ−ズ）がされる場所として描かれているのです。

ヘンリ−王子とダニエル（ドリュ−バリモア）が抱き合い、そしてクルクル周るシ−ンを真似て撮った一枚です。

この旅行記へのコメント （3）

• oneonekukikoさん 2006/05/11 10:20:46

  旅の楽しみ方

  子犬さん
  初めまして。
  
  ウィーンの情報を探してshinesuniさんのところから
  飛んできました。
  
  サウンドオブミュージックは
  高校生時代に観た年代ですが
  冒頭のアルプスの風景がとても印象的でした。
  なにしろ、大きな画面が珍しい時代でしたから。
  ウィーンからザルツブルグへ日帰りと思っていましたが
  奥が深くて改めてゆっくりしたくなるところですね。
  改めてがいつになるかはわかりませんけど。
  
  エヴァー・アフターも
  天使のドリューバリモアがかわいかったですね。
  娘は
  羽根をつけたウェディングドレスにしたいなんていってました。
  画像で追っていくと
  映画のシーンがよみがえってきます。
  
  ステキな旅の楽しみ方ですね。
  
  しばし、映画の世界に入っていました。
  
  次なる標的は何かしら？
  楽しみです。
  
  oneonekukiko

• つつきさん 2006/03/05 19:14:56

  エバーアフターｖ

  子犬さん、こんばんはｖ
  
  私もエバーアフター観て、あの舞台設定と衣装にうっとりした一人です〜♪
  そうかぁ、あれ、実在するお城で撮影されたんですねぇ。
  とっても楽しく旅行記拝見しましたｖ ありがとうございますｖ
  
  ｢映画の歩き方｣な旅行！ 素晴らしい！
  とっても楽しそうな題材ですよねー。
  そういう観点から旅を眺めたことがなかったので、目から鱗状態でした。
  これからもちょくちょくお付き合いくださいｖ
  
  
  
  

  子犬さん からの返信 2006/03/06 14:50:34

  つつきさん、こんにちは！

  そして掲示板へようこそ！
  
  私の場合、映画を観て旅行を決めたので、順番が普通と違ったような気がします。
  
  おとぎ話にも実在する場所があるんだなぁ〜。
  そんなギャップを楽しみながら、旅をしていました。
  
  
  この映画の制作にあたっては、サルラの町に拠点が置かれていたそうです。
  フランスのお城に見立てられたのは「シャトー・ドゥ・オートフォール」、ムッシュ・ル・ピューの屋敷は、「シャトー・ドゥ・ベイナック」と言います。
  
  オートフォールの観光局が、超がつくほどの親切ぶりで感動しました。
  最後はもっと日本の方に来て欲しいと（言葉は分からないが）言っていたような気がします。
  
  ぜひ行ってみて下さい。
  
  
  「映画の歩き方」的な旅行の良い点は、何といっても計画の段階で楽しめることでしょう。
  
  メリット
  
  ?大好きな、あの映画にちょっとだけお邪魔することができる！
  ?映画を観るたび、旅を思い出す
  ?ガイドブックには載っていない穴場が見つかる
  ?調査し推理し検証し、現場に向かって一喜一憂、これはちょっとしたプロジェクト
  
  
  デメリット
  
  ?飽きっぽい人には向かない
  ?準備期間がないと、満足な結果は得られない
  ?美しい場所とは限らない
  ?ガイドッブックでは探せない場所が多い
  ?友達とは行けない（趣味や意見の違い）
  
  その他特徴
  
  ?映画によって、旅行先が決まる
  ?モチベーションが高いので迷いがない
  ?一つ二つ発見すると、芋づる式に見つかる
  ?帰国後のアルバム＝調査報告書になる。
  ?個人旅行の基本が身につく
  
  
  基本
  
  ?特典映像のチェック（メイキング映像・監督による解説等）
  ?映画チラシやパンフレットの入手（撮影地の記載）
  ?映画映像の検証（背後に映っている建物や店の看板、地名標識など）⇒インターネット検索
  ?協力者の出現（ベテラン旅行者による掲示板への情報提供）
  ?場面別ＤＶＤ映像の写真撮影（現地で偶然見つかることも）