チェコで登山電車

2005/11/02 - 2005/11/02

チェコ東部オロモウツの北東クルノフへローカル線で出かけました。
この路線は電化されていないのでジーゼル機関車でした。

汽笛が鳴り出発，驚いたものです...
ジーゼル機関車から汽笛の音？

この巨大な機関車は蒸気をつくるのです！！
暖房用の蒸気です！！

エリア チェコ

電化されていない路線の駅は一般的に老朽化が激しいのですが改築はまったく進んでいません。

オロモウツ県北部は山岳部で経済発展に取り残された感あり。
道路網の整備も鉄道路線の整備も遅れています。

道路に関しては皮肉なことに，自然を守る会がとても強くて道路拡充に対してさえ反対しているそうです。

初心者向けのスキー場は冬 老若男女スキーを楽しみますが
道路の交通は大渋滞，しかも狭くて整備されない道路はとても危険...

ブルンタルはこの辺りでは大きな町，お城も博物館もありますが今回は下車しませんでした。

平地に泊まっていて気がつかなかったのですが
山間部では朝 深い霧に覆われていました。

機関車はゆっくり走ります。スピードはでない電車なのです。

高原が続きます。

左の方にはイエセニーキー山脈が連なっています。
最高は１４９２メートル。覚えやすい数字です，コロンブスがアメリカを発見した年の数字。

駅の近くには長期滞在してのんびり過ごすアパートが見受けられました。ひじょうに安いそうです。

クルノフ駅前には蒸気機関車が展示されています。

クルノフで有名な産業はパイプオルガン。
2005年のチェコ館で展示された水パイプオルガンも
クルノフで製造されました。


尚，クルノフからポーランドまでは数キロの近さです。

写真の人々に会うために出かけてきました。

木の生地に風景などプリントして絵葉書を作っています。
土産用に100枚頂きました。

クルノフ観光をしてから再び駅に。

戻る途中もう一度古い駅を眺めて楽しみました。

この旅行記へのコメント （2）

• shinesuniさん 2006/02/20 05:45:31

  この街にも

  風情のあるホテルや宿があるんでしょうね＾＾
  宿泊すると面白そうですね。
  
  >ブラチス城を遠くから眺めました。
  >ドナウ川で1971年の夏に泳いだのが想い出です。
  ★1971年当時からチェコスロバキアに行かれていたのですね!
  昔の旅行記は作らないのですか？

  fkさん からの返信 2006/02/20 10:03:05

  RE: この街にもースロバキア ブラチスラバ

  shinesuniさん，
  
  この町にもトラムが走っていますね。ブラチスラバに次ぎ出かけるときがあれば路面電車に乗ってみたいと考えています。shinesuniさんはトラムが好きですか。
  
  ウイーンからブルノに通じる高速道路がなかった頃は，ウイーンからドナウ沿いに走り（その川沿いの豪華な歴史的な建物群は素晴らしい）ブラチスラバを経由してオロモウツに送迎してもらいました。その時に見たブラチスラバ城は目に焼き付いています。
  
  1968年はロンドンからドイツ経由でオロモウツに，
  1970年と1971年はパリから国際列車でオロモウツに行きました。
  
  
  昔の写真と日記がどこにあるのか分からないのと，時間管理が上手くないので，昔の旅をＵＰする事が出来ません。想い出の旅はたくさんあるのですが，ゆっくりと寄稿しようと思います。
  
  
  来週からしばらく香港・中国を巡ります。あまり観光は出来ないかも知れません，会社をたくさん訪問するので。